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地方都市に求められる感性

感性ってなに?

友人に誘われて、山形の米沢で話をしてきた。
「地方都市に求められる感性を育む」

感性って、美しいもの楽しいものを見抜く審美眼みたいなものであることはそれはそう。
だけどそんな特殊能力の一方で、
ミュージアム思考じゃないかと思っている。

ミュージアム思考は、
・視覚的思考(じっと見る、観察する)
・身体的思考(身体性)
・共在的思考(対話、他者を認める)
・超越的思考(日常を超える、普遍的な価値)
・持続的思考(答えがいっぱいあることに耐える、考え続ける)

なかでも、
・じっと見る
・耐える

ってことじゃないかな。

ダイアログしてる

地方都市において「じっと見る」、ってことはなにかというと、
「ないものねだり、から、あるもの探し」

自分たちはなにをもっているのか、
社会的な資源はなにか、
を考えてみる。

地方都市において「耐える」、ってなにか。
それは、「考え続ける」こと。

特効薬はない。あれがあれば、これがあれば、解決するわけじゃない。
そもそも「あれ」も「これ」もやってこない。
じゃあどうすればいいか、諦めずに考え続ける。
答えはない、のではなく、答えはたくさんある。
たくさんある環境に耐えて、進むべき道を選んで、
それが正しいかどうかわからない不安に耐えて、
突き進んで、選んだものを正解にするまだがんばる。

正解を選ぶのではなく、
選んだものことを正解にする。

お昼に鯉こく、夜ご飯は米沢牛。
米沢サイコー!