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どうせ2日で終わる日記-70-(クイズにしにくい知識)【10/3-10/30】

人は見積もりを間違える生き物だと聞いた。
したがって、僕が先々週に「先週分の日記に関しては70%くらいの確率で書けると思う」と書いたのも仕方が無いといえる。
…すいません。

クイズにしにくい知識

日頃クイズを嗜んでいる人間としては、やはり面白い話に出会うとそれを基にクイズを作りたくなってしまう。
特に、できるならば競技クイズで御馴染みの早押し問題形式にしたい。これは、個人的に開発しているDiscord上で動くクイズbotがあり、それに問題として掲載したいからだ。

しかし、その面白い話の全てをちゃんと早押しクイズの問題文の形式に落とし込むのは難しい。
理由はいろいろある。問題の構成を考えるのが難しかったり、答えの単語が難しすぎたりすることもある。

例えば、Taksinus Bambusというクモがいる。
このクモにまつわるエピソードは色々面白い。
例えばこのクモは竹の中に生息するという非常に珍しい生態を持つ。
これだけでも十分に面白い知識であり、これだけならまだクイズに組み込むことができそうだ。
しかし、実はこのクモもう一つ面白いエピソードがある。
それが、このクモの発見者はYouTuberだった、ということだ。
タイを拠点に活動するYouTuber・JoCho Sippawatは自身のチャンネルで野生動物を頻繁に取り扱っているのだが、その活動の中で発見されたのがこのクモだ。
この二つの面白雑学を一つの問題文に組み込み、なおかつクイズとしても適切な文量かつ面白くするとなるとかなりの技量を要すると思われる。少なくとも僕は上手い具合に作れない。

正直言って、こういうタイプの知識は僕の手元にそれなりにストックがある。
「四ツ谷斎場という葬儀場には火葬炉で出た余熱を用いて発電し、自身の消費電力を抑える装置がある」とか、「中学生に人気のエロマンガ島(イロマンゴ島)にはかつて食人文化があって、その昔島に訪れた有名な宣教師を食べてしまったという事件があったが、百何十年ぶりにその子孫が島を訪れ島民と和解した」とか、「ゲイコツナメクジウオという生物は海底に沈んだクジラの死体周辺に生じる鯨骨生物群集という特殊な生態系に固有の生物だが、遺伝子を見るとゲイコツナメクジウオの方がクジラ類より前に地球上に出現しており、クジラが出てくる前までは首長竜などがその代わりだったという考察がある」とか、知識としては非常に興味深い知識なのに、情報量が多いなどの理由からクイズにしにくいものが多くあるのだ。

もしかしたらクイズを作るのが上手な人はこういったものもクイズに出来るのかもしれない。
しかし、残念ながら僕の技量ではこれらを上手に早押しクイズの問題形式に落とし込むことはできない。
ドボンクイズのような形だったらできるとは思うが、個人的にはやはりなるべく完結な早押しクイズ形式にしたいという願望がある。

そもそもの話なのだが、恐らく知識全体で見た時、クイズの問題文として完結に表せる知識よりも、こういった込み入った知識の方が多い。
前提知識が多く必要だったり、体系立っていたり、情報量が多かったりする知識はかなり多くあり、それらは基本的にクイズに落とし込むことができない。

それでも何とかクイズに落とし込んでみたいと思うのは、クイザーの性なのだろうか……?


最近少し忙しい。
主に大学院の予定なのだが、大学院の話を日記に書くこともないため、結果としてただでさえ忙しく書く時間が無いのに、基本的に日記に書ける内容が無いという問題が発生している。
したがって、大変申し訳ないのだが暫く日記は不定期更新とさせていただきたい。
投稿するのは基本的に日曜日なのだが、少なくとも毎週更新ではなくなることは留意していただきたい。
あと単純にここ最近僕の勉強不足を感じることが多くなり、インターネットでこうつらつらと文章を書くのが恥ずかしくなってきた感がある、というのもある。
……まあこちらは今更感があるが、ともかくしばらくは不定期更新となる。
更新をやめるわけではないので、そこはあしからず。

それでは。

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