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【誰得】自曲解説コーナー④:如月を待つ

勢い余って一日に4記事ぶんなげました
こんにちは、こんばんわ、ユートピア!
オレンジTHEキーカです。

誰得ライナーノーツをね、ひたすら書き残します

如月を待つ←音源はこちら。

今回は作詞作曲者がスケルツォという友人です。
ゆ~くれProgectの動画編集やアニメーションを担っていた
重要な人物です。
ボーカルはゆとさんです。

ライブでは僕や、やっひーが唄ってましたが
特に評判のいいバラード曲でした

この曲の動機は
とあるアニメのワンシーンのレクイエムだそうです。
アニメ化したゲームです。
タイトルやロゴで気づく人は気づきますよね?

この曲は僕も最初聴いたとき、これはすばらしい一曲!と感銘をうけました
その時DTMで打ち込まれた歌メロと
送ってもらった歌詞を眺めながら
勝手に想像して唄ってたりしました
(もちろん、若干違ってたんですが)
改めて歌詞付きで歌ってもらった時は、
やべえ曲来たぜ!と、大急ぎでゆとさんに歌ってもらいました。

最初の状態はもっとドラムががっしり聞いてて
ロッカバラードな感じのアレンジでしたが
ゆ~くれのライブではドラムがなかったので、
だんだん穏やかなアレンジが身に沁みついていきます

限定公開音源を作ろうってことで去年の9月ごろ
キーカアレンジの如月を待つを創り上げました
ロッカバラードの状態とは対照的にドラムは控え目です
そして、間奏ですが
ベースソロのあとに5拍子のギターソロが入っていました。
ライブVerの都合上カットしていたものを引き継いでいます。

あらゆる僕の得意技が詰め込まれた一曲なので
この曲の必聴ポインツを語りつくしていこうかと
またつで書いちゃおっかな

①ウクレレ
ウクレレ、やっぱりウクレレですよ
結構アドリブで入れました
正規のバッキングはあるんですがウクレレの音域では弾けなかったので
完全に別のバッキングを入れました(裏メロに近かったりしますね)

②サイン波
これも僕の得意技、バッキングにサイン波を重ねます
サイン波って時報(ぴ、ぴ、ぴ、ピー!)の音です。
シンセで最も素朴な音です
この重ね技でウクレレの南国感とシンセのピコピコ感
相反するふたつの音色が重なり不思議な素朴感が出せます。
これぞ、ゆ~くれの色です

③ウクレレベース
ゆ~くれの曲の中でこの曲が持つ唯一の強みは
ウクレレベースがうまく入っていること。
フレットレスでゴム弦なので素朴で滑らかなベースラインになっています
間奏のベースラインは必聴ですよ。

④変拍子
何気に複雑な変拍子が組み込まれてます
如月を待つ の音源の方の記事の下の方に
詳しく拍子書いておきましたよ
この変拍子が神秘性を高めてくれます

⑤海の音
僕のクセなんですが、とりあえず海の音を入れたがります
ジャズドラマーがスネアをカサカサするじゃないですか
あれとおんなじノリで海の音を入れます
沈没する話なので世界観も海ですから。
間奏の海の音は水深が深い感じの音を選びました

⑥ゆとコーラス
サビで後ろ側、ゆとさんがウーウーいってます
こういうのウーハーっていうらしんですが
よくゆとさんにウーウーやってもらいますね
後奏でもうっすら、メロディを唄ってます

⑦心音キック
心臓の音の様なキックを最後のサビにだけ入れてます
キックって心臓の音の再現なんだなって思うので
感情に直接作用する力があるのではないか、と思ってます。

サウンド面をこだわりぬいた珠玉のバラードです。
哀しみにとらわれたあなたに寄り添う曲となりますように
それでは。


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