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東別院橘エリアに「ゲストハウスよるよなか」 DIYで改装、バーを併設

「ゲストハウスよるよなか」(橘1丁目17-27、TEL 052-720-4572)が6月21日、伏見通り沿いにオープンした。

 オーナーの河尻千尋さんは、東京で有名ファッションスタイリストのアシスタントやスナックのママをしていたという異色の経歴を持ち主。20代前半に旅や音楽ライブ観戦をする中で偶然の出会いや人に助けられたという経験を活かして「自分もいつかそんな体験を提供したい」との想いで ゲストハウス立ち上げに至った。

 2〜3年ほど物件を探し回り、仏具店だった物件を契約。1年以上かけて完全DIYで改装した。

ゲスト同士が自然と会話が弾むリラックス空間となるように天然素材を中心に使用するなど、内装にこだわったというモロッコや中東の日本人が営むゲストハウスをイメージした内装に、オーナーの河尻さんは 「自分が旅をする中で泊まった宿では、名産品として知られる絨毯が至る所に敷き詰められており、暮らしの中でよく布を使うということに馴染みがあるからか日本人である自分にとってどこと なく落ち着く居心地の良さが感じられた。この宿も日本の人にとって居心地の良い空間を目指した」と話す。

▲オーナーの河尻千尋さん(30)「どんな人でもくつろげる空間づくりをとことん考え抜いて作りました」
 
DIYの協力者は約30人。過程をInstagramの公式アカウントで発信したところ、投稿を見て手伝 いたいと名乗り出た人もいたという。「全くの素人であった自分がここまでできたのは、縁が縁を 呼び、その過程でさらに地域の人の協力や建築・設計関係の人からのアドバイスがもらえたから こそ」と、河尻さん。

1階はオーナー自らがもてなすバーで大好きな二度寝から名付けたという「bar にどね」、2階 は最もこだわったという共有リビングスペース、3階は宿泊スペースとなっている。1泊あたりの料金は、混合ドミトリー=3,300円。女性用ドミトリー=3,520円。お布団ルームは利用人数によって変動する。

「bar にどね」はカウンター約10席。ドリンクメニューは生ビール(600円〜)、各種ウイスキー(550円〜)、カクテル(600円〜)、ゴトーさんのレモンサワー(650円)、その他スピリッツ・ワイン(1,600円〜)、ソフトドリンク(400円〜)など。酔っ払った客は、部屋の空き 次第によってそのまま泊まっていくということもできるという。「バーというより街の飲み屋として地元の人にも気軽に来て欲しい」(河尻さん)

今後は、近くの東別院の朝市などに出店する店舗を持たない人たちとも連携して朝のモーニングや昼のランチ営業も行う。
7月28日11:00〜15:00には「ジーナトコケシの間借り喫茶」が営業、また8月9日には人気おにぎり店「おにぎりやさん」と共に隣接店舗である美容室リチェッタの駐車場にて夕飲み会を実施する予定だ。

チェックイン時間は16〜23時。チェックアウト時間は12時。無休だが予約がなければ休業になることも。
予約や問い合わせはInstagramのDMまたはメール(info@yoru-yonaka.com)にて受付中。バーは8月11日まで愛知県の厳重警戒措置実施に伴い、月曜〜土曜営業時間18:00〜21:00で営業予定となっている。

【店舗情報】
ゲストハウスよるよなか
住所:愛知県名古屋市中区橘1丁目17-27
TEL:052-720-4572
HP:https://yoru-yonaka.com
Instagram:https://instagram.com/guesthouse_yoruyonaka

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