巨人軍紅白戦雑感(23.02.12)
浅野
構えでぐるぐるとヘッドを効かす動きを止めていた。前脚が地面に設置後もグリップが残る。歩幅が短いからポイントを前にできる。ヘッドも重みに頼る平成型のスイングでなく短い回転半径でヘッドを加速させるスイングをしてほしい。
中山
ステイバックの角度が大きいのと下半身と上半身が作るカーブもそこそこできていたことで、アッパー軌道が作れて上手くヘッドがボールの下に入った。「引き付けて前で打つ」はステイバックで上半身を後ろに沿ることで相対的に起こるもの。もう少しフィニッシュで回りきるのと手首の返りが遅くなればより福留孝介に近づくと思う。
岡田
右肩が後ろに入りすぎることからあまり期待をしていなかったが、肘を抜いて前に軸を作りインハイをさばいていた。保科と違って引き手のテークバックが深めなのに最も捌くのが難しいインハイに距離が取れたのは良かった。
保科
フライングエルボーが大きく引き手のテークバックが小さいメジャー式だが打撃に間がなく変化球が打てない。
オコエ
フライングエルボーが大きい。シザースが使える。意外と悪くない。
大城
トップが浅くヒッチが小さくなっていた。
亀田
菊田に同じ。インスタ野球女子のスイング。
門脇
トップが高いのと、この日は投手側への体軸の動きが大きかった。コンタクトの再現性を保つ引き出しが必要。守備においては視野の広さを見せた。
井上
左にしては角度がある。何球かに一度だけ軸足が三塁側に回る。肘を鋭角に吊り上げる。
船迫
左右のコントロールが良い。アーム式と見間違えていたが、鈍角ながら肘の吊り上げる。顔を覚えられない。
三上
おもんない横振りリリーフ。おまけに肘を鋭角に吊り上げるからコンディションが安定しない。
松井
後ろも前も大きいが、肘の吊り上げはかなり鈍角なので負担は少ないだろう。インパクトの際、前脚は伸びきらないが片足インパクトではないのでOK。
菊池
後ろ小さく前大きいオーバーハンドだが、インパクトの際に前脚も後脚も90度近くに屈曲しているせいか、躍ね上がる感じがない。
山田
テークバックに肩がロックされるような違和感がある。
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