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【カンボジア王国政府 観光省日本事務所】2021年夏期JAPFオンライン講演会実施レポート

こんにちは。JAPF学生委員会の大沢です。

先日、2021年8月28日にJAPF主催オンライン講演会が開催されました。沢山の方のご参加ありがとうございました。

普段であれば、JAPF学生委員会は例年,春と夏にベトナム・カンボジアへのスタディーツアーを企画,運営しています。2021年夏期スタディーツアーは新型コロナウイルス流行の影響で海外渡航ができないため,残念ながら中止となりました。しかし、いつもスタディーツアーで大変お世話になっている方々によるオンライン講演会が今回も開催することができました!


今回は、オンライン講演会第4部から、カンボジア王国政府観光省日本事務所 株式会社ワールドコンパス 小谷和康様の講演の内容をご紹介させていただきます。 


1、カンボジア王国政府観光省日本事務所 株式会社ワールドコンパスについて

株式会社ワールドコンパスは2007年5月にカンボジア王国観光省日本事務所としての業務を開始しました。カンボジア王国政府観光省では、カンボジア王国に対する持続可能な観光開発や、Youtubeによるカンボジアの最新情報の発信を通じた、渡航者誘致などに取り組まれています。また、JAPFのインターンシップ型スタディーツアーも協力していただいております。

2、講演内容

カンボジア王国の魅力の詰まった素敵なPR動画から始まった、講演会。

政府観光省が、何を行なっているところなのか、渡航者を増やすためにどんなことを行なっているのかを、カンボジア王国のコロナ渦、コロナ前を踏まえて、観光客の傾向・推移のデータ・グラフから分かりやすく教えていただきました。

また、普段は聞けないような観光PRの裏側についてもお話いただきました。何気なく目にしている、電車広告やTV 番組が、どんな目的で誰が設置しているのか、とても興味深い内容でした。また、最近ではPRも変化してきており、インフルエンサーを使ったSNSでの広告なども多く行われているそうです。

そんな、時代の変化に合わせて、政府観光省ではインターン生を起用し、SNSなれをしている世代がSNSの投稿などを行なっています。現在、SNS運用をされているインターン生のお二方に実際にどんな理由でインターンに参加し、どんな投稿をされているのかお聞きしました。

カンボジアの観光から、コロナという特殊な時代の中での活動を様々な実例とともにご講演いただきました。大変内容の濃い約45分のご講演、ありがとうございました。

3、Q&A

たくさんの質問の中から、質問の一部もご紹介させていただきます。

Q:大学生のうちに知っておいて欲しい事は、ありますか?

A:最近、SNSやインターネット環境の発達により、実際に海外に足を運ぶ若者が減っている。これは、若者のパスポート取得率が下がっていることからも確認できる。しかし、情報には脚色が入っていることもある。そのため、もっと海外への興味を持ってもらいたい。

4、感想

自分が何げなく見ていた広告やテレビ番組にいろんな戦略があり、それを垣間見ることができたのは、大変面白かったです。また、より正確な情報が簡単に手に入りやすくなったことによって、自分が手間をかけて体験しに行くことの重要性を忘れていたと、気がつかされました。手に入れにくいほど心に残るものがあると思いました。早く観光できる日が待ち遠しいです。そして、今回の公演を通して、コロナによる観光への影響は想像以上であったことを思い知らされました。しかし、その中でもできることを探し、コロナ明けへの準備を進めていられることは、私たちにも通じるところがあると感じました。理由をつけず、今できることを探していきたいと考えさせられる講演会でした。

5、カンボジア王国、カンボジア王国政府観光省についてさらに詳しく!

カンボジア王国政府観光省の最新情報については、下記のSNS・ホームページにてご確認いただけます。ぜひ、ご覧ください。

在日本国カンボジア王国観光省(政府観光局)ホームページ: http://cambodiatourism.or.jp

カンボジア王国政府観光局日本事務所Facebook:

https://www.facebook.com/ministrytourismcambodia/

カンボジア王国政府観光省日本事務所(公式)Twitter : @mot_cambodia_jp


カンボジア王国政府観光省日本事務所 (公式)Instagram:@mot_cambodia_japan