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気持ちの大きさ

前回の記事にも書きましたが、ろうの写真家・齋藤陽道さんと寒立馬の撮影をするに当たり、どうしても旅費が捻出出来ず、ポルカというクラウドファンディングを利用させていただきました。

当初は、旅費が集まったら打ち切りの予定でした。

でも、

・少しでも多くの方に線維筋痛症を認知してほしい
・“目に見える形”で支援の輪を広げたい
・多くの方に、齋藤陽道さんの写真を見ていただきたい
・障害や病気を持っていても、表現の中では自由になれるということを伝えたい

そんな理由から、ポルカの期限の1ヶ月間、支援の募集を続けることにしました。

Twitterで、 **#青白い道程 **と検索していただけると、支援のリターンとして観ていただいた皆さんの感想も見られます。

あぁ、なるほど、と想像していなかった感想、何も伝えてないのに、陽道さんが捉えた私の表情から感情を汲み取ってくれた感想、色んな感想が寄せられて毎日感謝しています。

今回、ポルカを始めてから色んなDMが寄せられました。

・今は無職でお金がないけれど、来月働き始めます。支援したいので、それまで企画を続けてもらえますか?

・ポルカでの支払いがクレジットカードのみなんです。カードを持っていないけれど、どうしても2人のスライドショーが観たいんです。

その気持ちで十分すぎるくらい嬉しかったです。

当初は、旅費のみを支援していただくことで始めたこの企画です。

途中からは齋藤陽道さんのご厚意で、旅費以外の支援金は私の線維筋痛症の治療費に充てさせていただけることになりました。

もちろん、治療費は相当かかりますので、お金があればどれだけ助かるか…。

でもそれ以上に、

“支援したいという気持ち”

その気持ちが私の心の救いに繋がっています。

そして、皆さんが支援してくださった気持ちをしっかり受け止めて、これからも被写体としての表現活動を続けよう、

健常者の方みたく毎日バリバリと動けなくても、私は私のペースで続けようと、
改めて心に誓いました。

約2週間経った現在、88名+1名の方が支援してくださっています。(金額や支払い方は関係ないのです。カードがない方には、Amazonギフトカードで対応させていただきました。)

中には、一度支援してくださったのに、

・リターンのスライドショーが良かったから
病気の治療を支援したいから

という理由で2度も支援してくださっている方もいらっしゃいます。

いつも沢山の励ましの言葉をいただいていますが、目に見える形=視覚化すると、改めてその大きさに感動してしまいます。

今回のポルカでの企画は、私にとっても大きな励みになりました。
ですが、自分だけで終わらせず、同病の患者さんや何かで苦しんでいる方の励みに繋げたい。

だからこれからも表現し続けたい。
そう強く思わされました。

この企画も残り12日。
目に見える形にすることの重要性を実感した今、ぜひ気に留めていただけると嬉しいです。

ポルカでの企画↓
https://polca.jp/projects/x9Q7k6k7zc4

ここ2、3日体調の悪い日が続いています。そういう時は、いつか動ける日が来るのをゆっくり待ちます。
焦っても仕方ない、身体が悲鳴をあげているなら、その声に耳を傾けてあげよう。

みなさんに、穏やかな日曜日が訪れますように。

麻宮もころ

線維筋痛症という難病と闘っています。サポートしてくださると治療費に充てられます。宜しくお願いしたします。