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2moons2派生ユニット「OXQ」、需要と供給のズレ

毎回文句ばかり言ってるが、今回のnoteはOXQ(を運営するMotiveVillage)に文句言う回。
メンバーが悪いわけではないので、メンバー批判は一切なし。

OXQ概要

OXQとは、2moons2出演者によるボーイズユニット。

メンバーはBen、Joong、Nine、Pavel(Phoom)、Domeの5人。

2020年3月頃からMotiveVillage(以下MV社)のNewProjectとして発表された。
発足後、同じく2moons2に主役で出演していたEarthは参加しないと表明され、物議を醸す。

2moons2の出演者によるユニットだが、本編とは一切関係ない

6月現在、ファーストシングルのPVが公開されている。

Earth事件振り返り

NewProjectの開始がぬるっと発表された某日、髪を染めるメンバーの姿が投稿されたが、そこにEarthの姿だけがなかった。

ファンの間では、「Earthは参加しないのか?」「用事があって一人だけ別日なのでは?」と話題に。

その後、MV社のスタッフからこんな投稿があった。

内容の詳細は上記ツイートのリプライに英訳があるのでそちらから確認してほしい。

ざっくり言うと

・このグループの目的はファンに様々な角度(演技以外)から彼らをもっと知ってもらうこと。
・プロジェクト発足にあたりコンセプトなどのミーティングをし、メンバー候補には各種トレーニングやテストを受けてもらい、適した人物を選ぶことにした。
・Earthは他のメンバーと学んだり活動したりするにはまだ適応力が足りないと判断。
・Earthの今後の活動に関しては、彼に適した他のプロジェクトを試していく。

ということらしい。
なお私の翻訳精度はかなり低いのであしからず。

Earthの能力とファンが求めるもの

そもそもEarthは、歌はまだしもダンスが苦手なタイプだ、というのが過去のイベント映像などから読み取れる。
今回OXQから外された1番の原因はおそらくそこだろうと予想した上で話を進めていく。

MV社側としては、ある程度洗練された歌、ダンスで彼らの魅力を伝えていきたいのだと思う。
完成度を突き詰め、既存ファンにも今はまだファンではない人たちにも、OXQという活動を通して彼らを知ってほしい。

一方ファン側は、とにかく6人(カップル2人)で活動している姿が見たい、ただそれだけである。
多少歌やダンスが苦手なメンバーがいたとしても、その子の成長を見届けたいと思うのがファンの心理だ。

PVにおける”女性キャスト”の必要性

今回出来上がったPVを見たが、率直な感想としては「女性キャストは本当に必要か?」と思った。

もちろん作品によっては女性キャストが必要なものはたくさんあるが、OXQのファンが求めるものを考慮した上で、今回の楽曲における重要度としてはかなり低いのではないだろうか。

PVは5人の前に一人の女性が現れ、5人はそれぞれ女性に対して様々なアプローチを行うも、最終的には誰も選ばれない、という内容だ。

既存ファンはおそらく大多数が2moons2、つまりBLドラマからのファンだろう。

そんな人たちが求めているのは、決して”私に振り向く彼ら”ではない。

もちろん推しメンバーやいわゆるガチ恋勢もいるだろうが、大多数は「私たちはあくまでファンであり、彼らの”世界”に関わりたいわけではない。彼らが仲良ししているところを見たい」のである。

BenEarthであり、JoongNineであり、PhoomDomeなのだ。
決してそれ以外ではない。

そんな彼らが”女性に惹かれる”シーンを見たいはずがないだろう。
現実だって妄想カップルだって、浮気は許されない。

ここでもう一度考える、女性キャストは必要か?

2moons3でキャスト変更はありえる?

結論から言うと、私が今見ている感じではキャスト変更はしなさそうだと思っている。

何度も繰り返し2moons2とは関係なく、S3におけるキャスト変更もないと公式から発表されているのだ。
全メインキャストがMV社に所属している今、契約問題はないしファンも喜ばない、変更する理由がないだろう。

ただ、一つ忠告するとしたら「放送されるまで信用するな

これまで数々の事案を見守ってきて、GMM以外のタイの会社は信用しちゃいけないと学んだ。

突然スポンサーが降り、制作不可能になることも多々あるし、謎の契約問題が絡みキャスト変更させられることもある。

タイには正式発表された後のトラブルは付き物だ。
その時は「大丈夫」と言っていても「大丈夫じゃない」になる時はいつどこからでもやってくる。
彼らはその場その場を生きていて、容赦なく手のひら返しが起こるのだ。

だから放送するまで信用しちゃいけないし、日本と同様の対応や安心感を求めるなら大人しくGMMのオタクになることを勧める。

【10/10 追記】
な、言っただろ、「信用するな」と。

Wayo役EarthのSS3出演辞退が本人のTwitterより発表。
次のWayo役については言及なし。

MVは私達と役者からどれだけのものを奪えば気が済むんだ?

需要と供給

MV社はことごとくファンが求めているもの、がわかっていない気がする。

ファンが見たいのは、一人を除いたクオリティが高い作品でもなく、彼らが女の子に恋する作品でもない。
6人がただただ仲良く楽しそうにしているところ、格好いいところ、可愛いところ、意外な一面、成長・・・それが見たいのだ。

もちろん既存ファンに留まらず、今後を見据えた展開が必要なことは十分承知の上である。
しかし、それは既存ファンが求めるものを置き去りにしていい理由にはならない。

クオリティの追求によって今後得られるファンの数と、大多数の既存ファンから批判されることを天秤にかけて、MV社はクオリティの追求を選んだ。

既存ファンを大事にしない会社に、果たして新規ファンはついてくるのだろうか?
ちょっと過去の出来事を検索すれば、いつかは自分たちも蔑ろにされる側になる、とわかってしまう。

ファンに彼らの新たな一面を見てもらいたい、その文言に嘘がないのであれば、伸びしろしかないEarthの存在は最適ではないのか?

私はこれまで何度も何度もMV社には裏切られてきた。
でも、役者たちが悪いわけではないので、役者たちを応援してあげたい気持ちがあるのは歯がゆい。

何にせよ、これからもこうして外側から文句を言いつつ、見守っていこうと思う。
どうなっていくのやら。

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