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食べ物と飲酒の話。

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食べ物と飲酒に関するものを集めました。
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#グルメ

あの“グルメ野球場”にメキシコ料理専門店がオープンしたので行ってきた。

プロ野球・埼玉西武ライオンズの本拠地、ベルーナドームに今年も新グルメが登場する。 ベルーナドーム、通称・ベルドはプロ野球界でも有数の“グルメスタジアム”と呼ばれており、「球場飯」がおいしいと思う球団を問うたWebアンケートでは3年連続で1位に選ばれた(参考)。 まもなく開幕を迎える西武ライオンズからこのたび、新しい球場グルメのお披露目会にご招待いただいたのでここでレポートする。 今年のベルドは1塁側が熱い2024年、ベルーナドームのグルメ関連の新展開は1塁側に集中してい

おれの好きな菜の花の食いかた

年が明けると菜の花がやってくるからうれしい。 好きな野菜ナンバーワンは実は菜の花。しかしこいつは春先しか売っていない。だいたいGW前には終わる。だからもうこのクソ寒いなか菜の花をせっせと買い集めている。 どうやって食べるかというと、いろいろある。おひたしにしてポン酢をじゃばっとかけてもいいし、鍋の具にしてもいい。豚バラと一緒に鍋に入れて、酒をざっと入れてしばらく蒸すだけでも相当うまい。 菜の花自体がどうやったって美味いんだけど、おすすめの食べ方を1つ言わせてもらうなら、

「世界一おいしいドーナツ」と話題、ミスドのゴールデンチョコを食べてみた。

先週、こんな記事が話題になった。 プロ野球・ヤクルトに加入した新外国人、サイスニード投手が「ドーナツの穴場」として、なんとあのミスドを挙げたのだ。 最近「世界で一番おいしいドーナツを見つけた」とのこと。真相を聞くと、「知らないかもしれませんが『ミスタードーナツ』という穴場のドーナツ屋で『ゴールデンチョコレート』という、今までの人生で1番おいしいドーナツに出会いました」と笑顔で教えてくれた。 しかも「今までの人生で一番おいしいドーナツ」と語ったのが、ミスドのなかではやや地

お酒が出なくても焼肉はおいしいことを知った。

ちょっと前ならビールを飲まずに焼肉を食べるなんて考えられなかった。 焼肉=お酒というのは僕のなかでは絶対に切り離せない。最初はビールから初めて、厚切りタンを焼き、キムチ、ナムルをつまむ。 序盤、カルビやハラミなど脂っぽい部位はレモンサワーやハイボールとともにすっきりと味わう。後半、胃が疲れてきたら赤身中心のロースを焼きながら、赤ワインのボトルでまったりと過ごす。 だいたいそんなルーティンになっていたらか、酒もないのに焼肉なんて…と思っていた。 でも、いざやってみたらそ

セブン×ミスチのアイスは「おじさん」が食べてもおいしい

今年のはじめくらいに若い子から「ミスチって知ってますか?」と聞かれ、(ミスチルくらい知ってるわ!)って思った100%混じりっけなしのおじさんが、このたびミスチを食べました。 セブン-イレブンとコラボしてチーズケーキのアイスクリームを出したらしい。 コンビニなら大丈夫。なんとか守備範囲だ。しかも作ってるのはガリガリ君の赤城乳業だ。 カップとコーンの2種類があるけど、僕は断然カップ派。 カップアイスがちょっと溶け始めたところで食べるのが大好き。コーンだと手元まで垂れてきて

ちょっと変な「おいなりさんセット」を買ってみた話

先日、僕はおいなりさんセットを買った。 「SHOKURO」という屋号の農家さんが販売している「SHOKUROお兄さんと一緒に作るおいなりさん」である。 「SHOKUROお兄さんって誰だよ」っていうツッコミは置いておいて、このおいなりさんセットは実はかなりおすすめだ。 新潟県産のおいしいコシヒカリと、創業80年・伝統の吉田屋「長岡黒いなり」が一緒にやってくる。 しかも、それだけじゃない。 「SHOKUROお兄さん」なる農家の息子が動画で、おいなりさんの楽しい作り方をレ

月額5000円で毎日飲み放題の“サブスク”型ワインバーがすごかった

なんだか情報量の多いタイトルですが、お店の仕掛けがとにかく盛りだくさんで楽しかったので、詳しく書いておきたいと思います。 前にぐるなびの運営する「みんなのごはん」でこんな記事を書きました。 本格的なワインを置いてるのに、3000円払えば開店から閉店までずっと店内のワインが飲み放題、しかも食べ物は持ち込み自由(そもそもフードを出してない)という、だいぶブッ飛んでるお店を紹介したのです。 赤坂見附の「nomuno」というお店なんですが、あまりにコスパが良いので、会社の同僚と

サイゼリヤの「柔らか青豆の温サラダ」の話をしたい。

クリスマス前だし、今日はどうしてもサイゼリヤの「柔らか青豆の温サラダ」の話がしたかった。 これに注目してる人はそんなに多くないかもしれない。名前も見た目もぱっとしないからだ。 試しに注文してみても、なんだグリーンピースかよって思うだろう。でもこれは柔らか青豆であって、グリーンピースではない。 このプチプチ感とほんのりとした甘味は、あのしわしわの固いグリーンピースとは別物だ。この柔らか青豆はとにかくぷりっぷりのプチプチ、そして文字通り柔らかいのである。 そこにサイゼリヤ

サイゼリヤのラム串焼きがあの“味坊”みたいな本格的うまさ

サイゼリヤが12月18日から提供している新メニュー「アロスティチーニ」がとても美味しかったので、それについて書いていきたい。 アロスティチーニとはイタリア中部にあるアブルッツォ州の料理で、ざっくりいうと「ラム肉の串焼き」である。サイゼリヤで子羊が出てくるのは初めてではないだろうか。 2本で399円。サイゼリヤっぽい刻んだ値段が微笑ましい。Wサイズにすると少しお得になるのかと思ったら、「4本で798円」と本数も値段も単純に倍になるところが俺たちのサイゼリヤである。 外側は

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自然派ワインと羊肉の組み合わせは至高

鳥貴族で一番美味いメニュー

鳥貴族が好きなんですが、鳥貴族といえばやっぱりこれじゃないですか。 これ。 ですね。 会社の人たちと飲み会やるときは、もう全員このどろどろのなにかしか注文しません。 「ふんわり山芋の鉄板焼き」ですね。 見た目はあれだがむっちゃくちゃ美味い。もうありえないほどうまい。見た目の微妙さに反してうますぎる。 おもしろいのが食べ方にけっこう特徴が出るところ。まわりからこう攻めて、 こうする人もいたりする。 鳥貴族で一番美味しいメニューってやっぱりこれだよなあ。 鳥貴族

ファミマのレジに並んだら「燻製あい鴨串」のことを思い出してほしい

コンビニの棚って本当に馬鹿にできなくて、僕にとっては伊勢丹のファッションフロアみたいなものなんですよ。要はむちゃくちゃいいモノが置いてある。バイヤーの腕の見せどころです。 特に最近これはすげえなって唸ったのは、ファミマのレジ横ホットスナックコーナーにある「燻製あい鴨串」。 見ただけでオーラが違うのがわかった。これはやばい。 レジでコーヒーかなんか買ってるときにちらっとこれが見えて、もう見た目で間違いないって思った。 ジャケ買いに近い。コンビニのレジ横に燻製の鴨がいる。