UE5のアーリーアクセス版が出た

UnrealEngine5 の早期アクセス版が公開されました

ちょっと時間があったので、早速お家のノートPCにインストールしてみました。
インストール自体は簡単で、EpicGamesLauncherを更新すると"UE5"のタブが発生するので、ここでダウンロードを選択するとライブラリに追加されます。

早速起動してみます。
まずは定番のTPSテンプレートで開始してみることにします。

オープニングダイアログが豪華になってますね。
初回は起動に結構な時間がかかります。自分のPCはUEを動かすには少々弱めなので30分くらいかかりました。

起動してからも、DDCを作成しているのか1時間ほどシェーダーコンパイルが続いてました。
デフォルトの画面は、UE4のデフォルトと比べるとすっきりした印象。
UE4では標準でアクター配置ウインドウとコンテンツブラウザが表示されていましたが、それらがなくなり、レベルビューポートを広く使う形になっています。これらは必要に応じて、上部のツールバーの小さなアイコンを叩くとウインドウが出てくるようになっています。
UE4の初期の頃はレベルデザイナーを主たる利用者としていたのに対し、実際には利用範囲がどんどん広がっていってそれ以外の用途の方が大きくなったのでこういう形になったんでしょうね。おそらく。

使ってみた感じ、意外と軽快に動いてくれます。
UE4よりはちょっと重いかなという感じはありますが、たいしたことは無さそうです。もっとも、UE4の時点で既にかなり重いわけですが。
BPエディタやマテリアルエディタなどを少し触ってみましたが、UE4とほとんど変わらずに使えました。今のうちだけかもしれませんけどね。

UE5のデモに使われていた「古代の谷」もサンプルとしてダウンロードできるようになっていたので、せっかくなので試してみました。
UE5本体と同じく、EpicGamesLauncherの"UE5"タブに"サンプルを入手"というのがあるので、ここからダウンロードできます。
コンテンツだけで100GB近くあるので、ディスク容量などに少々注意が必要です。

あっさり動きました。
うちのGPU(GeForceGTX1650MaxQ)ではキツいかなと思ってたのですが、エディタ上で動かす分にはサクサク動いてくれました。
リアルタイムで動かすとちょっと感動を覚えます。

ただ、プレイしてみるとさすがにカックカクになりますね。
ちゃんと動かすにはGeForce3080クラスが必要になるんじゃないかなと思います。

とはいえ、いろいろなところで言われてますが、意外とLumen軽いなというのが印象です。もちろん絶対的には重いんですけど、得られる効果を考えると圧倒的に軽い。ディファードシェーディングが出てきたときみたいに、ゲームチェンジャーになる可能性は秘めていると感じました。
その代わり、メモリ、とくにVRAMを大量に消費するようです。
コンテンツのサイズがでかくなっているのもあって、PCのメモリとストレージを増強したくなってしまいました。

なかなか面白いですし、丁寧なチュートリアルもあるので、そこそこ強いPCを持っている人は是非試してみてほしいです。

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