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言語化の大切さについて

みなさん、こんにちは。
僕は、中小メーカーのマーケターや商品企画の担当者に向けて、商品開発やマーケティングについてつぶやくTwitterをやっています。今回はこのツイートについてお話してみたいと思います。

言語化の大切さについてつぶやきました。

新しい概念は、それを言語化することではじめて認識され、広まります。マーケターは、新サービスや新カテゴリー、新商品に名前をつけてその価値を世の中に問う仕事。言い換えれば、新しい価値を分かりやすい言葉で言語化して広めていく仕事です。

新しいモノをどう呼ぶか、というのはとても重要で、分かりやすく新しい言葉を生み出すことこそ、創造の根幹じゃないかとも思います。

僕が、言語化の例としていつも考えるのは、サウナ業界で言う「ととのう」という言葉。これこそが、今のサウナブームのきっかけを作ったと言っても過言ではないと思います。これまで何十年も楽しまれてきたサウナの気持ち良さ、これを「ととのう」と言語化したことで、サウナの魅力と独自性が一気に認識され広まりました。

サウナそのものやサウナの気持ち良さは昔から変わりません。変わったのは、それを「ととのう」と言語化したことだけです。概念が形になり、意味を持つことで、サウナが「ととのい」を体験できる特別なアクティビティとしてポジショニングされることになり、空前のサウナブームのきっかけとなったと思います。

極論を言えば、新しいサービスや概念を作ることよりも、それを上手く言語化することの方が大切かもしれません。まさに、マーケターには必須のスキルですね。そのために、語彙力を増やし、消費者理解を深めていきたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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