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2023年5月にプレイしたゲーム

5月は7本でした🎮

◆返校 Detention

台湾産のポイント&クリックホラーアドベンチャー

台湾の文化や宗教、そして1960年代の歴史的背景を組み込んだシナリオが興味深く、ホラー苦手だけど楽しめた。
謎解きはかなり難易度低めなものの、予想以上に出来が良かった。動線がちゃんとしていたというか。ゲームとしての体裁は保ちつつシナリオの邪魔をしない塩梅で良かったと思う。
ストーリーは終始陰鬱だし結末はなかなかの後味の悪さで、エンディング2種とも救いはないけど、ラストに返校というタイトルの意味が綺麗に回収される構成が凄く良かった。気持ちのいい後味の悪さ。


◆還願 Devotion

台湾産の一人称視点のカルトホラーアドベンチャー

上記の返校と同じRed Candle Games開発の3Dのホラーで、返校同様台湾の文化や風景が大きく組みまれた作品。宗教要素がメインになり、さらに濃く不気味に描写されている上、ホラー描写も前作より強化されていた。
しっかり怖かったが、ゲーム全体のレトロな空気感が心地良かったし、作り込まれた背景やオブジェクトを見て回るのが楽しくてホラーというより探索ゲームとして楽しんでた気がする。

雰囲気があまりにも良過ぎる

ストーリーはもう、辛いの一言だし、ラストもかなり後味悪かったけど、返校同様プレイ後感はとても良かった。BGMが強過ぎたな……
販売停止の騒動をリアルタイムで見ていたので、こんな良いゲームが埋もれずに済んでほんと良かったな〜〜としみじみ感じている。
積まずにもっと早くプレイすべきゲームの1つだったのは間違いない。


◆Pupperazzi

犬好きは絶対今すぐプレイしたほうがいい最&高犬撮影ゲーム
犬&犬&犬、とにかく犬、溢れんばかりの犬、見渡す限りの犬、最高〜〜〜〜〜〜!!!

幸せ空間

ひたすら犬撮るだけ、それだけ。でも楽しい。撫でられるし、撫でたら追いかけてくれる。最高過ぎない?
犬種もたくさん、毛色も顔もいろんなパターンがあるので見飽きない、本当に楽しい。もうただただ可愛い。天国ってPupperazzi世界のことだったのかもしれないな…………

ひとつだけ要望言うとしたら威嚇したり絶対懐かない犬もいたら良かったな。撫でようとして噛まれたりしたかったナ…
あと、ストアページのテキストが頭おかしくて良かった。ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン


◆Haven

イチャラブ逃避行RPG
主人公二人はゲーム開始時点で既に付き合いが長く関係性が出来上がっているのだが、結構珍しいパターンな気がする。逆に新鮮味があって面白かった。
隙あらばすぐイチャつくのが微笑ましい。カップルのイチャイチャを眺めるのが好きな人間にはたまらないゲームだった。健康になる。

移動中も勝手に手を繋ぐ。たまんねェ

戦闘やクラフトなどのシステム全てが「二人でやる」ということに拘った作りになっていて、ストーリーだけでなくシステム面からも二人でいることに必要性を作っていたのが(多少の煩わしさはあるものの)凄く良かった。制作側からの何が何でも二人は一緒!!!!!という強い意志を感じる。助かる。
さらに凄いのが、主人公の性別を変えられるので同性カップルとしてプレイすることも可能なこと。無料アプデで追加された要素なのも凄い。
どうにか時間作って同性カップルでのイチャイチャも眺めたい(3L全部食べるタイプのオタク)

雰囲気は終始爽やかなんだけど、二人の故郷のどうしようもなさとかどこか切なくて不穏さを感じるエンディングとか、甘くて優しいだけの世界じゃないのが良かった。終盤のやるせない雰囲気がとにかく好き。


◆The Gardens Between

思い出を巡る時間操作パズルアドベンチャー
2時間程度でクリアできる短めのゲームだが、パズルの出来がかなり良くて満足度はかなり高かった。

難易度は易しめだけど、数ステージごとに違うシステムの仕掛けを組み込んでくるので、ずっと新鮮な気持ちで楽しめて良かった。ゲームデザインがマジで良い。
ストーリーは言葉での説明は無いけどわかりやすいし、雰囲気も心地よく、プレイ後感がとても良かった。素直に良いゲームだったなと思える。


◆Anodyne

見下ろし型ドット絵探索アクション
無意識世界が舞台らしく、BGMを筆頭に世界観やキャラクターのセリフ等、ゲーム全体がふわふわとした印象だったが、その印象とは反対にシステム部分はしっかりしていたのが意外で良かった。

アクションは決して簡単ではないが、ゴリ押しが効く難易度だったので気軽に楽しめて助かった。
ストーリーに関しては正直良く分からなくて不完全燃焼感はあったけど、敵含めた登場人物が皆可愛げがあって好印象だったのとスタッフロールが楽しげだったので「まあええか…」となった。
制作側からゲーム愛を感じるゲームって良いよな………


◆Chicken Police - Paint it RED!

鶏の刑事が主人公のハードボイルドポイント&クリック推理アドベンチャー
動物頭の登場人物達のインパクトが凄いが、中身はかなりしっかりした作りの超真面目な激シブミステリー。

犬もいるぞ!!かわヨ

とにかく世界観や雰囲気の作り込みが凄い。この雰囲気を楽しめただけでもプレイする価値はあった。アダルトな表現も少なくないがお洒落なのでいやらしさが無い。
シナリオは思っていたより小さくまとまってしまった印象だが、キャラクター達は個性的で愛嬌があり、会話がずっと面白いので十分楽しめた。
そしてなにより日本語訳が凄かった。「人生」という単語一つに置いても鶏なら「鶏生」、鼠なら「鼠生」等キャラクターの種族に沿った言葉遣いが終始徹底されていて感心してしまった。
人という字を徹底的に避けているらしく、「人徳」が「獣徳」に変換されているのを見た時は笑っちゃった、拘りが凄い。

喋り方が特殊な蛇のキャラクターの翻訳もしっかり差別化されていた…す、すげェ

相棒のマーティ君がとにかく可愛いし、終盤はなかなか熱いやり取りしてくれてバディものとして見ても良い作品だったと思う。
マーティ君すぐ散弾銃撃ちたがるの可愛い。


◆その他

・Spin Rhythm XD
先月に引き続きずっとプレイしている。1度起動すると1〜2時間やってしまう。たかが1時間だけど平日の1時間ってめちゃくちゃでかいんだよな…めちゃくちゃ困る。

人が多くないので、今ならフルコンしただけで世界ランカーになれる💪💪💪

RemiXDがマジで楽しい、時間と脳みそ無限に溶かしちゃうヨ………
皆にも脳みそ溶かしてほしい、どうにか布教したいな……動画とか撮ってみたらいいんだろうか🤔


さいごに

5月のお気に入りはPupperazziとHavenです。
Havenは想像以上に楽しめて良かった。今月1番殴られたゲームだと思う。
あと、ホラーは苦手意識あったけど案外いけることがわかったので、進んでやることはないけど食わず嫌いはしないようにしようと思った。

今月は翻訳すげーーー!!となるゲームが多かった。翻訳に携わってる方々には足向けて寝られないな……マジ感謝……
特にChicken Policeは翻訳の凄さ見るためだけにでもプレイして欲しい、笑っちゃうぐらい凝ってるし徹底してる。

折角絵描いてるので表紙に使ってみたけど、めちゃくちゃ可愛くなったので嬉しい。見栄えが良いので時間がある時にでも今までの記事も差し替えたいな〜

終わり


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