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TRPへの批判から作法を考えたりする

俺の動画編集の仕事ってほとんどビジネス系なんだよね。エンタメ系動画の勉強のつもりで見始めたTikTokなんだけど、ホスト動画にハマって橘優輝くんの動画…一気に全部見た…良き…推せる…(勉強はしてない)🍣

さて、TRPの話題なんだけど、ブースでSMショーをやっていたところがあるらしくて、その写真のブースに「Jack'd」のロゴがあったので、多分Jack’d(ゲイ向けのアダルティなマッチングアプリ)なんだろうけど、まあ苦情来ますよね。その通りだと思います。

TRPの運営に苦情が届いていてるみたいで、ある議員のアカウントで「苦情を入れたら、運営が注意する方向で動いた(結果止めることになった)」みたいな趣旨の発言があったので、運営ルール的にもNGだったっぽい(これは裏を取ってないので推測です)。
海外のそういうイベントだったらあり得る内容でもあることを考慮しつつ、アダルトな表現がどこまで可能かを模索する課題が残ったのかな、と。

「エロ」をモチーフにしたパフォーマンスなので、「センセーショナリズム」に利用される切り取り方されるよなーと思ったら、自称バイセクシャルの作家が都合良く切り抜いていたり、これを見た議員が「SM会場」と表現したりしてたよね。

SNSでセンセーショナリズムを使わないと支持されないコンテンツって時代遅れじゃない?

同じ問題に対して「運営の課題」として「改善を求める」人がいる一方で、「どうかと思う」「吐き気がした」とお気持ち表明だけして、その後の結論や行動を受け手に委ねるだけの人や、TRPに参加した人を「SM大会に出場した」と侮辱する人がいた。

SNSでは反科学やオカルトなども同じ方法でインプレッション集めているから、同種のダサさや幼稚さ、うさん臭さばかり感じてしまった。
で、そういうコンテンツは簡単にインプレゾンビのターゲットになりがちで、そういう投稿もチラホラ見かけた。

作家に関しては、そういう表現の技法を理解してあえてなさっていらっしゃる可能性もあるなーと思いつつも、議員に至っては、センセーショナリズムを利用しないとエンゲージメントが結べないくらいにアイデンティティが無いのかな、なんて思ったり。二次元美少女で村おこしとかするのに噛みつく系議員なんだろうなー。どちらか選べって言われたら、適切に苦情を出して改善を求める議員の方が信頼できる。

俺もアダルトゲームの開発に関わっていたことがあるけど、こういうイベントに参加するべきかどうかに対して慎重な姿勢であったのを覚えてる。
会社的には「それってどのように伝わると思う?」というところを大切にしていて、最終的に不参加になった。残念だったけど、同時にそういう会社で良かったと思った。

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