【誰得】自曲解説コーナー⑦:ヨークオレンジ(2)

こんにちは、こんばんわ、ユートピア!

「ヨークオレンジの蝶は西へ」ライナーノーツつづきです。(1)はこちら


④アレンジについて

この曲は本来Cメロと転調サビが入るんですが、MV製作の都合上カットしました。
結構このCメロが重要な変拍子セクションなんですがね。

さらに、この曲を作った当初はもっと長くて
2番がありました。ゆとパートです
このパートはライブの都合上カット
残念。ゆと。

この曲ライブではアレンジが変わります。
アクセントが裏拍になってノリノリな感じになります。
最後の7拍子が決まると演者全員で客席を振り向くということが決まってます
ジャガジャガ!(ドヤッ)って感じ

⑤製作秘話

いつも通り、アルバムの構成から考えて生まれた曲ですが
色と感情がテーマの「百色の唄(ももいろのうた)」のオレンジ、活気の曲です

結構ラップよりなメロディにしたくて歌詞を書いたのですが、細かい歌い回しって感じで収まりました。
7拍子で細かく歌詞を入れるっていうのは
心踊る作業でして、
3+4に分けて捉えるだけでは難しかったのです。
さらに細かく2122と分割し歌詞のリズムを細かく当てはめました。
この歌詞のリズムは、メロ譜という譜面化作業の賜物です。

⑥音源製作

ウクレレの音って音圧が低く、バンドの中では埋もれてしまうサウンドをしています。
そこは結構苦戦しました。
音圧を上げたら上げたで、ギター的なサウンドになってしまう。

この記事で述べた通り
鳴りを強調するウクレレと、アタックを強調するウクレレを二本重ね録りすることで
ドラムにかき消されないウクレレのサウンドを作りました。

そして、ベース
ベースは打ち込み何ですが結構作りこみました。グリスのパートを別に用意して
ベースラインの合間に入れ込んでグルーヴを作っています。

決め手!スライドウクレレ
間奏やサビの入りにあるキューンって音
これはビンの頭をスライドグラスにして
ウクレレを弾いた音です。
一気にトロピカルなサウンドになりましたね。

⑦MV製作

僕が上京を決め、出発するひと月前ごろ
スケルツォからゆ〜くれの集大成的な映像作品を作りたいという提案がありました。

曲選びはほぼ即答即決の、この曲

出発する前日に出来上がりました。

スケルツォのデモ映像の時点ですごかったのですが、曲に合わせてかぼちゃが飛び跳ねてました。いいですね〜。
完成してみるとゆ〜くれのキーアイテムが細かく散りばめられた。素敵な映像になっていました。
愛媛でライブした映像がいくつも出てきて
思い出の1年が映像になっていて感涙もののコンテンツです。

MV解説でひと記事いっちゃいます
>>ヨークオレンジの蝶は西へ MV解説(作成中)

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