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セメント瓦の屋根をDIYで塗装してみた

※高所作業となるため、安全にはより一層注意をはらい行いましょう。

※非常に体力、気力、精神力を使う作業です。熱中症に気をつけて、無理はくれぐれもしないようにしましょう。

〈作業工程〉
①高圧洗浄、乾燥
②ブロワー、ホウキで清掃
③苔、鳥の糞などをケレン
④変成シリコンで瓦の補修
⑤下塗り(ハケ部分)
⑥下塗り(ローラー部分)
⑦上塗り(ハケ部分)
⑧上塗り(ローラー部分)
⑨縁切り

作業工程はこんな感じです。
(やり方に関しての図解を準備していますまたの機会に記載していこうと思います。)

縁切りに関しては、厚みのあるセメント瓦などは、やらなくてもいいという方もいるようです。
うちは軽く縁切りしましたが、今のところ屋根に何かトラブルは発生していないので、もしかしたらやらなくてもいいかもしれません。

縁切りとは?
屋根同士が塗料でくっついてしまうと、屋根の下に水が入り込んでしまって傷んでしまいます。なので屋根同士の塗料の癒着を剥がす作業が必要です。これを縁切りといいます。

今回は、使用した塗料を紹介しようと思います。

▼今回使用した下塗り材

瓦の状態によって下塗り材の使い分けが必要なようです。
家の規模と瓦の状態にもよりますが、下塗りは少なくとも二缶くらいは使うかなぁと思います。ガンガンくっついていく印象でした。
今回のやつはセメント瓦のS型と言われるもので、塗装はもちろん、瓦自体も削れて来ていたので、普通のシーラーでは役不足なようでした。
モニエル瓦という瓦だと、さらに処理が必要だそうです。

▼上塗り材

メタリック調のシルバーブラックを選択しました。
シルバーがいい味を出すのですが、よくよく混ぜないと、仕上がりにむらが出ます。猫の手も借りたい労働力だったので、結構塗りムラができてしまいました。



※使用方法などは、エーエスペイント様より見ることができます。
https://www.aspaint.co.jp/modules/contents/index.php?action=PageView&page_id=8

瓦がヤスリ状に荒れていたので、ハケは何本かボロボロになりました。
消耗品と割り切って使ったほうが良いと思います。
ちなみにハケは商品入れ替えの割引商品や、セリアのハケを使いました。
ペンキを含む量は違うと思いますが、使い勝手はさほど変わらないかなと思います。

ローラーはできれば粗面用を使うと良いと思いますが、百均でも充分だと思います。

セメント瓦は塗装せず放っておくと、割れたり穴が空いたりしてしまい、雨漏りの原因となってしまいます。

危険と体力の消耗を伴うため、できれば、プロにお任せしたいところです。
DIYする場合は、自己責任で行いましょう。

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