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プレイリストで振り返る2022年 8~12月編

 2022年、ほぼ毎月作っていた「今月の何聴くか迷ったらとりあえず流すリスト」を振り返って、今年の自分がどんな曲を聴いていたか振り返ろうの記事です。

 3~7月編はコチラ。

 ということで夏の終わりから冬の始まりまで。
 曲名/アーティスト名 で記載していきます。

2022.8

暁/ポルノグラフィティ
メビウス/ポルノグラフィティ
Twilight Line/HACHI
ナンバー/ポルノグラフィティ
バイバイレイニー (Still Still Stellar ver.)/星街すいせい
バスタイムプラネタリウム/HACHI
It's not too late/LOVE PSYCHEDELICO
ミモザ/佐々木恵梨
八月の蛍/HACHI
うたかた/ポルノグラフィティ
透明散歩/佐々木恵梨
クラウド/ポルノグラフィティ
霞がついてくる/ヰ世界情緒
VS/ポルノグラフィティ

 ポルノの新アルバムが出たぞーーーッ!!!! という並び。メビウスに関してはこちらで怪文書を書き散らかしています。

 佐々木恵梨さんのミモザは映画ゆるキャンのEDでしたね。あの物語の後に、穏やかに響くギターと柔らかい声色で「もうあれから何年経ったんだっけ?」と流れてきたら……それはさぁ……泣くでしょ……泣くしかないでしょ…… アマプラで観れるので観ていない人は見てください。
 ポルノの暁。REUNIONもそうでしたが、特に近年のポルノグラフィティがやる、容赦のない自己対話と内省を熟練のクオリティと衝撃の攻撃力でやるやつ、ほんとに凄いんですよ…… THE DAY、真っ白な灰になるまで、燃やし尽くせ、Zombies are standing outあたり、マジでド名曲しかなくてここ数年ファンはノックアウトされっ放しなのでぜひ聴いてみてください。
 7月のLast Smileからの流れでLOVE PSYCHEDELICOのIt's not too lateも。いや改めて聴いてみたら好きですLOVE PSYCHEDELICO。
 HACHIさんの八月の蛍は静謐で俯瞰的で、だからこそどうしようもなく感情が伝わってくるような……ため息しか出なくなるような美しさと情景です。最高。そして2022年、それを超えるような凄まじい美しさのアレをやられたもんで……
 ポルノのうたかたはもうこれでもかというくらい込めらた情感が……あぁ……「どうか恋を咎めないで せめてしんと眠りに就かせて」なんてどうやったら書けるんだマジで……オタク妄想イメソンパワーの高さでも知られるポルノグラフィティですが、そんな中でも屈指のイメソン力だと思います。しかもそれを歌う昭仁さんの声がまた、強すぎず弱すぎず、感情的すぎずフラットすぎず最高のバランスなんですよ。これは聴いてくれとしか言えなくないですか?


2022.9

暮れてゆく空は/遊佐未森
I can see clearly now/Holly Cole Trio
Wild Wood/Paul Weller
クラウド/ポルノグラフィティ
或いは虚空に夢を視る/VESPERBELL
誰もいない絵で/ヰ世界情緒
Uncertain Girl/James Landino & WaMi
Drive'n The Rain/Perfume
夏灯籠/HACHI
メビウス/ポルノグラフィティ
To The World/VESPERBELL
What Do You Got?/Bon Jovi
Twilight Line/HACHI
約束をしよう/supercell

暮れてゆく空は、I can see clearly nowあたりは「あ~~~~9月~~~~~夏が終わる~~~~~~」ってなりたくて入れた気がします。ぜんぜん残暑だったけど。Wild Woodの渋さも欲しいなって気分でした。
 そして特筆するしかない一曲としてHACHIさんの夏灯籠があります。再生ボタンを押した瞬間に息を呑むほど、聴いている間は思わず息をひそめてしまうほど、美しい曲です。一部の隙もなく練り上げられ、精密に組立てられた完成度。そしてそれを成立させる技量。こういう月並みな言葉が、何一つ嘘でも誇張でもなく当てはまる曲です。

 Bon JoviのWhat Do You Got?はザ・アメリカンな王道中の王道バラード。ベスト盤のみの収録曲で割と地味な扱いな気もしますが(MVあるけど)、シンプルに好きなメロディなので時々聴きたくなります。
 supercellの約束をしようはシンプルな弾き語り調の曲ですが、ボーカルのnagiさん(やなぎなぎさん)の声の良さと相まってこれも定期的に聴きたくなります。やなぎなぎとしての活動も含め意外とこういう曲がないのもあって、ずっと大事にしている曲ですね。


2022.10

Rainy proof(Acoustic ver.)/HACHI
光の向こうへ(Piano ver.)/HACHI
メビウス/ポルノグラフィティ
Take Cover/MR. BIG
No Escape From Now/Ozzy Osbourne feat. TONY IOMMI
Will be back/MEGADETH
DYSTOPIA/MEGADETH
Solitude/Black Sabbath
Into The Void/Black Sabbath
A Thousand Shades/Ozzy Osbourne feat. Jeff Beck
Goodbye to Romance (Live 1980)/Ozzy Osbourne

 穏やかなバラードとメタルに二分された、前半と後半の温度差がやばい10月。どうなってんだ。
 言うまでもないことですが、HACHIさんの歌の上手さと声の良さは本当にこの人がシンガーをやってくれて良かったと神に感謝するレベルです。その良さがドッバドバに味わえるアコースティックアレンジ、もう拝むしかない。ありがとうありがとう……
 MR. BIGのTake Cover、こんなんオタクはみんな好きやろというサウンドです。「Sold all my dreams. Watched them all disappear.」という歌詞ももう、好きだろ。なぁ。
 オジーのアルバムが衝撃的だったなというのも滲んでいるリストですね。発売されるまで特に情報を見ていなかったんですが、「ぼくの考えたさいきょうのアルバム」みたいなやべーメンツだらけで笑いました。Ozzy Osbourne feat. Jeff Beckとか字面だけで笑うでしょ。内容もしっかりそれぞれのコラボレーションとしての味が出ていて良かったので、ぜひアルバムとしても聴いてみてください。
 Black SabbathのSolitudeからInto The Voidへの流れ、HR/HMの歴史の中でも特筆すべき美しさだと思います。Solitudeの寂し気に一人つぶやくようなところから、ぶん殴るようなヘヴィさになだれ込む流れ、騙されたと思って一度聴いてみて欲しい。
 Goodbye to Romance …………秋から冬、これもある種の寂しさと、けれどそこにある暖かさと、暖炉の前で椅子に腰掛けて昔の日記を開く瞬間の、温かい安心感と郷愁の匂いが……あぁ…… 個人的にはTributeのライブ音源の方がレコーディングされた音源よりも好きです。


2022.11

メリーゴーラウンド/ポルノグラフィティ
Minor role/cyAnos
不埒な喝采/春猿火
さめない/WaMi
Rainy proof(Acoustic ver.)/HACHI
悲しいほど青く<十九色 version>/清浦夏実
ばいばい、テディベア/HACHI
インテンション・プロペラント/やなぎなぎ
テイストレス/富士葵
忘れてしまえ/花譜
Free and Freedom/ポルノグラフィティ
KINGFISHER GIRL(The Song of“Wish You Were Here”)/坂本真綾
心臓と絡繰/花譜

 プレイリストとしての流れの良さとか、曲の収まりみたいな面では今年一番気に入っているのがこの11月のリストかもしれない。すごくすんなり気持ちよく聴けます。
 WaMiさんのさめないは、肌寒いような晴れの日に聴きながら散歩すると最高です。まだまだ寒い時期が続くのでぜひやってみてください。
 清浦夏実さんの悲しいほど青くも、鮮やかに澄んだ青空を眺めながら聴くと良いですね。冷たい空気を肺いっぱいに吸い込んで、白く濁らせながら吐き出して、一歩一歩を確かめるようにゆっくり歩きながら聴きたい曲です。
 心臓と絡繰、これはもう一生大切な曲フォルダに入っている曲ですね……武道館でも聴きたかったなァ……
 ここに来て富士葵さんのテイストレスが戻ってきてるのとか、こうやって振り返ってみると面白いですね。
 やなぎなぎさんのインテンション・プロペラントもリリースからずっと好きでい続けている曲です。こうやって新旧の好きな曲を織り交ぜられると、自分のこれまでを振り返るような気分にもなれて楽しいですね。 


2022.12

暁/ポルノグラフィティ
バスタイムプラネタリウム/HACHI
ヒカリへ/MaiR
さめない/WaMi
かたちなきもの/ヰ世界情緒
レイヴン・フリージア/幸祜
REUNION/ポルノグラフィティ
君よ、気高くあれ/シユイ
すずめ[feat. 十明]/RADWIMPS
霞がついてくる/ヰ世界情緒
ユメノツバサ/FictionJunction
ARCADIA/ヰ世界情緒

 今年の総括感も出したかった12月リスト。
 MaiRさんのヒカリへ、あ~~~~この人にこういう曲歌って欲しい~~~~~~ってなるドンピシャな曲です。これこれこれ! 真芯に当ててバックスクリーン直撃! みたいな、曲、歌詞、編曲とサウンドそして歌唱、ストーリーまで含めて全てが素晴らしく、かつ噛み合っていて、痛快と言ってもいいほどだと思います。
 かたちなきもの、ヰ世界情緒さんが年末にもう一撃やってくれましたよ……静かに丁寧に、流れるように紡がれる豊かな情景。この方の歌声、こういう滾々とした流れを生むのが上手いなと思ったりします。これもまたこの人こういう曲が聴きたかったというツボにドンズバでハマるやつ。
 ユメノツバサの原曲は牧野由依さんですが、12月の空気からいくとこのFictionJunctionでKAORIさんがカバーしている音源の方が良いなと。
 これまでに出てきた曲も多いので語れることが少ない。でも季節感もあり、今年のベスト的なところもあり、流れもいい感じでリストとしては気に入ってます。


 というわけで以上、2022年によく流していた曲たちでした。振り返ってみると同じ曲ばっかり聴いてるなぁと思ったり、まぁそりゃ好きだよなぁと再確認できたり。
 もちろんよく聴いていたけど、流れの問題などでこのリストに入っていない曲なんかもありつつ。まぁ完全網羅は無理よね。

 とにもかくにも、残りの今年も、来年も素敵な曲と出会えますように。


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