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「笑顔の連鎖」に感じる喜び。高校生クルーが活動にかける想い

ポラリス森下のボランティアクルーには学生さんもいます。
高校3年生のリサさんにも話を聞いてみました。

高校生クルー リサさん 普段の様子


ポラリス森下との出会い

出会いは2023年の終わり頃です。
高校生世代チャレンジプログラム(※1)に参加中の私は、SDGsの1番と4番、貧困と教育を扱うTeam Salvationを立ち上げていました。

「高校生のお兄さんお姉さんと遊ぶお正月遊び」を計画し、プロジェクト会場がある江東区のこども食堂に通う子どもたちをターゲットに企画を進めていました。

子どもたちに
・新たな交流の場を提供することで、人と関わる楽しさや人の温かさを知ってほしい
・馴染みのないお正月遊びを始めとする昔遊びを通して、自身の非認知能力を発見してほしい
と、いう想いから生まれた取り組みです。


5人のメンバーと共に江東区で子ども食堂を営む全24団体に協力要請をする中で、私たちを快く受け入れてくださったのが当団体だったのです。


活動参加の理由は「恩返し」

宮川代表を始めとするポラリスの皆さんは、イベント企画の相談から会場手配まで、何者でもない私たちに手を貸してくださいました。

ポラリスさんのように真剣に向き合い、一緒に考えてくださる大人の方がいなければ、この企画は実施できなかったと思っています。

企画そのものは上手くいったと言えませんでしたが、「福祉の難しさと重要性」を体感する貴重な経験となりました。

企画終了後、
・ポラリスさんに恩返しがしたい
・偶然が重なって繋がることのできたご縁を大切にしたい
・笑顔と幸せの輪を広げていきたい
という想いから、そのまま継続してお手伝いさせていただいております。


子ども食堂で活躍中のリサさん(右)


活動通して叶えたいこと

私は中高6年間をカトリックミッションスクールで過ごし、カトリック精神に多く触れてきました。

カトリックには隣人愛というものがあります。
・自分を愛するように他人も愛しましょう
・自分がされたいと思うことは、他人にしましょう
という考えです。

私はこの隣人愛を持ってポラリスさんで活動したいと思っています。沢山の方と関わることで温もりを感じられ、
一人でも多くの方が笑顔になれる居心地の良い居場所を作っていけたらと
微力ながらも尽力させていただいてます。

また、こども食堂の特別感や先入観を払拭するため
若い世代に向けて「こども食堂」「福祉」を身近に感じてもらえる発信も行っていきたいです。

中高生や大学生などの若い世代にもボランティアに参加したいと思ってもらいたいです。

接客中の様子


笑顔の連鎖と繋がれたご縁を大切にしたい

ポラリスさんで活動していて、嬉しかったことを挙げればきりがありませんが、少しだけご紹介します。

一つ目は、ご来店くださったお子さんが笑顔で嬉しそうにご飯を食べている姿を見られること。

私は幼い時から人が好きでしたが、特に笑顔の人が大好きです。
こちらまで幸せな気分にさせてもらえて、いつも力と元気をもらっています。
「おいしい!」「全部食べたよ!」と伝えてくれるお子さんたちを見ると、自分が作った料理ではないのに勝手にうれしい気持ちになります。

笑顔の輪がお客さんやスタッフへ連鎖していくのも子ども食堂のいいところだと思います。

二つ目は、新たなご縁が生まれたこと。
江東区にも森下にもご縁すらなかった私ですが、今こうして皆さんと繋がりお手伝いができていることを嬉しく思い、私に関わってくださるすべての皆様に感謝しています。

ポラリスで沢山の方々と繋がれたことで、それまでは触れたことのなかった介護や看護という分野のお話を伺う機会ができたことも自分自身の人生の糧になる貴重な機会だったと感じています。

偶然の産物であるご縁を大切にしながら今後も活動して参りたいと思います。

チクチク手芸クラブでの様子


子ども食堂をキッカケに、ポラリスの活動に参加してくれているリサさん。
何事にも積極的に関わってくれて、とっても助かっています。

各月開催中のチクチク手芸クラブでも活躍中!

チクチク手芸クラブは偶数月の開催で、
5歳から中学生までの要予約制です。
最新の実施詳細と予約はInstagramよりご確認ください。


高校生世代チャレンジプログラム(※1) …高校生が何人かでグループを組み、SDGsによって分類される社会課題をテーマに、事業を立ち上げ収益化を目指すプログラム

居場所のいばしょの理念に共感してくださった方はサポートをお願いします。 ポラリス森下の活動に使わせていただきます。