イラン外務省「原油代7兆ウォン支払え」…韓国外交、中東でも非常事態

韓国の困惑「現政権の外交下手の為に 払うべき金を 払わず済ませる事が できなくなりそう」
イラン外務省「原油代7兆ウォン支払え」…韓国外交、中東でも非常事態
12/14(土) 8:40配信 【朝鮮日報Online】
 イラン外務省が先日 駐イラン韓国大使を呼び「イラン産原油と超軽質油の輸入代金を支払え」と強く抗議したことが13日までにわかった。代金はおよそ7兆ウォン(約6500億円)に達する。
イランからの抗議に驚いた韓国外交部が 先月末に急きょ特使を派遣し、問題の表面化を避けようとした。これについて韓国大統領府は12日、イランから近いホルムズ海峡を守る有志連合に韓国軍を派遣する方向で検討中と発表したため、これについてもイランからの激しい反発が予想されている。
イラン外務省は先月中旬、テヘラン駐在のユ韓国大使を呼び、IBK企業銀行とウリ銀行の口座に9年にわたり預けられているイラン中央銀行名義の預金およそ7兆ウォンについて、引き出せるようにしてほしいと要求した。《①》
この口座の金利はほぼ0のため、預金される期間が長いほどイランにとっては損失となる《②》
イラン外務省の関係者は「米国の制裁対象になっていない医薬品や食料品の輸出入代金の決済は可能だ。ところが韓国政府はまともに対応しない」と主張している。
イラン中央銀行や保健省などの関係者もユ大使に会って問題の解決を要請した。ソウルのイラン大使館も韓国外交部の担当者に何度も会い、韓国側の対応に問題があると指摘した。
事態の悪化を受け、韓国外交部は先月25-27日にかつてイラン大使を歴任したソン韓国国際協力団理事をイランに派遣した。韓国外交部はソン氏が率いる使節団を「経済協力代表団」と説明し、通常の外交交流のように装った。しかしソン理事には何の権限もなかったため、この対応は逆にイラン政府の怒りに油を注いだようだ。《③》
韓国外交部は「イラン側の立場は理解する」としながらも「米国の制裁によってイランの求めには全て応じられない」と説明している。
ユ大使もソン理事もイラン政府関係者に対し「最近米国の制裁が強化され、韓国の企業も銀行も完全に萎縮している」と説明したという。外交部は制裁対象になっていない品目の輸出入代金については早期に決済ができるよう米国側と協議を行う意向も伝えた。《④》
今回の事態は今年5月、韓国が米国から「イラン制裁の例外国」として認められなかった時から事実上予想されていた。《⑤》当時、韓国は他の例外国とは違って制裁対象になっていない超軽質原油だけをイランから輸入していたため、韓国外交部は「韓国は例外国の延長が認められる可能性が高い」と自信を持っていた。ところが蓋を開けてみると例外国にならなかったため、韓国の企業と銀行は米国による制裁の影響をまともに受けてしまい、韓国とイランの貿易も事実上の「断交」レベルとなってしまった。企業銀行もウリ銀行もイラン中央銀行名義となっているウォン口座を事実上凍結し、貿易代金の決済も中断した。《⑥》
イランとの対立はホルムズ海峡への派兵問題も重なり、今後さらに悪化する可能性が高い。米国、中国、日本との関係が悪化する中、中東外交でも大きな問題が表面化しつつあるのだ。【要約引用 終わり】
私は この記事の要旨を「『現政権の外交下手の為に 払うべき金を 払わず済ませる事が できなくなりそうだ』と困惑して残念がっている」と読み解きました。
そして「口八丁手八丁で 人を騙して金をとれる人が 優秀である」=「韓国人の本音」が 読み取れると思います。
その理由を 本文下線部の解説で以下に記します。「 」では本文の意味を略したモノです。
➀「イランは 韓国の銀行に 9年間預けたままの 7兆ウォンを引きだしたいと要求した。」
この事実に対して 記者は9年間払うべき金を払っていない事を、「国家の恥だから すぐさま払え」と批判せずに、「要求された」→「要求されたけど 断りたい。払う事になったら大変だ」と表現している。
②「口座の金利はほぼ0のため、期間が長いほどイランにとっては損失となる」
代金払えという当然の要求に対して「金利で損しているから 怒っている」かのような 論点の付け替えをしている。即ち 「自然にこうなってしまった=韓国は悪くない」のに、イランが怒っているという風に、話を持っていきたい意図が読み取れる。
③「いいわけ使節団を「経済協力代表団」とし、通常の外交交流のように装った。しかし 逆にイラン政府の怒りに油を注いだようだ。」
面子を損なわないように「経済協力代表団」という名目で「払わず済ませる。又は 時間稼ぎをする」為の外交団を送ったのに、役目をはたせず失敗した。→ 外交が不甲斐ない。
しかし 「金の支払いを待ってくれ」と頼みに行くのに、「経済協力代表団=オタクの国の経済を助けにきました」と背中に旗を差していったら 普通 誰でも怒ると思います。
④⑤⑥「9年前から資金の支払いをしていない言い訳として、今年5月、韓国が米国から「イラン制裁の例外国」として認められなかった事にして(米国の命令で)口座を事実上凍結し、貿易代金の決済も中断した(振りをする)(そして)米国側と協議を行う意向も伝えて 時間を稼ごうとしている。」
イランが怒っているのが怖いので、支払わないのは米国のせいにしようとしている。たぶんこの後 米国と協議した振りをして『米国が払うな』と暗に言った振りをしようと思っている。
しかし、確かに米国の制裁でイランの資金は各国に凍結されていましたが、オバマ政権との核合意で一時制裁が緩和された時に、普通の国は凍結していたイランの資金を支払っています。日本も全額支払いました。この時支払いをせずに、9年分の貿易代金を支払わないのは 韓国だけかもしれません。
前回の制裁期間中 韓国は石油を受け取って 工業製品をイランに渡してきました。イランとしては必要な製品を手に入れる為に 仕方なく韓国に差額を預けたままにしていたのです。
韓国人は このように困った相手の足元を見てぼろ儲けをするのが、大好きです。しかも 目先の利益に飛びつくタイプで そして 自分の都合の良い楽観論「だったらいいな」で行動して 後で窮地に陥るのが韓国人です。
ですから もしかしたらですが、「このイランのお金 ずっと払わなくてすむ だったらいいな」という「願望が 現実だと空想」して 何かに流用してしまっていたのかもしれませんね。
以上のように記事を読んだので、 私は ブログ名を「韓国の困惑…」と付けました。
そして 「日本と韓国は 価値観が真逆の国である」という確信を強くしました。日本でこの事態が露見したら「国家の恥」と国民の怒りが爆発して 政権が吹っ飛ぶのではないでしょうか?
ですから 韓国の文政権が(それでも)成り立っているのは 「払うべき金を 払わず済ませる事ができれば 国民のヒーローになれる」というお国柄だからだと思います。
最後に この記事を読んで ふと思った事を記します。
たしか先日 米国とイランが互いに拘束していた米国人とイラン人を開放し合ったことがありました。交渉をして小さな合意を積み重ねて 信頼を醸成してゆく 外交手法だそうです。

ですから いっそのことイランは「韓国から資金を取り返すために、米国と交渉したらどうか」と思ったのです。

イランは米国に「一時制裁が解除された時 韓国以外の国は イランに送金しているので その段階の資金は韓国が送金しても違反にならない」と言ってもらいます。
イランはマージンを払うつもりで 何かを米国に譲歩をします。

米国は「口で言うだけで 譲歩が手に入る」イランは「些細な譲歩で 大金を取り戻せる」米国とイランにとってはうまみのある《取引 ディール》ですのでトランプ大統領は喜んで乗ってくると思います。(勿論 譲歩の内容には 知恵が必要ですが…)

そして これはイランにとっては 米国と小さなことから交渉を重ねて 信頼関係をつくっていって 平和な未来を創っていく(少なくても戦争を避ける)ことに繋がっていくと思います。 

ですから イランは 是非とも「韓国からの代金回収に 口を貸して欲しい」と米国に頼むべきだと思います。
韓国人も 中東の平和に貢献できれば本望ですよ。 
きっと…

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