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そらびらき

 リーグ戦が再開です。我がファイターズは、開幕から頑張っていた選手たちのケガや体調不良による離脱者が出始めてしまいました。Aクラス死守へ向けて正念場です。なんとかオールスターまでの24試合、最低でも勝率5割を目指して踏ん張って欲しいものです。良いのか悪いのかホークスとの対戦が多く組まれていますので、勝負どころですね。

 さて、先日エスコンフィールドでは今シーズン最初のルーフオープンデーということで、屋根を開放しての試合を海開きならぬ「そらびらき」として行われました。当日は残念ながら晴天には恵まれず、肌寒さも残るところでしたので、気分もビールも最高!とはなりませんでした。しかし、初夏の北海道は、気候的にも過ごしやすく爽やかですので、晴れている日のルーフオープンゲームは今後も楽しみが増えますね。

 とは書いたものの、このルーフオープンゲームには多くの苦情も寄せられています。Fビレッジの投稿サイト「Fビレッジおじさん」宛てには、暑いだの・寒いだので屋根を閉めろという投稿が本当に多いです。お年寄りやお子様連れなど、個別の事情は理解しないわけではないのですが、大雨で不条理に開放していたとかではないので(むしろちょっとした雨でも試合中に 20分程度で速やかに閉めてくれます)、国内唯一である天然芝の開閉式球場という特性をぜひとも考慮して欲しいとも思うのですが。天然芝のためには屋根の開放が必要です。テクノロジーの進化で、真冬に屋根を開けなくても芝を養生できる環境が凄すぎると思うのですが、天然芝はお日様と爽やかな空気が大の好物ですので。

 北海道の人はこの 20年余りでドーム球場がある環境に慣れ過ぎたのですかね。もう10年以上前ですが、我が子を札幌円山球場に連れて行ったときに、「ここの球場屋根ないよ」って真顔で言われたことがありました。いや、屋根ある方がレアなんだけど…なんて当時は思ったものですが。大雨だろうと大雪だろうと天候状況に関係なく試合が開催される環境のありがたさですね。でも、ZOZOマリンや楽天モバイル、甲子園なんかも屋外ですが、本当に素晴らしい球場だと思いました。運よく晴天しか行ったことがないのですが、やっぱり野球は屋外もいいし、 晴天とビールの組み合わせは野球好きにはたまらないと思います。

 今年のオールスターゲームはエスコンでの開催です。当日屋根が開放されるかどうかはわかりませんが、セパ交流戦では全試合屋根が閉められた状態での開催でしたので、ぜひオープン状態で開催して欲しいですね。クローズの状態と全く違う球場の雰囲気が感じられます。道外のお客様も多く来場されるかもですが、ぜひ体感してほしいですね。これもまたエスコンの魅力だと思います。

 さてさて、その時までにファイターズはどの位置をキープできているのでしょうか。数年に一度のホーム開催ですので、多くのファイターズの選手がその舞台で輝けることと終盤戦に向けての起爆剤になれるように奮起してもらいたいものです。その前にオールスターまでの24試合を全力で応援します。

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