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地球から多くの恩恵を受けますが、私は何も返していない

最近の異常気象から
ふと、思うことがある ・・・

私は、自然や野生の生き物が大好きで
・・・ いつも心を癒してくる

そんな地球から、多くの恩恵を受けても
私は、何も 返していない ・・・

そんな気持ちが 湧き出てきます。

人には、いろんな考えがあり
優先するものは、違いますが・・・

私は、自然を残したいと思っています。

理想と現実は違う・・・と言われますが
当の本人が、それを求めているだけです。

と言う私も失敗は、しょっちゅうですが
それも慣れたもので、心の回復力は早いです。

要は、失敗しても自分の考える道を歩むことが
幸せかなぁ〜と、感じるようになりました。

私は、若い頃から続けている習慣があります。

毎朝、子供の心に戻り、スタートする
・・・単純に、それだけです。

何から学んだか、記憶はございませんが
海外の古い商人の啓蒙書だった気がします。

読んでいるうちに感動し、そうだよなぁ〜
この感動が、異常に大きかった記憶はあります。

この本をどう解釈をしたのか、わかりませんが
子供の心に戻り、生きてみよう・・・
その行動が、私ははピッタリ合いました。

毎朝、10年、20年、続けますと、
年齢と共に、心の変化も見えてきます。

要するに、生きている原点を定める 感覚です。

ビジネスが上手くいっている時は、
朝の笑顔も、鬼の顔になっていますが・・・

心を子供に戻そうとしません・・・これが人間です。

2015年、ミャンマーに入り
朝、いつものように鏡を見た瞬間
今までの感覚と、違うことに気がつきました。

まさに・・・やる気満々、鬼の顔です。

外は、裸足で走り回る子供たち
何でそんなに、無邪気に笑えるのか・・・と。

いつも子供の笑顔に・・・ 救われた気がします。

子供たちが昆虫を捕まえ、ひと声をかけ手放す
優しそうな子供たちに・・・

どうして逃すの・・・と尋ねると、

美味しくない 昆虫だから・・・と
もぉ〜 ガックリ・・・、子供は逞しいですよ。

私が、子供の笑顔にこだわる理由は・・・

子供は、いつも 大人を見上げています。
逆らうことも、できないでしょう。

なんでやねん、と思うこともあるでしょうが
大人には、言い訳できる 理屈があります。

子供の声を聞いてあげる、ふりをしますが、
できないものは、できない、といえば済みます。

私は、大人を見上げる位置にいたい・・・
単純に・・・そう思っているだけです。

それが40年続く、私の朝の誓いです。

みんな、自分の性格をわかっています。

どこで、どのように怠けるか・・・
がんばった振りをすることも、できます。

私の人生も、その繰り返しですが・・・
朝、必ず心を、子供の目線に戻します。

それが、私の習慣ですが・・・
今では、完全に私のモノになっています。


25年前、種子島に安城という村があり
私の住む安城と同じ名前から交流がありました。

種子島の安城小学校体育館に
宿泊の用意をして頂いたにも関わらず
村の方と楽しく泡盛をいただき・・・

朝起きたたら・・・運動場で寝ていました。
まさに壮大な星空の布団です・・・最高でした。

そんな出会いから・・・
低学年の女の子が泊まりに訪れました。
種子島で体験できないことを・・・と
ファミリーレストランへ 案内しましたが
女の子は、黙って泣き出しました。

トイレも水洗で、全てが体験したことがなく
不安いっぱいになり、涙が溢れちゃいました。
私の大人目線に、情けなくなった記憶があります。

あの出来事から、いまでは小学生の子供達に
馬鹿にされるくらいですから、レベルは高いです。

風の便りで、彼女も大人になり島を出たと・・・
きっと、逞しい娘さんになっていると思います。


ミャンマーを離れ、3年になりますが
仲間のみんなには、いつも感謝しております。

政治に安定していないことは、悲しいですが
若者たちは、必ず乗り越え立ち上がります。

私に、そう思わせるのは・・・
ビデオチャットからのメッセージです。

「 いまは、みんな苦しいですが
  私たちには、夢が あります・・・」

いまを生きることが、精一杯なのに
正直、この言葉を聴くとは 思わなかったです。

驚きと・・・ 心から 嬉しかった。

毎日 みんなと、汗を流し
心はシンプルにしよう・・・と誓い合う。

3年間、それを繰り返したことに
いま・・・ 意味があったと思えます。


私の投稿は、自分の心に記録しておきたい
それだけの目的です・・・

みんなそれぞれ、自分に合う生き方があります。

私はミャンマーの娘たちと、もう一度・・・
ハンドメードの服作りを目指しております。

日本か、ミャンマーか、それはわかりませんが
従来のモノ創りとは、間違いなく異なります。

次代は・・・
人々の心が潤う、モノ創りが必要であり
それが、地球への恩返しになると信じております。

人を愛することができ、幸せは育まれると感じます。

私のファッションは、生き方の追求です。
敬愛するお客さまと、それを共有すること・・・

いろんな服を持っていなくても
その人の行動から、豊かさは湧き出てきます。

私が、拘っているのは・・・
お客さまが、美しい生き方を抱くことです。

いつも、ありがとうございます。
皆さまとの出会いに心から感謝しております。

2023年9月22日  お彼岸でも猛暑月.  水谷勝範

追伸、
私は 月1の投稿で怠け者ですが
皆さまのご努力は、本当に素晴らしく
いつも楽しく読ませて頂いております。

皆様にお会いしたことはございませんが
共に歩んでいる感覚になるから不思議です。

皆様が日々、お元気に過ごされますことを
心から祈っております…… 感謝…  合掌。

Webからファッションを創る、それが私たちのプロジェクトです。服作りとはいえ、私たちが大切にしていることは、お互い共存し成長できる社会になることです。皆さまとの出会いを愉しみにしております。水谷勝範