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すべてが巡り合わせ。

私は今年、大学を卒業します。

先日、後輩から、「このnoteを書いてほしい」とお誘いをいただきました。その時は「いいよ」と許可する返答をしましたが、本当はものすごくうれしくて、今思うと、感謝の言葉を伝えればよかったなあ、と思います。というのも、私が引率をした2019年夏以降、就活や卒論で忙しく、全くと言っていいほど、JAPFの活動に協力できないでいました。そんな私を誘ってくれたのが本当にうれしかったです。もっとも、その後輩はそのようなつもりで誘ったわけじゃないかもしれませんが…。


何を書けばいいか尋ねたところ、「JAPFに関するものであればなんでも!」とのアンサーをいただいたので、その条件通りに書こうと思いますが、もしかしたらうまく書けないかもしれません。先述しておきますが、「JAPFの活動が俺の人生を変えた!」のような胡散臭い文章を書くつもりはありません。そんな文章嫌いですし、誰も読みたがらないですからね。

でも、私の大学生活が充実したのは間違いなくJAPFの活動のおかげです。こんなこというと後輩に怒られるかもしれませんが、別にJAPFじゃなくても充実した大学生活を送れたのかもしれません。後輩よ、怒らないでくれ。人によって、あるいはその人が生きた環境によって、「充実」の意味合いが変わりますから、それは当然です。

でも、確実に「充実」した、それは胸を張って言えることです。そしてそれは、すべてが「巡り合わせ」で、感じることができたものなのです。


JAPFの活動を通して私は、「自分はアウトプットしてもいい人間なのだ」「自分って、こんなことができるんだ、こんなこともできないんだ」と気づくことができました。

ある話題について、角度の違う意見を私が言うと、私の普段の性格を知っている友人からすれば、「またなんか言っている」くらいにしか思われません。しかし、JAPFのメンバーに同じことを話すと、「面白い意見」だの、「そんな視点があるんだ」だの、まあ褒めてくれるのです。

大学入学当初、私はコミュニケーションにものすごく苦手意識を持っていました。そんな私が団体のツアーに参加して、ほかの参加者と1週間を共にするなんて、今思えばよく勇気を出して参加したなあと、我ながら思うわけです。


私にツアーの紹介をしてくれた先輩、大きな背中を見せてくれた引率、自分の言ったことをいつまでも覚えていてくれていた人たち、一緒に引率をしてくれた同級生、頼りない引率の私についてきてくれた参加者のみんな、ツアー後も就活関係で頼ってくれた友達、大会のユニフォームをデザインしてくれと頼んでくれたイケメン、頻繁に参加することはできなかったけど毎月電話してくれたディスカッションメンバー、私のしょうもない冗談に笑ってくれた学生委員会の人たち、このnoteを書く機会を与えてくれた後輩、その他すべての皆様…。どの偉人たちのセリフよりも、僕を支えてくれました。本当にありがとうございました。


最後に、私がJAPFのツアーを思い出す曲を書かせてください。私が参加したツアーから帰国する最中に聞いてからというもの、ツアー中に感じたことと重なる部分もあり、すっかり、「この曲=JAPFのツアー」となってしまった曲です。

それは、GADOROというラッパーの「GO ON」という曲です。YouTubeにもあるので是非(回し者ではありません)。

「すべてが巡り合わせ 偉人らのセリフは役に立たねえ
一分一秒を大事に生きると言い切る自信なんて誰にもねえ
もうダメ、じゃねえ しかめっ面やめちゃってOK それぞれのステージ
誰彼構わずにまた吐いて 泣いて笑って暮らしてる」


たくさんの「巡り合わせ」があるところ、それが、JAPFです。

後輩ちゃん、これくらいでどうかな。