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SDGs講義(第1回)を終えて


1.はじめに

昨年秋~冬に開催した「ロゴフィリア講義(全10回)」に続いて、次の講義の内容をどうしようといろいろと考えて、本屋さんで、いろんな本をながめがら考えた結果、今回は、「SDGs」を題材にしようと決めました。

選定理由は、「英検トピックに直結」「HP掲載の英文ゆえ、著作権の配慮不要」だからです

(参考:出版社に、〇〇の本を有料の勉強会で使いたいと申請するも、多くの会社から、著作権の問題で不可、あるいは高額な使用料の提示がありました)

SDGsには17の目標があるので、全17回の講義をデリバリーするのが目標です。

また、講義の進め方は、毎回、改善しながら実施していきますが、以下で考えています。

21:00~21:30 SDGs_Goal-1 長文読解 (できる範囲まで)
           
・動詞は下線で、that節などは[ ]でくくり、構文を明確にする
・英検1級や準1級に役立ちそうな語彙は、エンジ色で着色
・覚えたいコロケーションなどは、関連サイトとともに紹介
・長文読解や英作文で必要な「文法」に関しては、緑色・黄色などで着色

21:30~21:45 要約問題
・とくにこだわりがないが、今回はデイリーニュースにしました
・要約問題は、できれば、参加者の方と相互に学びあう環境をつくりたい
・第2回目以降は、有志の方の「要約」も、無記名で公開・共有したい

21:45~21:55 英作文
・せっかくなので、その回のトピックに関連する英作文を共有します。
           
21:55~22:00 事務連絡など

2.長文読解

第1日目(DAY1)は、Goal-1にあたる「NO POVERTY」が題材で、具体的に、第1段落のEradicatingから、第13段落最後のlack of sanitationまでにしました。

内容としては、ナベが土曜FA勉強会(毎週土曜日20-22時、ZOOM、無料、3年目に突入)や、昨年のロゴフィリア勉強会の経験をいかして、

・難しい構文の解説
・英検1級や準1級の単語の紹介(含む類語も)
・覚えたいコロケーション(Netspeak, SKELLという便利なサイトも紹介)
・長文読解や英作文に必要な「文法」のルールなどの紹介
・その他、気づき事項や、参加者さんからのチャットでの質問に対応など

参考までに、講義用資料の2枚目(長文読解)の部分のみ、写真で共有します。こんな内容が第13段落まで続きます。

3.要約問題


ここは、私も手探りの状態ですが、日頃、会社の会議で、議事録作成などを通じて要約することには慣れていることもあり、5W1Hを中心に、元になる英文の文章の構成を重視しながらも、ナベなりの要約方法について説明させてもらいました。

要約問題の元ネタになる英文は、今回は、DMM英会話のデイリーニュースの中から、Povertyに関連する記事を幾つか読み、よさげな難易度のものを選定しました。

One-Time Investments Reduce Poverty for 10 Years
2022年1月17日

この先は、講義内容に関わるので、具体的な内容は記載しませんが、ナベなりの方法として、英文読解→日本語の要旨→英語というプロセスを解説して、112wordsのナベなりの要約(回答)を提示しました。

ちなみに、何人の方から、「私も、同じ記事を要約して、ナベに提出したい」という要望を受けているので、DAY2(Goal-2)以降は、ナベの要約(回答案)とは別に、有志の方の回答も、無記名で講義ノートに貼り付けさせてもらい、ナベと参加者の方で、相互に要約(作品)を眺めあって、要約のコツを掴んでいきたいと思っています。

→ 要約で高得点というより、要約で大けが(大失点)を避けることを、まずは目指しています。

4.英作文の紹介

貧困に関連する英作文として、以下の英作文について、ナベが、以前作成した英作文を、約10分くらい、日本語の論理展開も含めて、説明させて頂きました。

Do social welfare programs help reduce inequality in society? 
社会福祉制度は、社会の不平等を減らすのに役立つか?

ポイント1: 社会の不平等とは? 何らかの理由で、相対的に低いレベルにある
ポイント2: help reduceの特にhelp。減らすことを助ける≠撲滅できるではない
ポイント3: 社会福祉プログラム(施策)  何かの打ち手がある

(講義参加者の方には、英作文を共有)

5.事務連絡

最後に、以下の内容をナベにDMして欲しいとお願いして、講義を終了しました

①今回の感想   ・・・励みになる、運営の参考になる
②次回の参加可否 ・・・リピート率を確認
③講義資料(+ZOOM動画)の要否

なお、ZOOM参加費(800円/回)を毎回支払ってもらうのも、お互いに煩雑ゆえ、3回分が終わったら、纏めて支払い(カード払いか銀行振込)で考えています。(後払い、キャンセル料不要、自己申告制)

6.第1回を終えてみて

当初は20名くらいを想定していましたが、予想以上の参加申し込みがあり、講義をデリバリーする側としては、緊張しましたが、なんとか、第1回を終えることができました。

また、講義の内容以外では、オペレーション面での不安がありました。具体的には、ナベが、参加希望者の方に、講義後に、毎回、講義資料を配布したり、次回の題材を連絡すること出来るかどうかですが、「ギガファイル便」と「個別DM」を使い、月曜夜と火曜夜で対応できました。(ZOOM情報は毎回固定にしました)。

ちなみに、副業ゆえ、全て自分で対応しないといけないのですが(会社ではアシスタントさんや部下がいますが、、、)、その分、参加者の方とのDMでの対話を楽しませてもらっています。

あと、いろんな事情(仕事・子育てなど)で参加できない方には、有料となってしまいますが、講義資料と講義動画を、個別送付しました。 (もちろん、参加された方にも復習用として送付済み)

なお、第2回(Goal-2)は、以下のような内容で考えています。

<次回のSDGs講義>

3/4(月) 日本時間21-22時、 ZOOM(同じ番号です)

3/4(月)長文読解は、Goal2 (飢餓ゼロ)
https://www.un.org/sustainabledevelopment/hunger/

3/4(月)要約の元ネタは、こちら <関連する記事:デイリーニュースから>
https://eikaiwa.dmm.com/app/daily-news/article/world-food-program-wins-nobel-peace-prize/m5jgjA5FEeuYvAdp0pEbUw

World Food Program Wins Nobel Peace Prize

英作文のトピックは
Can world hunger be solved?

ちなみに、Goal-5くらいまでは、年末年始にある程度資料を作り込んだのでストックがありますが、これからは、講義をしながら、皆さんの意見を反映・修正して、第17回まで、到達できればと思っています。

最後まで、お読み頂き、ありがとうございます。


2024年2月28日、朝05:30(日本時間)シンガポールのホテルにて。

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