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運動会に行きたくて

僕が子どもの頃、父親と母親の勤めていた企業の運動会に行ったことがありました。きっと毎年開催されていたもののはずですが、1回ほどしか記憶がありません。

きっと、3人兄弟だった僕たち子どもを引き連れていくには、なかなかの負担だったのだと想像します。

そんな運動会、僕は小学生だったと思いますが、学校での体育は苦手、活躍なんてするはずがないと思っていた子どもだったので、親たちに連れられてきた運動会も、あまり記憶はありませんでした。

唯一覚えているのは、徒競走のような競技に参加して、学校ではビリやビリのひとつ前の順位が当たり前だったのが、確か2位くらいになって、めちゃくちゃ嬉しかった記憶です。

そんな、昭和の遺産のような「職場の運動会」って、みなさんの職場には残っているでしょうか。

我が職場、某市役所には連綿と続く運動会の歴史があり、感染症で数年は不開催となっていましたが、先日、4年ぶりに開催されました。

久しぶりだったこともあり、異動して雰囲気がよく掴めていなかったのですが、開催場所も遠くないし、何より職場の人に家族を見せられるという思いもあって参加することにしました。

今年は、事前に参加する競技が課ごとに指定され、僕は家族を引き連れて出向く関係で遅くなってしまうだろうと、最終競技の”綱引き・決勝”にエントリーしました。

まだ上の子が小さい頃、運動会に参加しつつ、隣接する遊園地でプリキュアショーを観たのを思い出しました。ヒーローにしろ、プリキュアにしろ、あの手のショーって子どもがとても熱中するんですよね。・・子どもの頃の僕は、怖がって泣く担当でしたが(笑)

運動会の会場に着くと、みんな私服なので誰が誰だか分からない(笑)おそらく、着ているものを観てしまうようで、オシャレなおじさんだなぁと思って顔をよく見たら幹部だったりして、唸っていたりしました(何しにきたの)。

家族は、お弁当とお菓子をもらって、ひとしきりピクニック気分。僕は知り合いを探してウロウロしたのですが、知っている人がいるのかいないのかも分からず・・。

参加する予定の競技は、すでに予選が終わっている・・というのに気が付かず、時間まで待っていたのですが、妻が「決勝なら、予選の勝敗聞けば出なくてもいいんじゃないの?」とのひと言。それもそうだと、予選の結果を確認すると「敗退」とのことで、競技に参加せず運動会の会場をあとにしました。

とはいえ、僕は過去に来ていた職場の運動会でもほとんど競技に参加したことがなく、家族とのピクニック&隣接する遊園地で遊ぶ、という過ごし方をしていました。

子どもたちは、好きな乗り物に乗れて楽しそうだったので、来年の運動会も来られるかも・・と、運動会なんて行きたくないよ・・と思っていた子どもの頃とは全く違った感想が浮かんで、ちょっと意外でした。


晴れた空に賑やかな様子、楽しそうな運動会の風景のサムネイル、infocusさんありがとうございます!

#職場の運動会 #おでかけ

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