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写真を撮る時に私が考えていること

写真を撮る時に大事なのは「何を切り取るか」である。

最近のiPhoneってすごいですよね。カメラの性能が。


私とカメラの出会いは20歳。誕生日プレゼントで頂いた一眼レフカメラ。Nikon D3300である。それを今現在も使っていて非常に愛着ある。


私が一眼レフカメラを欲した理由はただ一つ


「持ってたらカッコイイ」


使ってみると、写真の世界が広がる。


最近のスマホは綺麗な写真が撮れる。撮った後は加工アプリ等使って、背景をぼかしたり、コントラストを変えたりすれば、その写真は貴方だけの思い出の1枚になるでしょう。


しかし、一眼レフカメラはそれらのことが全てできる。


ここに面白さを感じる。シャッタースピード、ISO、F値を自ら設定し、自分の思い思いの写真が撮れるところが面白い。ここで1枚の写真を紹介しよう。



F値を小さくすることで周りの背景がぼけた写真になる。それではシャッタースピードを遅くするとどうなるか。次の写真を見てほしい。



周囲の背景がぼけることなく、車の光線跡が撮れるのである。車がひっきりなしに走る様子が光によって表現することができるのである。


自分の設定1つで自分だけのオリジナル写真が撮れるのが面白い。それが私に写真を撮る面白さを気づかせてくれた。


シャッタースピード、F値、ISOを決めた。次に決めないといけないのは構図である。

実はこの構図を決めるのが一番時間かかる。


「この構図だったら背景のアレが邪魔だな…」
「少ししゃがんで斜めから撮ってそびえ立つ感でるかな…」


とかいろいろ考える。写真を撮ってる時間より、構図決めがめちゃめちゃ時間がかかる。そんな中である1枚の写真が撮れた。


実はこれ、東京タワーを真下から撮った写真です。333mの高さに気を取られがちですが、

「あ、東京タワーの真下ってこうなってたんや」

と気づかせてくれる。無機質に骨組みと骨組みが交わり、重なり合うことで、まるで生きているように感じさせてくれる。しゃがんで斜めから撮ると、普段自分の目線では見れない建物がまるで違う建物に見える。


いわゆる工場夜景を撮ったのですが、工場全体を撮るより、接写して撮ると、建物の細部が見え、配管などの曲線美、入り組んだ配管がより強調された写真にもなる。


まだまだ未熟だけど、これからもカメラの腕を上げていきたい。

スマホで写真を撮る時も、何を切り取るか、を意識すると意外な一面が見えるかもしれませんよ。

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