NZ🇳🇿今はもうないけれど、かつてそこにあった日々が恋しい

オーストラリアへ来て2週間が経ちました。

オーストラリアはとってもいい国。
便利だし、整っているし、陽気だし、
beachバイブスでトロピカルで、
本当に人生の夏休みのような雰囲気。

ビールも本場のジンジャービールもとっても美味しいし、Australia Postは優秀だし、
確かにとっても住みやすい。

だけれどニュージーランドの静かで、
透き通るひんやりとした空気、なんでもいいや、ってなっちゃうようなアイランドバイブス。

あの雰囲気はなかなかにオーストラリアと対比的で、
もちろん似ているところも沢山あるけれど
まるで違う。
なんとも表現しにくい絶妙な違いがあります。

過去に、便利さを求めるならオーストラリアへ行ったほうがいいと書きましたが、
オーストラリア確かにめちゃくちゃ便利で整っていて、ユニクロもモスバーガーもあるし、
「kiwi style」でおなじみだった適当さはほとんど感じないし、生活しやすい。

けれど便利さがイコール居心地の良さだったり、生きやすさだったりするかはまた別問題というのが私の意見で、
地域の密着度だったり、規模の小ささだったり、
ある程度自然があったり、人が多すぎなかったりするくらいが私にとってちょうどいい過ごしやすい場所。

そういう点でニュージーランドは良かった。

オーストラリアでも、今滞在しているByron bay は、ニュージーランドにトロピカルな雰囲気を足したような場所でとても過ごしやすい。

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長くなりましたが、
最近ニュージーランドがずっと恋しかった。
恋しく思うのは、やっぱり”人”です。

ニュージーランドにいる友達が恋しい。
一緒に住んでいたフラットメイトにも会いたい。

私のフラットメイトは音楽をやっていたので、
最近は恋しすぎて毎日、彼の音楽を聴いている。

愛しのフラットメイト、Tim。

彼の作る音楽が本当に大好き。

3日に1回、仕事決まった？って連絡が来て、
早く会って一緒にサーフィンしたいね〜なんて話している。
私の住んでいた家は私が退去したあと解散になったので、彼らは今別々に、別の場所で過ごしている。
だからもうあの丘の上に、あの居心地の良かった場所はもうない。

かつて一緒に働いてたカフェの同僚も、結婚したり、いまだにカフェで仕事を頑張っていたり、新しい目標に向かって頑張っていたり、みんながそれぞれいろんな場所で、
いろんなことがありながら日々が過ぎていく。

あとはウェリントンでなんやかんや毎週会えていた日本人の友人も恋しい。
毎週日曜日にふらっとお店へ遊びに行くと、
いつもとびきり美味しいコーヒーを淹れてくれて、1週間分の出来事をひたらすらに報告しあって、ニュージーランドの小さなカフェで日本語が飛び交う空間。あの日々が愛おしい。

彼女は年末に日本へ帰って、そのまま日本に残る決断をしたけれど、
そんな決断も素敵だなと思う。

なんだろう、
「今はもうないけれど、かつてそこにあった日々」
が今とっても恋しくて、
人生の儚さを感じたりする。

昔住んでた家や毎日通ってた通学路を久しぶりに通って感じるノスタルジックさ、のような
それよりももっと印象残っていて「期間限定」だったことが余計に儚さを助長させるのかもしれない。

今もうあの場所に戻ったとしても、同じ人や同じだった環境には戻れない。だからこそ、いま
余計に「恋しさ」を感じるのかもしれないね。

そして思うのが、本当に良かったなぁって。
全てを日本に置いてきて、　
身一つでニュージーランドに飛び込んで、
本当によかった。

本当に楽しくて
本当に毎日が愛おしかったし、
愛に溢れていて、
自然に囲まれて癒された。

世界はもっとあたたかいことを知れて、
人生は自分で選択できることも、
本当は自由だったんだ、ってことも気づけた。

来て本当によかった、あの経験できてよかった、っていう思考にいつも辿り着く。

そして、日本もそろそろ、
いやだいぶ、帰りたくなっている。
友達の顔が見たいし、ふざけたことで大笑いしていた頃の動画を見返すと、
やっぱり日本も楽しかった、ってなる。

そうやっておばあちゃんになった時でも
覚えていられるような濃い思い出を
死ぬまでに沢山作りたいです。

実は、今日は誕生日でした。

今年はオーストラリアで沢山お祝いしてもらいました。
去年はニュージーランドで、
今年はオーストラリアで迎えた誕生日。

オーストラリアらしく、ビーチへ行ってサーフィンしてからバーベキューして誕生日をお祝いしてもらいました。これが”Aussie Style”だよmate!とのこと。

とってもやさしいファミリーに会うことができて、ありがたい。
あとオーストラリアの人たちはみんなフレンドリーでやさしい。

最近、海外滞在のおかげで自分の軸が少しづつ固まってきた。

もっと内側に目を向けて、
エゴも人からの目も常識も普通という概念も、
全てを気にしなくなるところを目指したいです。

そして自分のやりたかったことだけを、
やりたい！っていう純粋な気持ちとワクワクだけで黙々と取り組みたい。

それが私のやりたい生き方かも、と最近やっと気づけてきました。

誕生日お祝いしてくれた方、
友達、家族、本当にありがとうございました。

また日本にも帰りたいな。
どれだけ綺麗な景色が目の前にあっても
誰かがそばにいることって
本当にかけがいがないよね。


みんなが恋しいです。

誕生日の夜の夕日。