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解釈・翻訳・伝播

世田美の民藝展に行ってきました。
2021年の東京国立近代美術館での「民藝の100年展」があまりにも圧巻すぎて少し物足りなさを感じてしまいましたが、混雑することなくゆっくり一点一点を見る事ができて充実した時間でした。

今回も柳宗悦のキュレーション、編集、インフルエンサー的能力の高さをひしひしと感じました。
様々な矛盾を孕みつつも、100年経った今でもこうして残る、土着・風土・歴史に紐づいた民衆性と
高尚とされるアート・芸術とを結ぶ概念を作り出したという功績は真に尊ぶべきものであると思います。

ところで世田谷文学館での伊藤潤二展と森美術館でのアフロ民藝展(シアスター・ゲイツ展)も気になるので近いうちに行ってみたいな、と。