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2024年2月の本棚

2月に読んだマンガをまとめていきます。

  • このnoteは、noueが今月本棚に並べた(読んだ)マンガをまとめて記録した記事です。

  • あくまで自分用の個人的な読書記録なので、ネタバレ配慮等はありません。

  • 掲載順は基本的に以下の通りです。
    ①今月のサムネイル(お気に入り10冊)
    ②今月の1巻が出た作品【新】
    ③今月最終巻が出た作品【完】
    ④今月新刊が出た作品(概ね発売日順)
    ⑤過去作など

  • 書影掲載のため、便宜上Amazonのリンクを埋め込んでいますが、Amazonアソシエイトプログラム等のアフィリエイトリンクではありません。


【新・完】森のドロップス 銀ねづ短編集 / 銀ねづ(KADOKAWA)

可愛くてついついニヤけてしまう動物たちが中心の短編集。動物好きなんだな〜とほんわかと読んでいたらロボとかも出てきて”芯”と”幅”が感じられて大変楽しかったです。重厚なストーリーや鮮やかな伏線回収だけがマンガの醍醐味じゃあない。以下収録作。

本をきっかけに森の動物たちが交流していく【森のくるみ図書館】、水に映った空を味わえるスプーンを手に入れた少女のよふかし【魔法のお匙】、授業中アザラシの落書きを描く同級生が気になる【秘密は波間に】、可愛いもの好きな大学生が怪しい布団屋の店長と布団の買い付けに行く【不思議な布団屋さん】、休日におふとんパンなるものに出会う【おふとんパン】、女子高生博士と彼女が作ったロボ【メロウメカ】

そして作者はなんと17歳の高校生だそうで、すごい!天才! …と言ってしまうのは本人に失礼でしょうか。何歳だろうが漫画家みんなすごい!と思っていますが、それでもやっぱりすごいです。これからの活躍にも期待大。


【新】えをかくふたり 1 / 中村一般(小学館)

イラストレーターとして海辺の街に住む人間・修の元にAIロボット・ハルがやってきた。細やかな日々を積み重ねる中で、修は自分の中に明確な軸を持っている。それは、「美しいと思える世界を前にした時に抱く感覚を忘れずに、きちんと彼ら・・に祈れる自分でいたい」ということ。だから描くのだと言う。

二人の暮らしは地に根を下ろすように、しかし遥か遠くの水平線を目指すように、穏やかに続いてゆく。

大袈裟ことではなくとも、自らの信念を持って生きていく気高さを感じました。修のそれを肯定するでも否定するでもなく優しくそっと見つめるハルの眼差しも良かったです。世界はどうしようもなく醜くて残酷かもしれないけど、それでも美しいって信じたい。良い一冊でした。


ゆうれい犬と街散歩 / 中村一般(トゥーヴァージンズ)

中村一般先生の前作。主人公がゆうれい犬とともに実際の東京の街を散歩する話。写実的ながらもやわらかい線で描かれた街並み一つ一つが愛おしい。散歩ってやっぱりいいね。


【新】ザ・キンクス 1 / 榎本俊二(講談社)

シュールギャグの妙手・榎本俊二先生が描くファミリーコメディ。どこかの地方都市に暮らす小説家の父、ちょっとヤンチャな母、物静かな娘(姉)、純粋無垢な息子(弟)の4人家族・錦久きんくのいつも通りのちょっと変な日々が紡がれる。

めちゃくちゃ良かったです。気が抜けた炭酸のような、よく知らない親戚のような、どこにでもいるどこにもいない家族の肖像がゆるい不条理と共に描かれる。

『ザ・キンクス』1巻
『ザ・キンクス』1巻

見開きでドカンとタイトルが出てくる大好きな手法も多用されていてテンション上がりました。


【新】魔々勇々ままゆうゆう 1 / 林快彦(集英社)

人間と魔人が共生する平和な世界で、勇者として生きる少年・コルレオ。彼は前勇者・ハロハロの死去と同時刻に勇者として生まれ、魔王・マママの元で育ったが、自らの「肩書きだけの勇者」という存在意義に悩んでいた。

そんなある日、別世界からやってきたと言う勇者・エヴァンとの出会いを皮切りに、別世界から次々と魔王と勇者が現れ始め、コルレオの日常は崩壊。

人間と魔人が共生する「魔勇まゆう」の時代は終わりを告げ、新たな世界へと向かう激動の「魔々勇々ままゆうゆう」の時代が幕を開ける──。

『へのへのもへじと棒人間とパンツ』『ラブリー・ランナーズ・ハイ』『絵に描いた餅を描いた餅』などの読み切りが高評価を受けたジャンプの新星・林快彦先生の初連載作が遂に単行本化。

魔王×勇者のマルチバースファンタジーは挑戦的だなと思いましたが、しっかり面白かったです。マママの”のじゃロリおかんキャラ”が堪らない(38歳)。連載大変かと思いますが、引き続き応援してます。


【新】ギミーアグリー 1 / 江ノ内愛(KADOKAWA)

逃げ癖があり、何もかも中途半端な自分の人生を嘆く主人公・久々原亜久里くぐはらあぐり。そんな彼女がある日小さな一歩を踏み出した時、異なる時空が交わり、世界のはざま・特異点にたどり着く。そこで出会ったのは様々な可能性の先にいた"もう一人の自分"たちだった。

「何かをずっとうっすら間違えているような気がする」
「何かをやり残し続けている気がする」
「自分の人生を歩んだ他の自分がいるとしたら…」

どうしようもない自分にうんざりしながらも世界は絶えず分岐を繰り返す。平行世界の全俺に捧げたい面白マンガでした。絵も超絶上手い。


COSMOS 2 / 田村隆平(小学館)

連載時にも話題になっていた【デルとほしのにわ】収録。地球に潜伏していた外星人が被虐児を攫い、育てる話。衝動的に誘拐し、愛情なんてなかったはずなのに、親子として同じ時間を過ごし、最期は身を挺して娘を守り、息絶える。規則によって少女の記憶を消去処理されるも、母娘の絆は消えることはなかった。

主人公・水森の「嘘を見抜ける能力」が地味ながらも、それが発揮されるタイミングが絶妙。課長も相変わらずクールで可愛い。

べるぜバブが15周年という現実


【完】ここは鴨川ゲーム製作所 1~2 / スケラッコ(竹書房)

京都・鴨川のほとりの一軒家に集まったちょっと不器用な大人たち。普通をこなすことが苦手なヨウ、ヨウのいとこで妻に出て行かれてしまったキク、日々の中にどこか虚無感を感じるカナデ、同性のパートナーがいるホーライ、シングルマザーのサイ。みんなでゆるりとゲーム作りに勤しむ話。

職場や学校とは違うコミュニティーに身を置くことで生まれる安心感。立ち止まってみたり、道を逸れてみたり、自分のペース・自分たちのペースで歩いていけばいいんだよ、と改めて教えてもらいました。


これ描いて死ね 5 / とよ田みのる(小学館)

光があるから影があるように、漫画制作は楽しくて、そして苦しい。画力上達やキャラクター作りは一筋縄ではいかないし、作品が独りよがりになったり、結果的に誰かを貶めることになってしまったり。でも描きたい。愛おしいと思う瞬間を、面白いと思う想像を。──漫画が大好きだから。

『これ死ね』は本当に登場人物一人一人が本当に多面的で魅力的。今回は特に石龍さんの回でそれが顕著だった。災害の資料映像見て泣くんだな…って。でもすごく分かる。

みんな直向きに夢に向かって頑張っていて、かつて夢を諦めた手島先生がしっかり彼女たちを導いてくれて、今回も何度も泣いてしまった。ルゥ・ガルウこと森咲麗ちゃんも入学してきて活動の幅が広がりそうで大変楽しみです。


【新】恋愛漫画(仮) / 松本支店(KADOKAWA)

私立深淵アビス学園中等部に通う田中くんは、同級生の山田さんのことが気になっている。山田さんとの距離を縮めるべくアプローチを試みる田中くんだったが、二人の間に何故か立ちはだかってしまう担任の先生の存在。ピュアと不条理が入り交わる三角関係(?)ギャグラブコメ。

Twitter(X)で連載されていたようで、初めて知りましたがかなりエッジの効いた好みの作風でした。田中くんが山田さんの心に寄り添うシーンと、山田さんのお返しのシーンに強く心を抉られ涙するなど…

2巻も出てくれるといいな。


オタクに優しいギャルはいない!? 1~6 / のりしろちゃん・魚住さかな(コアミックス)

女児アニメオタクの主人公・瀬尾くん陽ギャル・伊地智さんクールギャル・天音さんが優しくしてくれる両手に華なギャルラブコメ。最初は、オタクくんのキャラクターが無味無臭無害感漂うステレオタイプでキツかったものの、それを補って余りあるギャルズの可愛さに見事に敗北しました。悔しい…

6巻では伊地知さんがオタクくんへの恋心を自覚して「オタクくんさぁ〜〜」展開が加速。三角関係は全然ウェルカムなので「いいぞもっとやれ!」って感じです。頼むぞオタクくん。

ちなみに私は伊地知さん派です。


【新】恋とか夢とかてんてんてん 1 / 世良田波波(マガジンハウス)

夢を見て上京したのに、気が付くと10年もの月日が経ってしまっていた29歳のフリーター女性・カイちゃん。一流企業の食堂でアルバイトする彼女がある日出会ったのは、キラキラだけどSNSでは愚痴もこぼすイケメン男性社員、通称・高円寺くん

彼への密かな想いだけが東京で生きる唯一の理由となっていたカイちゃんだったが、高円寺くの大阪への異動が決まる。恋心と虚無感が暴走したカイちゃんは高円寺くんを追いかけて単身で大阪へと引っ越すのだが、、、

マガジンハウスのマンガサイト「SHURO」にて連載中の本作。もっと『ひらやすみ』みたいなのほほんとしたものを想像していたので、無事大火傷しました。カイちゃんの愚直すぎる姿勢に心を抉られる。

これは何者にもなれなかった僕たちの物語。

きみとおしゃべりしたいんだ
インターネットに書くよりもっとくだらないこととか
世界に発信されない
二人だけのおしゃべりしたいんだ

カイちゃん/『恋とか夢とかてんてんてん』1巻


【新】オオカミ男とぬりかべちゃん 1 / おだかけんたろう(集英社)

オオカミ男の子孫・小上おがみくんは、緊張するとオオカミ男に変身してしまう自分の体質に悩んでいた。そんな時に出会ったぬりかべの子孫・加部かべさん。彼女に己の性質を克服するための壁を与えられることに…というちょっと変なラブコメ。

「ぬりかべの子孫なのに見た目は普通の人間の女の子」というキャラクターがまず面白いし、壁にぶち当たっている人を見ると萌えちゃう性”壁”とか、構図はオーソドックスながら癖の強い可愛い作品でした。


【新】タワーダンジョン 1 / 弍瓶勉(講談社)

攫われた姫を救出すべく「竜の塔」へと向かう王国の近衛戦団。しかし強力な魔物に阻まれ半壊。負傷者の穴を埋めるべく、田舎から農夫の青年・ユーヴァが、その体力を買われ入団することに。謎に包まれた巨大な塔へ挑む、ダークダンジョンファンタジー

弐瓶勉ラヴァ―の我が兄イチ押しの一冊。白と黒のコントラストが壮大で無常な弐瓶ワールドを演出していて吸い込まれそうでした。


【新】ヴィランの学校  1 / 奥嶋ひろまさ(新潮社)

日本を裏から支配する極道・美蘭組が運営する美蘭高校には、全国から極道の倅や犯罪少年などの悪童たちが集まる。

この超底辺エリートヤンキー学校の校門を新たにくぐるのは、現内閣総理大臣の息子・麒麟寺城一郎、15歳。彼は美蘭組組長との出会いをキッカケに”真の漢”として日本の頂点へと成り上がることを決意する。

『ババンババンバンバンパイア』が絶賛連載中の奥嶋ひろまさ先生の新作。底辺学校ver.の『帝一の國』みたいな雰囲気で、相変わらず真剣なバカたちがツッコミ不在の中を縦横無尽に動き回るのが実に愉快でした。


【新】転がる星屑ども 1 / 有海とよこ(KADOKAWA)

一斉を風靡したアイドルグループ「カルテットスター」の元センター・星一ほしはじめは、ステージ上でのとあるハプニングがキッカケで表舞台から姿を消し、フリーターとして食い繋ぐような生活を送っていた。

それでも10年もの間「音楽」を捨てきれずにいた星の元へ、元メンバー・烏丸光が現れ、声をかける。──「音楽をやろう、星」

天性の歌声とトラウマを持ち合わせるかつてのスターの下剋上物語。王道ながら熱いストーリーでした。ただ、光は何歳なんだ?10年経って高校生?とかみたいだったけど。


【新】イズミと竜の図鑑 1 / 凪水そう(KADOKAWA)

編集者で吟遊詩人のイズミ獣人の冒険者アルフの凸凹コンビが、50年前のベストセラー『竜の図鑑』の内容を改訂するため、竜の実態を調査し記録していくファンタジー。

討伐や冒険ではなくあくまで”編集者”として”調査”するというストーリー、竜とその土地に生きる種族たちとの営み、ディティールまで拘って作られた世界観に引き込まれました。こういうページの中に世界が広がっている作品。大好物です。


【新・完】ガベージコレクション / 粟岳高弘(駒草出版)

舞台は1995年、マイコン部所属の中学生・春奈と和美は、後輩の三郷から謎のハードディスクの調査を依頼される。放課後、それを春奈の家のパソコンに接続してみたところ、不可解な現象が次々と起こり出し… 目の前の世界は虚構か、現実か

大筋のストーリーは面白かったけど、SF用語は少々難解で2割くらいしか楽しめなかったかもです。それでも「ハードSF」というジャンルの面白さの片鱗を体験できた、気がする。粟岳先生の過去作もポチポチ買ったのでちびちび読んでいこうと思います。


【完】BLUE GIANT EXPLORER 9 / 石塚真一・NUMBER8(小学館)

フロリダからニューヨークへ向かう前に大たちは、若者たちの音楽に触れるため、まずボストンへと降り立った。

この街にはあいつがいる。音大に通う雪祈がいる。東京を飛び出して2年半、ジャズだけを追いかけてきた大にとって、雪祈の事故はずっと心の中に残っていた。自分は彼に会った時、何を思い、どう動くだろう。そんな葛藤を胸にボストンでプレーを続けていた大の前に雪祈は現れるのだった。

久しぶりの新刊にしてアメリカ一周編『EXPLORER』完結巻。大と雪祈の感動の再会、アントニオの漢気と優しさに魂震えました。そして、大は遂にニューヨークの地へと辿り着く。

作中、雪祈が大たちへ提供する曲「MOMENTUM」も公開・配信されています。楽曲提供だけでも熱いけど本編はもっと熱いです。


【新】BLUE GIANT MOMENTUM 1 / 石塚真一・NUMBER8(小学館)

アメリカ最大の都市ニューヨーク、マンハッタンへとやって来た「DAI MIYAMOTO MOMENTUM」。高すぎる物価と多すぎる人に翻弄され、自分が唯一できる「音楽」で稼ぐことすら厳しい世界。しかしこの逆境でこそ、宮本大という男の本領が発揮される。

世界を旅した大の”ジャズマンとしての集大成”となるのか。おそらく最終章・ニューヨーク編開幕!


【完】青に、ふれる。1~7 / 鈴木望(双葉社)

顔に「太田母斑」という青痣を持つ女子高生・瑠璃子と他人の顔を判別できない「相貌失認」を持つ男性教師・白河の出会いから始まる恋物語。

「教師×生徒モノ」ではあるものの、物語のテーマとしては「自分と向き合い認めること」「家族との関係構築」って感じかな。主人公の瑠璃子も白河先生も自分と向き合い受け入れてから他者と接するよう努めていて、誠実さと強さを感じた。


【完】東くんの恋猫 3 /菅原亮きん(小学館)

大和の一途な恋心を教師として受け止められない要。お互い、淡い気持ちを自覚しながらも、大人と子供で教師と生徒、距離を置くべき関係だと思い至るのは当然、しかし猫の來瞳にとってその理屈は通じなくて。大人と子供で教師と生徒で”人間な”二人の恋路を見つめた一匹の仔猫の物語、完結。

「猫を少女の姿で描く」という目線が最後まで面白かった。人間たちはこれから苦難に立ち向かいながら二人で生きていくことを覚悟したわけですが、來瞳はこれからも大和のそばで猫として幸せに自由にのびのび生きていくと思うと微笑ましいな。


【完】Psycho-Party 2 / ナガサワヒロ(芳文社)

超能開発局に襲撃を受けたブラック・スワン養護院。みんなで協力して応戦するものの、不意を突かれ、施設長のアラシが暗殺されてしまう。最後の希望を託されたヒバナは、死者を現世に呼び戻す能力〈霊媒ミディアムを使い、施設の子供たちを絶望から救うことが出来るか。

2巻で完結となってしまいました。もう少しヒバナ中心の展開がされていたら、と思わずにはいられませんが仕方ないですね。連載お疲れ様でした。


【完】おねぇちゃん日和 3 / ネリ夫(KADOKAWA)

完結さみしい。水着選んだり夏祭りに行ったり、最後までおねぇちゃんのペースのまま、何事もなく終わっていきました。この何事もなさが本作の魅力の一つです。

それにしても水着選びではしゃぐ女子高生たち可愛かったな。ネリ夫先生の次回作にも大いに期待です。


氷の城壁 9 / 阿賀沢紅茶(集英社)

ミナトの「こゆんは”友達として”好き」という気持ちを偶然知ってしまい、自身の気持ちに蓋をするこゆん。今まで通り、”友達として”文化祭の準備に励む中、後輩の栗木さんがミナトに告白し成就したことを知る。

心のどこかで見下していた後輩が、気になる人と恋仲になったという事実を受けて、後悔と自己嫌悪の渦に飲み込まれるこゆん。どうなるこゆん。頑張れこゆん。

今回は、こゆん×ミナト×栗木さんの三角関係にフォーカス。ミナトも言っていた通り、自分自身が考えて選択した行動した結果と、それによって相手が考えて行動した結果は無関係ではないけど切り離して考えるべきだとは思う。その辺の価値観がミナトと栗木さんは似ていて、だからこそミナトはこゆんのことを諦めて栗木さんと付き合う選択をしてしまった。

栗木さんは先手を打ったことで、こゆんへの牽制もできて優位に立ててはいる状況。こゆんはまず自分の思考を整理した上で、二人の関係に割って入っていかないといけない(という選択をするかは置いておいて)のでだいぶ不利かもしれない。

もっとシンプルに考えて〜という展開ではあるけど、高校生たちがぐるぐる悩んで迷っている姿は、見ていて楽しいです(おじさんおばさん目線)

100万部突破もおめでとうございます。完結した人気ウェブ連載作品を毎月一冊ずつ出す、という形式が部数増の要因(世間の反応を予測しやすく且つ読者の熱が持続しやすい)なのかな、とか思ったり。何にせよスゲェ!!


逃げ上手の若君 14 / 松井優征(集英社)

中先代の乱から2年、伊豆に潜伏していた時行たちは鎮守府大将軍・北畠顕家から朝敵解除の許しを得て、尊氏討伐へ再び動き出す。公家と武家、敵と味方が入り乱れる戦場を駆け逃げろ!

南朝最強の貴公子・北畠顕家が登場。武士への差別意識を全面に出しながらも、最大級の敬意も持って接する煌びやかで清々しい人柄が時行を惹きつける。元関東庇番・斯波家長(孫二郎)との対決の行方や如何に。


放課後ひみつクラブ 4 / 福島鉄平(集英社)

水着回が嬉しすぎて舐めるように読んでしまった。いや水着回とか関係なく全ページの全蟻ヶ崎さんを舐め回すように読んでしまっているかも。

蟻ヶ崎さんを目の前にしたら正気を保っていられない自信がある。なんでそんな平然とツッコめるんだ猫田くんは。愚かだけど流石ね。


メリー・ウィッチーズ・ライフ ~ベルルバジルの3人の未亡人~ 2 / メノタ(主婦と生活社)

夫復活のために修行をする魔女たちのほんわかコメディ、のはずが、あれよあれよと物語は不穏で禍々しい方向へ。そもそも「夫復活」という目的がだいぶ不穏なので今更ですが、ベルルバジル村全体的にドンヨリとして負のオーラが満ちてきた感じ。


ヤニねこ 3 / にゃんにゃんファクトリー(講談社)

マトモな奴皆無のヤニカス獣人や変態たちのゴミみてぇな日常。でもなんか楽しそう見えちゃうんだよな。猫耳の存在は大きい。


ジーンブライド 3 / 高野ひと深(祥伝社)

フェミニズム×ミステリーは段々とSF色強めになってきました。同姓同名で顔も同じ依知と壱の存在からクローンとかは想像できたけど、思った以上に事が大きかった。

現代的な問題を描くフェミニズム要素壮大で闇が深いSFミステリー要素が共存できているのかはちょっと謎です。謎自体もまだまだ多い雰囲気。


妄想先生 1~4 / ゆずチリ(新潮社)

『姫乃ちゃんに恋はまだ早い』『きみとピコピコ』のゆずチリ先生の新作は、脳内お花畑ピンク妄想癖持ち変態教師のティーチャーコメディ。

遅ればせながらやっと読みました。ここに来て一番頭悪い内容で本当にくだらんけしからん面白い。ゆずチリ先生これで東大卒なのがまたいいんですよね。(『漫画学科のない大学』


生まれ変わるなら犬がいい 2 / 堤葎子(徳間書店)

青年は、自由に駆け回る他の犬を前にした時、少女と和やかに関わる他の男を前にした時、自分の存在意義を自問する。彼女の愛を真正面から受け取れず、自分の愛を正直に伝えることもできないまま、それでもシルクとして振る舞うことしかできないもどかしさを抱えながら──。

お互い不安定な精神状態の上で成り立っている歪な主従関係がこのまま続くはずもなく、2巻最後では少女がシルクの正体を訝しむ描写も。不穏〜


恋せよまやかし天使ども 2 / 卯月ココ(講談社)

常に完璧お嬢様を演じてきたおとぎ。誰にも見せたことのなかった本当の自分を、クラスの気になる男子・一刻に見られてしまい…という美男美女の秘密共有ラブコメ。顔がいい。


矢野くんの普通の日々 7 / 田村結衣(講談社)

ラブラブな矢野くんと吉田さん。矢野母の優しさ故の交際反対宣言も無事説得してさらにラブラブ加速。吉田母は亡くなってたんだな… 矢野くんも怪我ばっかしとらんとちゃんと支えてあげな。

そしてバレンタインで羽柴へ想いを伝えようと頑張る泉ちゃんが可愛い。


琥珀の夢で酔いましょう 7 / 村野真朱・依田温・杉村啓(マッグガーデン)

京都を舞台にクラフトビールで繋がる大人たちの群像劇。「白熊」でのクラフトビールイベント「千鳥足スタンプラリー」は佳境。しかし、盛況すぎたこともあり最後の最後でトラブル発生。

温厚で事勿れ主義な隆一も今回は応えたらしく、高知へリフレッシュ里帰り…のつもりが、妹・ひかりが抱える問題を初めて知る。京都で凹み、高知でも凹み、隆一は自分の弱さを知り、店作りの方向性を改めて定める

一方、派遣を切られた七菜。努力が正当に評価されない悔しさはありながらも、こんなとこさっさと辞めて、信頼できる上司と新しいことが始まりそうな予感。

クラフトビールは苦味も美味いけど、それだけじゃない色んな味や楽しみ方を持っている。みんな大変だけど頑張ろうや。


ダンジョン飯 ワールドガイド 冒険者バイブル 完全版 / 九井諒子(KADOKAWA)

2021年に出たものに大幅加筆(主に翼獅子関連の情報と描き下ろし漫画)を加え、B6→A5にサイズアップした完全版。アニメと合わせて素晴らしく贅沢なエピローグを味わわせていただいております。デザートまで豪華なフルコース料理ですよ。

アニメはEDが特に好きです。


司書正 2 / 丸山薫(KADOKAWA)

国中のあらゆる書物を記憶する「知の器」として王に使われる「司書正」。その側女として仕えることになった異民族の少女・キビは、王だけが使役できる司書正の力が使えてしまう。その秘密はどうやら彼女の出自にあるよう。一方、宮中は依然権力争いの陰謀が渦巻く。

キビがチート持ちなわけですが、司書正を扱えることが権力争いに影響を及ぼしていくのか、そもそも現王が司書正の取り扱い方に後ろ向き(息子なのでそりゃそう)なので、今後どうなっていくのかも楽しみです。


J⇔M ジェイエム 2 / 大武政夫(KADOKAWA)

大武式「殺し屋と女子小学生入れ替わり」コメディ2巻。小学生サイドの方がより狂気じみていて好き。

「芦川組」の単語とかが出てきて、まさかの『ヒナまつり』とのクロスオーバーも示唆されたり。新田さん出てきたら嬉しいぞ!


白聖女と黒牧師 13 / 和武はざの(講談社)

名前を呼ぶ呼ばないで1巻を費やしていく!「セシリア様可愛い」以外の感想はないです!!


よふかしのうた 19 / コトヤマ(小学館)

完結に向けてコウとナズナの二人の時間が描かれてゆく。ああ…もう終わってしまうんだな…という雰囲気がいたるところから滲み出ていてさみしくなっちゃった。来月最終巻発売。

ナズナちゃんって子がいてさ
お酒ばっか飲んで
やることと言ったら散歩かゲームか
それが俺には心地良くて
一緒にいるとすごく楽しいんだ
よく笑うし よく喋る
下ネタは好きなのに
恋愛になるとてんでダメ

そんな俺の友達
そんな吸血鬼。

夜守コウ/『よふかしのうた』19巻


小さい僕の春 2 / 渥美駿(小学館)

休載などもあり、少し空いての2巻。

主人公の草太が個人的になかなか掴みきれないキャラクターで感情移入しにくい。「理屈っぽくてバレーは器用に目標に向かって進むけど恋愛は不器用」と言えばそうだけど、あんまり人間味を感じなくてちょっと気持ち悪い。あと、バレー要素と恋愛要素が若干チグハグな気がしなくもない。朝日ちゃんは順調に落ちていってますが。


白山と三田さん 2~9+α / くさかべゆうへい(小学館)

うぇぶりにて8巻までの無料公開分とチケット分で完結まで読み切ってしまった。白山と三田さんの癖強めで1巻を読んだ時点ではここまで心温まる作品だとは思わなかった。

巻を追うごとに白山↔三田さんの相手への愛情や尊敬が大きくなっていって二度泣いた。来月出る10巻の表紙がもう最高。


ドッグスレッド 2 / 野田サトル(集英社)

フィギュアスケート界を離れ、アイスホッケーと出会ったロウ。苫小牧の地で、インターハイ20連覇という超偉業を成し遂げようとしていた地元の強豪・狼之神おいのかみ高校が大会決勝で青森の八戸鮫王はちのへさめおう高校に敗れるシーンを目の当たりにする。

ハイレベルな試合を目の当たりにし、アイスホッケーの”美しさ”を魅了されたロウは、狼之神高校アイスホッケー部への入部を決意するが、そこで待ち受けていたのは、二瓶監督直々の地獄のトレーニングだった。

最強王者の一時代が終わり、新たな王者が生まれるという熱い展開の中、その新王者ですら「3.11」によって道が閉ざされそうになる。”失った者たちの再生”の物語としてこれ以上ない幕開け。

※地震描写及び、緊急地震速報が流れるシーンがあります。


恋愛代行 2 / 赤坂アカ・西沢5㍉(集英社)

関の本性を知って幻滅したマリは、あろうことか関の恋愛代行エージェントであり、コンのライバルのポン(松田)にアプローチしていく流れに。

あえてギャグな見た目にしている松田がメインに据えてラブコメしていくつもりなんだろうけど、だいぶ読むに耐えない。陽キャも陰キャも恋愛していいと思うけど、グラサンキモオタデブは恋愛しちゃダメだろ…(暴論)まぁ、 デブではなかったけども。


あくたの死に際 1 / 竹屋まり子(小学館)

全てに嫌気が差した黒田は、温泉宿で一人の時間を過ごそうとするも、部屋のテレビで黄泉野の小説が直木賞にノミネートされたことを受け、再び筆を取る。

求職中の会社を辞め、彼女との関係も解消、全ての退路を断ち、小説家として生きていく覚悟を決める黒田だったが、思わぬ事件が巻き起こる。

憧憬、執念、諦観、覚悟、憤怒、自信、黒田の混沌とした感情がページを通して伝わってくるようだった。本人の足掻きが一番大きいとはいえ、やっぱり周りの人に恵まれているよ、黒田は。


北北西に曇と往け 7 / 入江亜季(KADOKAWA)

弟・三知嵩みちたかの死に対して、違和感を拭い切れないけい。親友のきよしと共に三知嵩の友人知人を訪ねていく中で、次第に顕になっていく、慧が知り得なかった三知嵩という人間の本性。彼は殺したのか、彼は殺されたのか──。

前巻に引き続き日本で行動する慧。次第に明らかになっていく三知嵩という人物の輪郭。ただまだ真意には辿り着けず。三知嵩が出会う人全員狂わせるボーイすぎるな…


エレナの炬火 2 / 小板玲音(KADOKAWA)

紫蘭館には戦場で心と身体に傷を負った者たちが暮らしている。ここは病院ではなく、彼らの家である。国家の福祉が問われる不安定な社会情勢の中、時代に取り残されていく者たちへ寄り添う少女たちの物語。

外で読んでいたら健康診断回で思いっきりエレナたちの下着姿が結構しっかりとしかも長いページにわたって描かれていて焦った。嬉しい悲鳴。


ニャイト・オブ・ザ・リビングキャット 5 / ホークマン・メカルーツ(マッグガーデン)

まさかの2025年アニメ化決定!ただ正直、出オチ感しかないというか、内容もほぼ何もない「猫かわいい」だけを追求したニャンデミックマンガなのでどうなるのかはちょっと心配。

最近流行りの「猫ミーム」とかもそうですが、「こういうの好きでしょ?」みたいなノリで来られるとちょっと冷めるな…と思うのは自分には猫愛が足りないからでしょうか。


8月31日のロングサマー 3 / 伊藤一角(講談社)

8月31日をループする高校生男女のエンドレスラブコメ3巻。

閉じ込められた夏休み最終日をなんだかんだでエンジョイしながら、高木さんの友人の漫画制作を手伝ったり、かと思えば二人だけで温泉旅行に行くことになったり…二人だけで温泉旅行!?


みちかとまり 2 / 田島列島(講談社)

石崎から奪ってしまった大事なものを取り戻すべく、みちかと共にあの世とこの世の境目のような場所へ足を踏み入れてしまったまり。子ども心に怯えながら戸惑いながらも、人ならざるものたちと接触し、決断し行動していく。何が正しくて何が間違いなのかも解らないまま。

一気に不気味さが増した勢いそのまま、小学生から中学生へと時が流れる。みちかの存在を忘れてしまったまりの元へ再びみちかが現れ次なる展開へ。

私は みちかちゃんに ひどいことをしたのか
みちかちゃんに ひどいことをされたのか わからなくて
どちらにせよ 泣くことしかできなかった

まり/『みちかとまり』2巻


冥冥冥色聖域めいめいめいしょくサンクチュアリ 2 / セキアユム(講談社)

「めいめいめいしょくサンクチュアリ」と読みます。(ずっと「めいめいめいしきせいいき」と読んでいた)

主人公・ペロこと萌々はメイドリフレ「彗星蟲コメットバグ」の新人メイドとして日々奮闘中。そんな中、幼馴染の沙夕利くんがご来店。いかがわしいお店と勘違いして萌々を連れ帰ろうとするも、このバイトへ真摯に向き合う彼女の姿を見て、見守ることに。

誰かに癒してもらえる場所であり、誰かを癒してあげられる場所、そんな聖域を舞台に描かれるメイドとご主人様の関係は、聖域外では一体どうなるのか。


ニセモノの錬金術師 2 / 杉浦次郎・うめ丸(KADOKAWA)

攻めの2ヶ月連続刊行。だいぶ頭おかしい新キャラがポッと出てきたけどパラケルススとどう絡んでくるんだろう。正直「楽しみ1:辛さ9」くらいの割合で読んでいます。全然話が頭に入ってこない。(読まない方がいい)


気になってる人が男じゃなかった 2 / 新井すみこ(KADOKAWA)

勘違いから始まったみつきあやの関係。誤解は解けたものの「では今のこの関係は、感情は、一体何なのか」とさらなる葛藤が生まれてしまう。「高校3年生」という人生の岐路に立つ彼女たちは、近づき離れては再び「音楽」で繋がっていく。

みつきちゃん英語ペラペラなのズルいな… いや努力したんだろうけど。


路傍のフジイ 2 / 鍋倉夫(小学館)

一人静かに生きる男・フジイさん。そんな彼にも親がいて、かつて彼女がいて、今は会社に友人たちもいる。孤独とは、自分と他人の間に生まれる隙間のことで、フジイさんはその隙間を埋めるのが上手なんだろうな、と思う。もしくは隙間を隙間と思っていないか。

読んでいると、あの日あの時あの場所で、もしかしたら自分もフジイさんの人生とかすっていたりしたんじゃないか、と思えてくる不思議な魅力を持った作品です。


きみが死ぬまで恋をしたい 7 / あおのなち(一迅社)

ミミに対する自分の気持ちが変化していくことを自覚しながら、シーナは他生徒たちの治療の手伝いを任されるようになる。その姿を見てミミも自分の独占欲を自覚し、お互いがお互いを特別に想い合う。死がすぐそこにある日常の中で、熱くて弾け飛びそうな胸の内を曝け出し、彼女たちの新しい日々が始まる

告白成功!もう二人は幸せに暮らしましたとさ、で終わってくれ…というくらいハッピーなラストだったけど、世界観が荒んでいるのでここから悲しくなりそうな予感。

私はね 恋をしてるの ミミに

シーナ/『きみが死ぬまで恋をしたい』7巻


みーちゃんは飼われたい 1 / 高瀬わか(集英社)

仕事のストレスに加え、大好きだった飼い猫・みーちゃんを亡くし、私生活がボロボロになっていた青年・いおり。疲れ切った夜、迷い込んできた黒猫を家にあげてお世話すると、翌朝、全裸の美少女が隣で寝ていて…!?

昼は人間、夜は猫の姿になる”猫娘”で、自身を「みーちゃん」と名乗る女の子と猫大好きサラリーマンの同棲(同居)物語。キモオタの妄想みたいな設定だったけど良いものは良い。

今月連載が始まった『姉のともだち』の作者・高瀬わか先生の別連載作。この新連載が本当にめっちゃくちゃ良かったので是非読んでください。姉の友達の美女ギャルとのラブコメ。1巻は来月発売。刊行ペース早くて助かる。どちらも読み味は『着せ恋』とかと似ている気がします。


姉の友人 / ばったん(リイド社)

中学2年生のるり子は放課後、姉の元親友の今日子と会っている。るり子にとって、この時間は同級生たちとは明らかに違う大人の魅力漂う女性との濃密なものだった。今日子に対するこの気持ちは単なる憧れか、恋心か。そして姉と姉の友人の間に何があったのか。

これまた『姉のともだち』繋がりで、3年前に買って積んでいた(というか整理ボックスの奥底に眠っていた)のを読了。正直、ばったん先生若干苦手なので、うーんって感じではあった、というのが本音です。


ちなみに『姉のともだち』は読切掲載のタイトルは『姉の友人』で、連載化に際し、おそらくこの『姉の友人』とタイトルが被っていたため微妙に改題したのだろうと思われます。題名は同じだけど、対象読者層はちょっと違う両作。読めて良かったとは思います。

同じような例で、今月ジャンプ+で掲載された読み切り『友達100人できるかな』も、とよ田みのる先生の過去作と全くの同タイトルです。これも仮に連載されることがあればタイトルが変わるんだろうな。


姉ちゃんの友達がうざい話 1 / あずさきな(一迅社)

高校1年生の三澄尚は、姉の莉緒の親友・生田瀬那に馴れ馴れしく接せられうざくて仕方ない、けど、嫌いにはなれなくて。「親友の弟×姉の親友」二人はほっとけない関係

姉ちゃんの友達こと瀬那さんがだいぶ人生ハードモード&男を見る目がなさすぎるという。弟くんもイケメン一匹狼キャラでだいぶギラギラしていました。

タイトルはどこかで見たことあるような構文ですね。


友達の姉ちゃんに恋した話 1 / あずさきな(一迅社)

中学2年生の有沢遥翔は、親友の三澄尚の姉・三澄莉緒に一目惚れ。5歳上の大学一年生。自分のことなんか意識してくれないだろうと思えば思うほど相手への気持ちは大きくなっていく。「弟の親友×親友のお姉さん」二人はもどかしい関係

上記『姉ちゃんの友達がうざい話』とリンクするもう一つのカップリング。こちらはだいぶ平和で可愛い関係性でした。


雑記(ゴミ捨て場の決戦)

今月は新作が特に豊作だった印象です。『森のドロップス 銀ねづ短編集』だけでも是非読んでください。幸せになれます。

あとは「姉の友達」という関係性のラブコメ搾って色々読んでみたり。フィクションの兄弟姉妹(とりわけ姉妹)を楽しめるか否かのラインは実きょうだいの存在が大きく影響してきますよね。

自分は実姉がいないので、姉キャラへの解像度は低く、割と何でもOKなスタンス。逆に実妹がいるので妹キャラはあまり直視できない。

それから今月は『ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』も公開され、見た後に何かよく分からない感想的なやつも書いたりしました。

そして来月分から新刊チェック記事も公開することにしてみたり。3月も楽しく過ごしていきましょう。

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