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お題『ラブレター』13日間で「名文」を書けるようになる

13日間で「名文」を書けるようになる、のお題はきびしい。ラブなレターを書けとおっしゃる。いままでラブレターなんて書いてことありまへんがな。みなさん、ラブレターを書きはった経験ありまっか?

ラブレターを日本語に翻訳すると、恋文ですね。恋は心が下にあるので、下心ということになる話は有名であろう。下心すなちスケベェでリビドーな心のことだろう。スケベェな心はある、いや、あった、中学から大学生ぐらいまではスケベェ心と夢を頭にハチャメチャ目いっぱいつめこんでいた。

しかし、いまは枯れ果てにけり。3次元の女性とのチョメチョメに興味がなくなったのは、いつごろだろうか。ある日突然シンドくなったのを覚えている。二次元最高となったのはいつごろだろうか。かといって、二次元キャラに惚れることも、いれこむこともない。そういえば、さいきん流行りのVチューバーに投げ銭をする心理、あれはなんなんですかね?一体感?フィーリングなんですかね?

そして人を好きになる、恋しい、愛している、と思ったことがないんだよなァ。あの人にあいたくて、あいたくて涙を流していますと歌った和歌や、世界の中心で泣くことも、愛しいおまえのために逝きます、みたいな気持ちになったことはなく、そんな場面を見ても、チッとも心が動かされたことがない。サイコパスなのかなと思っていた。そんなことを言ったら中二病かなと思われるので言ったことはなかった(いま書いているが)。

「アレクサ、恋ってなに?」「質問の意味がわかりません」人口AIなみに恋がわからない。

ふとある歌のフレーズが頭に浮かんだ。

愛ってなんだ ためらわないことさ

宇宙刑事ギャバン

そう、愛とは、ためらわない、ことだ。つまりこの駄文を発表することをためらわないこと、それこそが愛であり、恋であり、恋文なのである。

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