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【地方創生】御朱印NFT配布、都道府県NFT初回売上をウクライナ支援へ…NFT活用事例まとめ

NFT(Non Fungible Token)を企業活動に活用する事例が増えてきています。「自社はまだまだ(検討にすら入っていないよ)」といった企業でも、今の段階から社内での情報共有はしておくべきだと思いませんか?

今回は地方創生にまつわるNFT活用例をまとめてご紹介していきます。


博報堂NFT参入 地方創生プロジェクトへ

明和町の観光地域づくりを推進する一般社団法人明和観光商社は、CryptoGames株式会社とともに、株式会社博報堂のHAKUHODO Blockchain Initiativeと博報堂行動デザイン研究所より企画、デザイン協力を受け、同町・竹神社の御朱印をデザインしたNFTを、紙の御朱印を授けられた人に無料で配布する実証実験を4月17日(日)に実施しました。

今回の実証実験では、博報堂行動デザイン研究所が制作した竹神社の花手水をモチーフとした御朱印NFTを、CryptoGamesが提供するNFT配布ソリューション「NFT Airdrop」を利用して発行。

満月参りの日である4月17日に竹神社を参拝し紙の御朱印を授けられた人が、一緒に渡されるQRコードをスマートフォンで読み込むことで、専用ページを通じて御朱印NFTを無料で受け取ることができる仕様になっています。

なお、第一弾は1か月前に開催。
今回は2回目の実証実験となります。


ご当地ごはんNFT購入権付のキャンプグッズ販売

「TAKIBI」の運営をおこなう株式会社フォーイットは、キャンプギアの中でも必需品の一つと言われるTAKIBIオリジナルシェラカップを作成し、キャンプ業界としては初となるNFTマーケット「HEXA」と連動したキャンプギアを販売。

キャンプギアとして誰もが1つは持っている万能調理器具のシェラカップ。
器としてもコップとしても使うことができますが、煮ることも、焼くことも、揚げることも、ご飯を炊くことも可能なので自由に使うことができます。

使い方次第で様々な使い方ができるシェラカップはたくさんのキャンパーに愛され重宝されており、スポンサーNFTプロジェクトと連動することで今までリーチの届かなかった客層に届くと考えられます。

なお、TAKIBIは「アウトドアを通じ地方創生を行い、社会に貢献する」というミッションを掲げ、キャンプを中心としたアクティビティ関連情報を発信するメディアや、キャンプ施設に特化した予約サイトの運営。
地域の消費活性化や観光客誘致に取り組むため、定期的に各地方でアウトドアイベントを開催しています。

購入できるスポンサーNFTシリーズはこちら。


花火アートNFTチャリティーオークション!収益は打ち上げ費用へ

FIREWORKS株式会社は「花火」をテーマにしたNFTアートを『三陸花火大会2022』で初展示することを発表。
制作された作品は、チャリティーオークションを行い収益を花火打ち上げ費用として全額寄付する予定です。

今後は、花火師やNFTアーティストや様々な業界と共同で「花火」をテーマにNFTアートを制作し全国の花火大会会場や商業施設や協賛企業の所有するサイネージなどで多くの方々に見ていただく場を設ける方針。
またNFTアートの取引が盛んな海外への展開に力を入れ、日本の花火産業の世界的価値向上に貢献していくということです。

【三陸花火とは】
三陸地域の観光振興と世界中へ〝元気”と〝笑顔”を届けたいという想いから「みんなで夢を打ち上げよう。」をコンセプトに2020年にスタートし、2020、2021年に開催された花火大会では国内最大規模の花火大会。
補助金などに頼らず地域への負担が少ない大会運営を目指し民間主体でチケット
収入や新しい形での収益確保に積極的に取り組み今回で3年連続の開催となりま
した。



46道府県NFTアート 初回売上金は全額ウクライナへ寄付

株式会社エニバは、地方創生「Local Samurai プロジェクト」の初陣として、
岩手・宮城・福島をモデルにした3種類のNFTアートの販売を開始を発表。

また、岩手・宮城・福島のNFT販売における初回売上金は、東日本大震災の復興支援の恩返しとして、ウクライナへ全額寄付する方針です。

Local Samurai プロジェクトとは、過去から現代にタイムスリップしてきた侍が、地方の過疎化問題に出会い、地方創生を推し進めるというプロジェクト。
本プロジェクトを通して、地方創生への関心向上による関係人口の増加を目指していくということです。

また、岩手・宮城・福島のNFTアートの初回売上金は、東日本大震災による福島原発の事故において、チェルノブイリ原発事故の知見を活かした情報提供支援をしたウクライナへの恩返しとして、ウクライナ大使館の専用口座へ全額寄付します。


ふるさと納税サイト運営会社より風景写真NFT販売 売上を寄付へ

ふるさと納税サイト「ふるり」を運営する株式会社MLJは2022年2月28日、愛媛県岩倉市の風景を撮影し、その写真をNFTのアートとして販売、売り上げを同市に寄付する取り組みを開始。

この岩倉市風景写真NFTアート・プロジェクトは、岩倉市公認となっています。

岩倉市風景写真NFTアート・プロジェクトのポイントは、地方の風景写真をデジタル・アートとして販売して利益を得て、それを地方自治体に寄付することで地方創生を図るもの。

①MLJが岩倉市の風景写真を撮る(撮影はプロのフォトグラファーに依頼)
②風景写真をNFTにする
③販売する
④MLJが売上からコストの実費を差し引き、残りの全額を岩倉市に寄付する

上記の流れで運営していくということです。

販売サイト|https://opensea.io/collection/sakura-wonderful-japan


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