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特別支援教員認定試験 言語障害(平成29年)

こんにちは。特別支援教員認定試験の過去問について解説していきます。

問1 通常学級に在籍する発達障害のある児童生徒の学習支援としてICTの利用について障がい者差別解消法にもふれながら述べなさい。


通常学級に在籍する発達障害の子は全児童の約6パーセント以上とも言われている。発達障害の子の中には特性上、文字を書くことが難しい(形を認知することが難しいため書字が難しい、手先の不器用さから文字を書くことが難しい)などが考えられる。またワーキングメモリーの容量の問題から、口頭で話を聴いた際に聞き取ることが難しいケースの子もいる。その為に、生涯をもつ子どもの学習を保証する為に、障害児の困り感に対して手助けするツールとしてICTが注目されている。

近年、障がい者差別解消法が施行され、合理的配慮が進んでいる。障がい特性に応じた支援がなされていて、障がい特性によって困り感がある方に対してその困り感が軽減するようなサポートが学校内でも進められている。その1つとしてICTの利用についても進められている。

問2自閉症の子供の偏食に対する摂食指導のポイントについて述べなさい。

偏食は徐々に軽減されていく。口腔機能にあったサイズにしたり、触感を変えるなども効果的。


問3 吃音のある子どもの実態把握


参考:ことばの教室


問4 乳幼児のコミュニケーション手段 指差し

① 指向の指差し(9・10 ヶ月~)
「わんわんだよ」と言われて、指差された方向を見る。
② 自発の指差し(11 ヶ月~)
見つけたものを「あっあっ」と言いながら指差す。
③ 要求の指差し(1 歳~)
自分の欲しいものをしきりに指差す。
④ 叙述の指差し(1 歳~1 歳 6 ヶ月)
何かを見つけた時に、「あっあっ」と言いながら指差し、
母親(養育者)を振り返る。
⑤ 応答の指差し(1 歳 6 ヶ月~)
「車はどれかな?」に指差して教える。目の前にいなく
ても、「お母さんはどこ?」に答えて、いる方向を指差す。 


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