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(全文無料)ポルシェに出会ったきっかけ Part1

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皆様、こんばんは。
この記事を読んで頂いているということは、少なくともポルシェに興味があるということでしょう。
オーナーの方や購入間近の方もいるかも知れませんが、ポルシェにちょっと興味がある方や旧車全般について興味がある方、あるいは某首都高漫画から興味を持たれた方など、ライトユーザの方も多いでしょう。

私も空冷ポルシェに知ったきっかけは某首都高漫画をテーマにしたアーケードゲームです。
十ウン年前に、ちょっとヤンチャな友達に連れていかれた小学5年生のワタシ。
初めてゲームセンターに行き、一直線にハンドルが付いた筐体へGo。
しかし、そこで私が選んだのはポルシェではなく、R32 GT-R。


選んだ理由は「なんとなく聞いたことある車にしとこ」くらいのレベル感。
R34じゃなくて32にしたのは、ちょっと古めの車にしとこうというひねくれた性格のせいに他なりません笑


さて、このゲーム、基本的にはストーリーモードが中心です。
100円を入れると1話分のエピソードを遊べるような仕組みです。
そして、そのエピソードででてくるライバルより先にゴールするとチューニングポイントが貯まり、自分の車がどんどん強化されていくという仕組みです。
もちろん、対人戦のモードもあるのですが、車を強化しないと、一瞬でボロ負けしてしまうので、まずはストーリーモードを一通りクリアするというのがセオリーなのです。
しかしながら、ストーリーモードは百話以上あり、小学生のお小遣いではとてもとてもクリアできません。
しかも、エピソードが進んでいくと、どんどんチューニングポイントの貯まりが悪くなっていくという「課金しないやつは客じゃねえ」精神に溢れた仕様。
そして、親の目を盗んでゲーセンには入り浸るにはこのエピソード数はあまりに多すぎ、小学生にはあまりに高すぎた壁でした。

悪知恵の働いた小学生の私は、正規ルート以外での攻略を考えます。
お金を増やす方法をまず一生懸命考えますが、大したアイデアはでてきません。
そんな中、深夜にこっそり家のPCでGoogle検索していると、ヤ◯オクになんと、MAXまで強化されたカードが2000円位でいくらでも売っているではありませんか!
なんてお得なんだ!買うしかない!、そう思ったのでした。

ヤフオクを見ていると、あらゆる車種のカードが出品されていました。
GT-Rもいいなあとも思いましたが、やはりちょっとタイプの違う車に乗ってみたい。
気になっていたのはトヨタ80スープラ。
しかし、地元のゲームセンターには「ナープラ」というプレイヤーネームの激強高校生がおり、同じ車種にするのはちょっと怖い。
そんな葛藤もありました。

Wikipediaと公式ホームページの車種一覧を行ったり来たりする日々。
そのとき、本編には全く登場しないながらも何かを訴えかけるデザインの車を見つけます。

それは、湾◯の帝王、ブラッ◯バードのモデル964ターボ、、、ではなく、、、

当時の最新型ポルシェ997GT3、、、かと思いきや

ポルシェですらないGEMBALLAのAvalancheでした!


そう、当時はポルシェの正式なライセンスがないため、997はAvalancheでの登場という形だったのです。
今考えるとGEMBALLAのエアロ(特にフロントスポイラー)が特徴的だったのですが、あのなだらかな、それこそ雪崩のようなデザインに一目惚れしてしまったのでした。


白にオレンジラインのAvalanche号は圧倒的なスピードと滑るような独特な操作性で私はこの車に虜になりました。
そして何より、(ズルをして)手に入れた圧倒的なスピード。
周りのへっぽこ小学生のカードをボコボコに打ち負かし、天狗になっていたのでした。
しかし、蜜月は長く続きません。

いつもプレイしているゲームセンターとは違う、イ◯ンで友達と対戦をしていると、近くにいた玄人らしい高校生が乱入対戦を仕掛けて来ました。
当時は友達と対戦中、他のプレイヤーの乱入を防げないシステムになっていました。
「今のお前なら勝てるんじゃないか」
友人が煽ります。

私のカードは周回やりこみしないと発生しないオーラを纏っており、そのくせ、ストーリーモードをほとんどプレイしておらず、大したテクニックもなかったので、良いカモだったのでしょう、、、
数百メートルの差をつけられ、ボロボロにちぎられてしまいました。

友人には自分でやり込んだと嘘を付いていた愚かな小学生だった私は、友人の前であまりにもダサい負け方をしてしまい、もうその友人とゲームセンターに行くことはなくなったのでした。

当時は詳しいことは知りませんでしたが、大人になってから調べると、このシリーズの三作目の車両データが入っている磁気カードは、不正な操作をすることでいくらでもコピーできるというものだったようです。
確証はありませんが私が購入したものももしかすると不正コピーだったのかもしれません。

とはいえ、そんなズルして購入したものは当たり前というべきか、中学に入る頃にはどこかに行って失くしてしまったのでした。

そして、私がポルシェへと強い関心を持つこともなくなりました。
この一件のせいもありますが、このゲームの原作は小学生にはあまりにも難解で、もっとシンプルな某峠バトル漫画の方に心が傾いてしまったためです。

中学生担になった私は、この漫画の最強キャラが操るGC8型インプレッサが大好きになってしまったのでした。
その後、関心はランエボ、なぜかAZ1と移っていき、ポルシェが人生に戻ってくるのは当面先となるのでした、、、(続く)


ということで今回はここまで!
しょうもない自分語りで恐縮ですが、読み物として読んでもらえたら幸いです。
この話の続きも書きますが、もうちょっと皆様のカーライフの役に立つ記事も書いていきたいと思います。
もし面白いと思っていただいた方がいれば、ガソリン代になりますので、ポチッとして頂ければ幸いです。

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