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がんばりたいことはがんばらない

こんにちは、ナゲです。


導入


僕は継続が大事だ~的な記事を何度も書いてますが、元々は「腰が重たい上に飽き性」でして、物事が続きません。今もそうです。

・そもそもやり始めない。
・短期集中で取り組むことはあるがすぐやめる。

特にこの2パターンがめちゃくちゃ多く、新しいことへ食指が動かない上に、興味を持ってもすぐやめるという黄金パターンを構築しています。

唯一の例外がギルティギアシリーズで、20年近く継続しているのは自分の中でも超特殊事例です。
(ギルティギアを遊んでいたいから他のことに取り組まない、というのはあるのかもしれませんが…)

そこで数年前に「この継続のノウハウを他にも活かせないか」と思い立ち、まずは他のゲームを継続してみることにしました。


そう、ファイナルファンタジー14です。


当時FF14のパッチは5.1、漆黒のヴィランズがリリースされて間もないころでした。2019年9月からはじめました。
細かい話は割愛しますが、2か月ほどで新生→蒼天→紅蓮→漆黒のメインストーリーと、クロニクルクエスト等のサブストーリーも見ていきました。
2023年現在、プレイ時間は随分減ったものの、新しいパッチが出る度に追加ストーリーやサブクエをこなすぐらいには続いています。

FF14はいいぞ、という話は置いときまして、「膨大なコンテンツでも自分は継続して遊べるんだな」と自信が付き、次はゲーム以外の取り組みとして、ダイエットに目を向けました。
身の危険を感じたからです。

2020年6月 75.5kgで減量開始
2020年11月 65.4kg
一番減量した時期 58.0kgぐらいまで達成。
2023年現在 運動や食事改善の意識は続いており63kg前後をウロウロ

運動や食事改善は続いており、そろそろ3年が経過しそうです。
この流れで更に自炊を開始、自炊用のTwitterアカウントを作成し、1年が経過しました。

そして実は、このブログの更新は次の目標として取り組み中だったりします。(月1~2回の更新を目標に開始)

導入が長くなってしまいましたが、共通しているのは「がんばって続けている自覚があまり無いこと」なんです。
FF14はともかく、ダイエット・自炊についても、がんばったな~と思うことはあれど、がんばってるな~と思うことはあんまりありません。
習慣化までに少し意識して頑張る期間は序盤にあったかも、ぐらい。
逆にがんばって続けようとした取り組みほど、最初に書いた黄金パターンに呑まれていきました。

ギルティギアシリーズ→FF14→ダイエット→自炊→ブログ再更新(現在)
この流れで意識したことをまとめていきます。


■『継続』>『上達・効率化』


とにかく最優先はやはり「やめないこと」です。

上達方法や効率化する方法がわかっても、やらなかったら意味がありません。

更に自分の場合、最適化されている情報を見ると、「ここまで到達するのは暫く無理だな、諦めるか」や「自分がやらなくてもいいや」という気持ちが湧きます。
効率が悪かったり、成果が出てなくても、自分が数か月後に同じ内容を無理せず続けられてそうか、を優先して取り組み方を考えます。

『継続に成功したと言える期間』の定義は人によってまちまちでしょうが、自分は「1年以上続いたら"継続できた"とする」としています。
「年単位だと長すぎる…!」と思われる方は、半年単位でも3か月単位でもいいかもしれません。

成果が出なくてもいいから、まずは継続するための時間を確保する、を意識しています。

取り組み内容は後から調整できるのですが、取り組む時間の確保は早めに習慣化しておきたいです。

ちなみに自炊関係の話で、僕は何人かに圧力鍋をオススメされていますが、今も買っておりません。今の自炊のレベルだと持てあますことが確定しているからです。そして友人から貰った炊飯器が「まずは俺を使え」という佇まいをしています。
ハードルを少しずつ高めて、自炊のレパートリーを意識的に増やすぞ、という考えなら買っていたかもしれませんが、今の状態にそこまで不満もないため保留しています。

■「比較」はハイリスク

自炊を始めて簡単なおかずを数品作れるようになった頃、正月シーズンに友人・知人の自作おせち料理の写真を見続けて軽く凹んだことがあります。

あまり無い経験だったので「俺…みんなの"おせち"に嫉妬を…?」とすぐ冷静になりましたが、同時に「いま"比較"したな~」という気付きを得ました。

「誰か・何かと比較する」は継続のモチベにもなりえますけど、自分の場合はただ焦りを生む要素のほうが強かったです。あとは自分の成長速度に満足できなくなったりとか。

人とまったく比較しない、というのはSNSなどの交流がある以上はほぼ無理だと思いますが、とはいえ意識的に減らしたほうが良いと思ってます。

数日だけだと成果がわかりにくいダイエットとかは、1日前の自分と比較しすぎてもあんまり意味ないな、と思うこともありました。
体重は毎日計測してたけど、成果は週単位で見るようにしてました。

■「がんばってる」じゃなくて「がんばった」を使う。

大事なことはプロシュート兄貴から学んでいきます。

努力している状況は、自認するよりも、他人が評価すれば良いと思ってます。
自分は成果が出ているかどうかを見ておけばよい。

「今の自分、相当がんばってるな~」て気持ちが続く取り組みほど、僕はあまり続けられませんでした。
自分にとっては負荷をかけすぎてるサインなのかもしれません。


ちなみに、僕の場合ですが、「スタンプ」が良かったです。
カレンダーとかへ取り組んだ日に〇を付けたり、シールを貼る…みたいなイメージです。
内容の比較をしすぎず、且つ継続していたと振り返ってすぐわかる、スタンプを押すために取り組むこともある…といったメリットがありました。
見返すときも、自分にとっては丁度良い情報量でした。

■最初に「がんばる」としたら

前半でもチラッと書きましたが、取り組みだしたときの、時間を確保する意識を持つ、は頑張ってると言えるかもしれません。
ゲームなら勝手に時間を確保してるって場面はよくありますが…。

「昨日できなかった不足分は、今日に上積みして取り組む」みたいな調整も慣れてくると出来ます。しかし、継続が習慣化していない状態でこれをやると、生活のリズムに入れられず、ズルズルとやめていく…みたいなことになります。


というわけで以上です。
あくまで自分の経験を基にした範囲ですが、継続のコツ・上達のコツ…というのも、裏で細々とまとめてます。
こちらも更新を楽しみにしてもらえると嬉しいです。

それでは。


ちょい足し(追記)

今回の記事の「比較はハイリスク」の部分については、継続を最優先するなら…というのを意識して書きました。
上達を目指そうとすると、ハイリスクではあるけど、ある程度の受け入れは必要である、とも思ってます。
(比較しないのを意識しても、比較されることが発生するため)

「自分はなんでできないんだ…」じゃなくて「自分もいつかできるようにするぞ!」なら問題無いし、むしろ良い方向性だとは思うのですが、この気持ちを維持するための適切な比較の量は多分わからないんですよね。
それなら、比較しないぞって意識に倒したほうが取り組み方としては楽じゃないかな…という考えです。

別の記事で「負の感情はモチベのバフにはなるが、モチベの根幹にはしないほうがいい」と書いたことがありまして、比較から来る焦りや嫉妬なんかも負の感情に含めてます。

ということで「まずは気にせずマイペースに取り組みましょう。少し余裕が出てきたら、周りに目を向けるのもアリですよ」ぐらいに捉えてもらえれば幸いです。
比較がハイリスクだから全くしない、というのはやはり難しいので。

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