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「空気」と「世間」

空気はその場にいる最も権力、実績ある人が作るものらしい。

私がいる世界でも、村社会的な雰囲気があり、いわゆる求められることにおいて、能力が高い人が実権を握る社会である。

だが、空気を読む=その場の権力者の考えに沿って動くということが当たり前の世界では、多くの人間にとっては生きにくい環境であり、それが原因で仕事が嫌いになることが多い。

劇作家の著者の考えとして、日本人は内の世界と外の世界を分けて捉え、内の世界にいる人間に対して、場の空気を読むことが当たり前であると捉え、それを守らないものを疎外する。そして、新たに生まれたグローバル化の波、インターネットというもう一つの“社会”による日本人的自己の崩壊が起きているとか。

しかし、内の世界に閉じこもれば閉じこもるほど視野は狭くなる。

日本人が持つ特性を理解しつつ、自分の生きやすさを追求することは重要である。



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