合成音声にうちなーぐちを喋らせてみる

前の記事の投稿から日が経ってしまいました。noteに書くネタがない訳ではなかったんですけどね……。

5月がもう終わってしまいますので、滑り込みでちょっとネタを。

VOICEVOXという合成音声がフリーなのにすごく出来が良いと聞いて、色々喋らせて遊んでいました。ATMがもしうちの方言を喋ったら、とか。


で。昨日、Twitterを見ていたら「新幹線車内の電光掲示を再現できるサイト」が話題になっていました。

これとVOICEVOXを組み合わせて、電光掲示も車内放送も方言というのを再現したら面白そうと思って、昨日今日試行錯誤して作ってみました。

ネイティブでもないのに、うちなーぐちに手を出してしまいました。
先に謝っておきます。フレーズはそれなりに調べましたが、アクセントやイントネーションに関しては、資料を読まずに「方言ニュース」や「じゅん選手のコント」などこれまで聞いたことのあるコンテンツを思い出しながら再現したものです。テーゲーですみません。

もし近代以降も琉球王国が存続していたら。もし戦後、沖縄が本土復帰しない選択をしていたら。
ちょっと歴史が違っていたら一国の公用語だったかもしれない言葉、うちなーぐち。
そう思うとロマンがあり、「もし放送など公の場面で使われたら」という妄想のしがいがあるというもの。「ロマンがある」なんて、ナイチャーが軽々しく言っていいことではないかもしれませんが。

今沖縄では沖縄古来の言葉を復興させようという動きが活発ですが、私の動画のようにうちなーぐちが公用語となり標準語(日本語東京方言)よりも優先される状況になることは、恐らくないでしょう。標準語優位の社会は今後も続くと思います。沖縄県内各地に多種多様な言葉があるなかで、うちなーぐち(沖縄本島、特に中南部の言葉)だけを公用語として優遇する訳にはいかないという問題もありますし。

ただ、ゆいレールの放送にうちなーぐちを加えるぐらいは、やってもええやろうのになぁ、とは思います。


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