「三宅雪子氏を攻撃した」などという虚偽の情報を流したことで名誉毀損訴訟で敗訴したにも関わらず損害賠償金を支払わない金武美加代氏に対し、強制執行にて財産を差押えた件についてのご報告。
ほぼほぼタイトルが全て。
SNSおよび動画サイトにて、「菅野完はプロの作家を雇い、他人を攻撃させている」「三宅雪子に対する攻撃をけしかけた」などと全くの虚偽の情報を流布した金武美加代氏に対して、名誉毀損の損害賠償訴訟を提訴したところ、裁判所は当方の主張を認め、金武美加代氏に22万円の損害賠償を命じました(令和4年(ネ)第4797号損害賠償請求控訴事件)(令和5年1月31日判決言い渡し)。
しかし金武氏は、本年3月26日送達の当方弁護士からの督促状を無視するなど、一向に損害賠償金を支払う姿勢を見せません。そこでやむなく、損害賠償金を確保するため、弁護士会を通じての全店照会可能な金融機関4社(三菱UFJ銀行、三井住友銀行、ゆうちょ銀行、みずほ銀行)に対し、金武氏の口座の存在・残金について照会をかけることと致しました。結果として、みずほ銀行玉川支店に普通預金口座があることが判明したものの、5月時点での残高が305円しかなく、損害賠償金には到底足りない金額しか把握できませんでした。
そこでやむなく沖縄地裁に債権差押を申立てたところ、10月3日、債権差押命令が発令され金武氏の琉球銀行口座を差押さえるに至りました。口座残金は70,850円であったため、強制執行にて同金額を当方弁護士口座に振り込ませ、わずかではありますが、損害賠償金の一部を確保することに成功した次第です。
金武氏が未払いとなっている損害賠償残金は未だ16万円近く存在していることから、今後ともあらゆる手段を尽くして、残金を確保するよう動いて参ります。
2023年11月4日
菅野完
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