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『ガメラ2』4K HDR版観てきました

ご!ピクジンです。

本日は丸の内ピカデリーにて『ガメラ2  レギオン襲来』の4K HDR版を観てきました。

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名作と名高く、いつか観たいと思っていた平成ガメラ作品を最高の劇場で観ることができたので大満足です。

没入感をさらに高めるドルビーシネマ

今回私はドルビーシネマってものを初体験しました。

ドルビーシネマを簡潔に説明すると、深い黒まで表現できるスクリーン、音が鳴ってる位置さえ判別できる立体音響のある劇場のことです。

□スクリーンについて

正直、画面の綺麗さに関して言えばよくわかりませんでした。
そりゃそうです、劇場でこの作品観たことないですもん。
これ公開してた96年って私まだ生まれてませんし。

確かに暗い夜の場面でも何があるかはっきり見えると感じたような気もしました。
もしかしたら気のせいかもしれませんが。

画面の綺麗さは比較対象がないと気付きにくい。
人間は結構大雑把ですからね。

今後もしも他の劇場のスクリーンに違和感を覚えたならば、その時こそドルビーシネマのスクリーンの凄さに気付く時でしょう。

□立体音響について

対して立体音響、ドルビーアトモスと言うらしいです。
こちらは絶大な効果を発揮していると思いました。
この阿呆にも良さがはっきりわかるほどに素晴らしかったです。

普通の劇場でもサラウンド音声で臨場感あるのですが、ドルビーアトモスはこと臨場感に関しては圧倒的です。

遠くの電話が鳴る音、地下鉄列車をレギオンが這い回る音、ガメラが目の前で飛行し去っていく音など、実際にその空間にいるとさえ思う瞬間がありました。

特に地下鉄でレギオンの大群に襲われるシーンは、「これ本物がこの劇場内に出ても気付かないだろうな……」などと、少し心配になるほどでした。

音の効果は視覚効果以上に重要とさえ思います。
映像はスクリーンで観る以上超えられない壁がどうしても存在しますが、音声は結構容易に虚構と現実の壁を超えていきます。

ちなみに、ガメラ2の音声は今回新しく入れ直したそうです。
大変な作業だったでしょうに……

□ドルビーシネマの不満点

快適に映画を観られるドルビーシネマにも欠点があります。
ドルビーシネマについてのプロモーションが長いことです。

映画が始まる前に、ドルビーシネマがどんな効果をもたらしてくれるのかをこれでもかと観せられます。

うん、確かに凄い。
凄いのはわかったから本編行こうよ。
え、まだやります?えぇ……

後半はこんなこと思ってました。
技術屋の悪いところですよこれは。
凄い技術はこれから2時間の間体感しっぱなしになるんだから長々と説明するこったないんですよ。

音声はともかくスクリーンの色彩は説明しなきゃ体感し辛いのでしょうがない気もしますがね……

作品の感想

まさしくガメラだ、これに尽きます。

大映怪獣は東宝怪獣(平成以降)に比べて体躯が小さいので、その分ミニチュアも大きくなります。
ミニチュアがデカいとリアルさが増すんですよね。

一般市民の視点が多く描かれるのも大きな特徴ですね。

作中テレビ中継や新聞記事など情報媒体の出てくる場面が多かった印象です。
それを眺める一般市民の呑気な感じは現実でもよく見る光景ですね。

怪獣映画の本質は人間ドラマなんですよね。
怪獣という異常事態に人々がどう行動するのかを観る楽しみなんですね。
特に一般市民の描写は、観客にとって身近な分世界観に説得力を持たせてくれるんです。
怪獣プロレスも好きですがこれが一番大事だと思います。

終わり

以上です。
ほとんどドルビーシネマの話になっちゃった。

劇場でガメラ初登場時、感慨深くて泣きそうになりました。
ガメラの鳴き声いいんだよね。

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ガメラ1の時に行かなかったの少し後悔してます。
この分だとガメラ3もやるんですかね?

また今度。

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