私は「子どもの自律を促す専門家」でありたい!!
先日、あるオンラインセミナーを受講しました。
久し振りに教師向けのセミナーの受講。
かつて教育団体でお世話になった、講師の先生たちとオンライン越しですがお会いできて嬉しかったです。
みなさん、自分の強みを生かしてご活躍されています。
久し振りの教師向けセミナーを受講して、一体、自分の専門って何だろうか。
これです!!って言えるものは何か?
実は自分の専門性って言えなかったのです。
兵庫教育大学大学院時代は、社会科のゼミで学び、学会発表、学会誌にも掲載を頂きました。
しかし、社会科の専門というのは、大学院在学中から自分に違和感をもっていました。
また、起業家時代も自分はどんなビジネスをしているのか?
これも不明確でした。
長く、小学校教諭をしていたので、ある意味「何でも屋」なんで、絞れない自分がいました。
仔牛の先生たちを見ながら自分は何が専門なのか?考えました。
結論は「子どもの自律を促す専門家」だと。
起業家前の24年間の教師生活。
5年間の起業家生活で、自己肯定感、やる気を上げる、勇気づけ。
チームビルディング。
思考スキル、コミュニケーションスキル、心と身体のコラボ
私が取り組んできたことですが、これらをすべて含めれば、
最終的には「自律」だと感じました。
1 個とクラス全体を掛け合わせる
「子どもたちの自律を促す教師」として自分は何ができるのか。
図化してみました。
基本的には「個」と「共同体(学級)」の2つのフレームを掛け合わせて指導をします。
個の指導では、「個の学び」を重視します。
「個の学び」には、学習指導だけでなく、生徒指導も含まれます。
そのうえで、思考スキル、コミュニケーションスキル、心と身体のコラボ
こうしたことが掛け合わさることによって、
「本物の学(ぶ)力」を身に付けさせます。
一方で、「共同体(学級)」によって、個の成長を加速させます。
「共同体」の成長として土台となるのは「3つの『安』(安心・安全・安定)」になります。
「個の学び」と「共同体(学級)」の育成のために、教師の仕掛け、つまり教師がどれだけ「引き出し」の数をもっているかが大切です。
2 教師のサポート
子どもたちの指導の中でサポートは言うまでもないのですが、
ここでサポートとは、
子どもを受容したり、共感する「カウンセリングマインド」と、
子どもたちに「気付き」や「思考」、「行動」を促す「コーチングマインド」にて子どもたちをサポートしていきます。
右側の「教師のサポート」が「教師の仕掛け」より長いのは、1年間と言う長いスパンの中で、また日々子どもたちの目線に立ってサポートすることが必要だからです。
このサイトで伝えていくこと
3月までは起業家として、「オンライン教師サポートTeacher's Bridge」として発信をしてきました。
しかし、完全教師復活となった今、
子どもたちの自律を促す教師として、どんな考え方、実践をしていくか、
少しでも先生方のお役に立てるようなことを発信していきます。
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