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雪舟三昧

京都国立博物館で開催されている「雪舟伝説」展に行ってきた。
本当は朝から行って、同じ京都にある京都国立近代美術館の富岡鉄斎展にも行こうと思っていたのだが、出るのが大幅に遅れてお昼に到着。
鉄斎展までたどり着くかな、微妙な時間になりそうかな…と思っていたら、なんと閉館時間まで京博にいることとなった。

以前、noteで理想の展覧会鑑賞方法について書いたのだが、本日は一人での鑑賞となったので、さっそくながらこの鑑賞方法を試してみることにした。

本日は一人での鑑賞となったので、さっそくながらこの鑑賞方法を試してみることにした。
展覧会は3階に分かれていたので、ワンフロアごとに、何もキャプション見ずに鑑賞→解説見ながら鑑賞しつつメモもする、ということをして、最後にまた最初から鑑賞しようという計画だった。
ところが、各フロアでのその鑑賞法は時間かかるわ、展示点数が膨大だわで、最後の階を観終わった頃には既に閉館時間間際となってしまっていた。
因みに4時間半くらいいた。

展覧会レビューはまた別に詳しく書くとして、今回、ことのほか時間がかかったのは、雪舟の作品の模本があり、実際の雪舟の作品との見比べに、階を往復したのもある。
じっくり鑑賞にプラスしての階段昇り降りはなかなか疲れるものもあったが、見比べることによって分かる双方の良さが堪能できてとても良かった。

因みに、集中するために音楽聴きながらというのも試してみたのだが、はて雪舟の絵に合う音楽とは?と戸惑った。
色々検索した結果、シンギングボウルの音を採用してみたのだが、なんとなく雰囲気にも合って、集中できた気がする。

さすがに4時間半の集中後はぐったり疲れてしまったので、河原町に戻ってから抹茶パフェを食べてしまった。
夕飯の時間だからなのか、客が私一人のがらんとした店内で、黙々とパフェを食したのであった。

久しぶりの展覧会鑑賞、非常に充実した時間となった。

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