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やめなきゃなんでもいい【再録】


こんにちは、ナゲです。

こちらはリメイク記事となります。
「元の記事も読みたい!」という方は以下のリンクからご覧ください。


以下に書き直していきます。


導入


皆さんは『はじめの一歩』の登場キャラクター・鴨川会長の名台詞をご存じでしょうか。

「努力した者が全て報われるとは限らん。
しかし!成功した者は皆すべからく努力しておる。」


今回の記事、これがほぼ全てです。マジで。
自分の言葉に変えて書いてます。ただただギルティギアシリーズをずーっと遊んでるだけの身なので、「努力」とか「頑張る」という言葉は少し違うかなと思ったためです。


今回の記事は「趣味はとりあえず続けておけば良いんじゃないかな~」という話です。特に、続けてるとつい背負ってしまう人向けですかね。

4つの前提と、それをふまえた自分の考えを書いていきます。

■前提① 『結果』と『過程』は両方大事

「結果がすべて」と言い切って、それまでの過程をバッサリと否定する必要はありませんが、取り組み続けているのに求めている結果が得られない場合は、やっぱり過程を見直す必要が出てきます。
求めている結果のハードルが高すぎるため、目標の再設定が必要な場合なんかもあります。

僕がこの話題を出すときによく使う例えで、『全力で足踏みすると、前に進んでなくても疲れることができる』と言います。

「いやぁ~~~よく運動した~!!」という達成感を得るだけならそれでも良いんですが、「50メートル先に進みたい」とかの目標があり、それを達成したいのであれば、自分が疲れてるかどうかは抜きにして、取り組み方を考え直して、ゴール地点へ近づく方法を考えないといけません。

「これをしたから結果こうなった」ってすごく大事な情報で、結果と過程のどちらかだけを重要視するのはもったいないなと思います。

「これをした」しか認識してないと、結果を見てないから続けてどうなるかわからない。「結果こうなった」しか認識してないと、過程がわからないから同じ結果が続けて出せない。

格ゲーの対戦に置き換えて考えてみると、「過程」を確認するのがわかりにくい上に、直視したくないときでも「結果」を出されるよな…と思う。
色々な細かい過程・結果を経て勝敗が決まるのに、勝ち負けという結果だけがやたらデカく見える。
目の前で発生する状況にただただ必死で、気づいたら勝ち負けが決まってた…みたいな部分からスタートする人も多いと思います。

■前提② とはいえ好き勝手やればいい

前提①でそうは言いつつも、別の前提として思うことは「好きなことなんだから縛られずに好きにやればいいじゃんね」です。

別にわざわざ目標なんて掲げず、適当に遊ぼ~でも何の問題もありません。
「目標があってそれを達成したいのであれば」と書いたけど、目標たてるだけ立てて達成しないのも全然あり。誰かに成長を強要される必要も全然ない。

全ての物事、しかも趣味に対して、過程がどうだの結果がどうだのって考えるの疲れませんか?
ぼくはめちゃくちゃ疲れるし普段から色々なことを背負いたくないので、そういう取り組みは一部分に絞ります。

……でも続けてると上達欲みたいなのが出てきて、「結果を出したい!」って気持ちも出てくるときあるんですよね。
勝ち負けがハッキリ出る趣味ほど、この気持ちになりやすいんじゃないかなぁと思う。勝ったら嬉しいし負けたら悔しい、だから勝ち星を増やしたい、結果的に成長しようとしちゃう…みたいな。

あと、「"取り組んでいる人全員が、成長したがっている"と思ってる人」もいると思います。そして(悪い意味で)アドバイスをしてしまう。

僕はめちゃくちゃ語りたがりだし、隙あらば「人生のサビだから!」って言って自分の考えを繰り出すのが好きです。
ただ、十分な信頼関係がないままで、「こうしたほうがいい」と助言を連打するのは、相手のペースを崩してしまいかねないから、あんまりしないようにしてる。

伝えた内容が相手にとって有益なケースもある。でもプレッシャーを与えるだけになるかもしれない。不要かもしれない。正論だったとしても、それをそのタイミングで伝えるのが正しいとは限らないんです。

すみません、話が逸れてしまいました。

目標を達成しようとするなら、目標のハードルに合わせて行動に制限が出る。でも別に達成しようとせずに漫然と続けるだけでも全然良いと思います、てだけ。無理な目標だったらハードル下げていいし、取り組み方が違うなら変えていけばいい。

■前提③ 目標達成できるかは運ゲー


「人生は99%が運で決まってて、自分で何とかできるのは1%だと思ったほうがいい。その1%を大事にするか適当にするかは自分で決めればいい。」

これは鴨川会長の言葉ではなく、知人から飲み屋で言われたフレーズ。
でも、すごく印象に残ってるし、僕はこの言葉がかなり好きです。
理不尽なことは絶対あるし、逆に、運が良くて解決することもある。

ちょっとでも、ほんと些細なことでも、良い結果に傾きそうだなと思うことがあれば、それを少しずつやっていけばいい。というか少しずつやっていくしかないと思っています。

ぼくが過去に、結果を求めすぎて変な感じになって心が折れた原因は、多分ここにあると思う。

■前提④ 「続ける」か「続けない」しかない


この前提が一番重要だと思う

自分に才能やセンスや運があるかはわからない。
目標が達成できるかもわからない。
でも結局のところ、選択肢は「続ける」か「続けない」しかない。

結果が出るかわからないことをやってられない、そんなことでモチベ湧くかよ…って気持ちになるなら「続けない」を選択してもいい。
(趣味を続けないことで人に迷惑かけることは、まずありませんし。)

でも、それでも、どういう結果になるかは、続けてみないとわからないのですよね。
才能やセンスがあっても求めてる結果を得られないかもしれないし、才能やセンスがなくてもいつか結果を得られるかもしれない。

目標のハードルを上げれば上げるほど、望んでいる結果を得られるかは運ゲーになっていくと思う。

僕がギルティギアの全国大会へ興味を持ち始めたころ、周りの友人達から「格闘ゲームの才能やセンスがない」と言われてきたし、自分もそうだなと思っていた。今でも格闘ゲームに対して、出来ないことへのコンプレックスは消えてない。
ただ、それでも続けてたら結果が出ることもあったわけで、やってみないとわからんよな、というのを身をもって体験してしまった。

別に「絶対に続けたほうが良い」とは言いません。僕は「ひたすら続けてたら最初の評判通りにはなりませんでした」というだけです。


■以上をふまえた僕の結論

マイペースに続けておけば良いでしょ、と思う。
というか、自分にとっては選択肢がこれしかないです。

これだけ長々と書いて「結論が………浅い!」と思われるかもしれません。ゴメンネ。

目標とか無くても、なんか楽しいなと思うなら、気が向いたときに続けるだけで全然良い。
たまにふっと「あ、こんなことで悩んでたのか!!なんかできるようになった!!」ってなるケースがある。パズルゲームでよくある現象。日をまたぐとスルッと解決したりする。

だから、とりあえず続けておけばいいと思う。
キツいな~とかもう続けたくね~とか、ネガティブな気持ちがあまりにもデカくなって、自分のキャパをこえてたり、視野が狭くなってたりしそうなら他のことしていいと思う。

さっきも書いたけど「続ける」「続けない」の選択はたいてい誰からも強要されてないです。でも、なぜか強要されてる気分になってしまうときがあります。不思議ですよね。

ちなみに、僕が心が折れてた1年半くらいの期間、「自分を信じて続けろ!」とか「もう才能ないからやめろ!」とか、誰かにバッサリと言ってほしいなと思ってました。続けるかやめるかがハッキリするから。

でもこれ、人から言われて決めることじゃないんですよね。
自分で決めるってのは楽なように見えてキツい部分もあるとは思う。
自己責任になるから。
でも他者に責任を渡さないで、自分で決める意識を持ったほうがいいなと思った。

あと「見返したい!」とか「アイツは許せねぇ…!」みたいな感情はモチベの維持に繋がるけど、あくまでバフ(強化)になる要素であって、これをモチベの根幹にするのは結構大変だと思います。
根幹が無いのにバフだけしようとすると、あるとき「なんで続けてたんだっけ?」への回答が出せなくなります。


気軽に「続ける」をずっと選べる方法があるとええかなと。

逆に言うと続けなかったらそこで終わりです。
運が良いとか悪いとか関係なく、何も起こらないです。

何も起こらなくて良いなら他の事すればいいし、嫌なら気が向いたときに少しでも続ければいい。その上で、且つ目標を持って成長していきたいなら、考えながら続けていくしかない…という話かなと。

以上!!
色々書いて思ったのは「ありがとう鴨川会長…まとめてくれて……」でした。

■書き直しを完走した感想


今回あんまり書き直してない…。


元記事の投稿が2020年ということで、再録の中では新しめの記事だったからか、今と書き方や考えが大きく変わっていませんでした。
3年前を最近と思ってしまう感性………これが……大人………?

それはともかく、この記事により救われた人物がいます。

そう、GGSTリリース当初の私です。

当時、何かをうっすら察知してこの記事を書いたのかもしれませんが、動機はもはや覚えていません。
次回の記事では「GGSTリリース初期の私が何を思っていたか」を投稿しようと思っています。
確実に引用する記事でしたので再録したのでした。


「待て、次回!」ということで…。
それでは。



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