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新型コロナウイルス感染症に罹患してわかった、働き方は備えになる話

※以下はコロナ真っ盛りな時期に別媒体で限定公開していたコラムを編集したものです

「コロナ陽性!」

主人から日中の電話、何事かと思えば開口一番がこれでした。
職場で発熱者が出て、同フロアのメンバーでPCR検査した翌日のこと。

その日から篭城生活。リモートワークの良いところは外に一歩も出られなくても仕事に全く支障のないことですね。学び舎以外の仕事もほぼフルリモートなので「コロナにかかって仕事どうしよう!」という心配とはほぼ無縁でした。

発熱はあったものの軽症っぽかったので普通に仕事をしていたところ、普通に悪化しました※(バカ!)体調が悪いというのを自分で言わないと伝わらないというのはリモートワークのちょっとしたネックかもしれません。

コロナに限らず病気や怪我、事故など不測の事態はいくらでも可能性のある中で、完全にひとりで仕事を請け負うというのはリスクがあると年々感じています。自分にとっても、お客様にとっても。

わたしは(ほぼ)フルリモートワークといっても自宅では集中できないので普段はコワーキングスペースを使っていますし、チーム作業はもともとあまり得意ではありません。

しかし、コロナにかかって痛感したのは「どこでも仕事ができる働き方」「困った時に誰かに頼れる働き方」というのはいざという時の備えになるということ。

コロナが収束しても不測の事態は訪れるでしょうし、リモートワークスキルがあれば「ワーケーション」や「盆正月前後から長めに帰省できる」など、備えだけでないプラスの効果もたくさんあります。

企業にとってもリモートワークの推進はBCP対策として有効ですから、(持ち出せる内容の精査は必要としても)「いざという時に在宅勤務でも困らない環境づくり」はコロナが明けた後も推進されて欲しいと願っています。

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