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眼鏡オタクはメガネ拭きなんて使わない / 眼鏡は水洗しろと古事記にも書いてある

 Q. 眼鏡、どうやってキレイにしてる?
 A. 毎晩寝る前にメガネ拭きでしっかり拭いてるよ!

 これ、実は間違いです(理由は本文中で)。

 ということで、正しい眼鏡のクリーニング方法を3ステップで解説します。
 
 用意する物は以下の2つ。
 
 ・水道の水
 ・ティッシュペーパー

 
 以上!

 
手順① 水道の流水で眼鏡全体を流す

 顔から眼鏡を外したら、まず水道の水で全体を流します。
 レンズの裏表はもちろん、耳にかける部分まで、全体へまんべんなく水がかかるようにしてください。
 この工程により、眼鏡にできる傷の原因である目に見えないチリやホコリ、サビの原因になる汗の塩成分を洗い流します

 また、油汚れなどがひどい場合は食器用洗剤を垂らして指先で軽く洗ってください。BBQとか焼肉の後なんかはその方がよいです。

手順② ティッシュペーパーで水気を拭き取る

 眼鏡を水で流したら、付着した水気を拭き取ります。
 この時に使うのはティッシュペーパーで十分です。むしろティッシュペーパーがいいです。

 先程も言いましたが、眼鏡の傷は目に見えないチリやホコリが擦れることによって生まれます。ティッシュペーパーは基本的に使い捨てのため、そのようなチリやホコリが付着していません。

 長いこと洗っていないメガネ拭きや、着ている服の裾よりも、ティッシュペーパーの方が圧倒的にキレイです(少なくとも眼鏡にとっては)。

手順③ 仕上げ拭き

 水気を拭った後は、指紋汚れなどを拭き取るためにもう一度眼鏡を拭き上げます。
 この時に使うのもティッシュペーパーで十分です。新しく乾いたやつを使ってください。

 どうしてもメガネ拭きを使いたい方はこの手順で使ってください。
 指紋などはティッシュペーパーよりも除去しやすいです。
 使い捨てでないメガネ拭きを常用する場合、メガネ拭き自体にも汚れが蓄積していくため、たまに洗ってください。洗濯機で普通に洗濯すればOKです。


 以上、正しい眼鏡のメンテナンス方法でした。
 最初は水で流すのが億劫に感じるかもしれませんが、慣れるとこっちのほうが楽です。出先などでもティッシュペーパーさえあれば眼鏡を拭けますし。

 手順中でも解説しましたが、眼鏡の敵は目に見えないチリやホコリ、汗や涙に含まれる塩です。レンズやフレームにダメージを与えずにこれら除去するためには、水で流すのが最も確実で楽です。

 水洗いせずにメガネ拭きなどで擦ってしまうと、このようなチリやホコリでガリガリと眼鏡の表面を傷つけることになります。1度や2度では目に見えませんが、毎日使う眼鏡ですので、小さな傷の蓄積が致命傷になってしまいます。

 汗や整髪料などの付着も眼鏡を劣化させる原因です。適宜除去しないと、メタルフレームのサビ(緑青が多いです)や、プラスチックフレームの変質(白化)を引き起こします。これもまた、水洗いで落ちます。
 整髪料は乾拭きの手順で落としましょう。

 ということで全人類、

眼鏡は水洗いしてください。


 よろしくお願いいたします。


10年近くレンズ交換せずに使っている眼鏡ですが、目立つ傷はありません(ドヤァ


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