あらためてdodaチャレンジの登録者層を分析してみた(エリア編)
こんにちは。パーソルダイバースのなかまるです。
障害者のための転職・就職支援サービスdodaチャレンジには
毎日多くの障害者の方に登録をいただいております。
あらためてどんな方に登録いただいているのかということで、
dodaチャレンジの登録層の今回はエリア編ということで、
特徴をお伝えさせていただきます。
◎登録者は年々増えてきています
障害者全体の総数は増加傾向にありますが、
(高齢者の障害者数の増加や、環境要因による精神障害者数の増加)
dodaチャレンジでの登録者数も増加傾向にあります。
2022年度は約21,000名の方に会員登録をいただき、
前年と比べると約120%、2年前と比べると166%の登録者数となっています。
各エリアごとで見てもすべてのエリアで登録者数が増えています。
◎エリア別の割合
エリア別の割合で見ていくと、
2022年度(2022年4月1日~2023年3月31日)現在では
関東、関西、東海で全体の8割弱を占める状況となっています。
人口割合が関東、関西、東海が6割程度であることを見ても、
主要エリアからの登録が多い傾向となっています。
◎直近3年の変化~地方が増えてきている
しかしながら、直近3年での各エリアの変化をみてみると
関東、関西の割合が減っており、北海道・東北、九州エリアを中心にその他のエリアの登録割合が増える傾向となっています。
地方での登録者数が増えてきている要因は2つ考えられます。
1.働きかたが多様化してきている
コロナ以前とくらべて、リモートワークが可能な企業様が増えています。
それにより、地方に住んでいても就業が可能なリモートワークの求人での採採用も多くなっており、地方エリアで登録者が増える要因にもつながっています。
2.大都市圏の採用熱が高まり、地方での採用が増えてきている
大手企業様では、本社の管理部門や関節部門のポジション充足により、
今までの採用ターゲットでの採用は難しくなっています。
そのため、地方支社、工場での採用などにシフトしている状況が見られます。
◎登録者と求人の比較
登録者のエリアと弊社でお預かりしている求人エリアを比較してみると、
関東、北信越では、登録者よりも求人割合が多い傾向にあります。
登録者数が増えている北海道・東北、九州エリア、および主要エリアの東海、関西エリアでは求人割合が少ない結果となっています。
雇用率の引き上げにより、主要エリアでの採用熱はますます高まります。
そのため、地方エリアでの採用機会が今以上に増えることが予想されます。
まだまだ地方拠点での募集を開始している企業様は多くはない状況ですので、地方拠点での就業が可能な企業様は、地方での採用も是非ご検討ください。