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奈良クラブ【外野の観戦記(vs松本山雅 FC R6.4.13)】

<観戦前夜🌃>

【観戦前夜】

 前回の観戦からアウェーの試合が2試合あったけど、テゲバジャーロ宮崎には逆転負け、いわてグルージャ盛岡に一度は追いついたものの、追加点を許して負けてしまった。後半に失点するパターンが多く、なかなか解決の糸口が見いだせず、チームとしての総合力において厳しい状態が続いているのかもしれない。

 それでも1試合1試合、シーソーゲームを繰り返しながら、頑張り続けている奈良クラブ。そろそろサッカーの神様が微笑んでほしい。

 ガヤおじさんも、ようやくサッカーのある日常を取り戻し、桜が満開に。毎年ロートFも桜が満開の頃に試合があるけど、スタジアムから見る桜が満開の景色もなかなか良いものだ。

京都の会社近くの桜

<ガヤおじさんプレビュー>

【松本山雅FCについて】

 昨年の順位は9位(15勝14敗9分)
 現在の順位は13位(2勝3敗4分) 

 前節はディフェンスが崩れてしまって大量の6失点。
 元々ポテンシャルのあるチームだけに、前節の結果は信じられないところだ。たくさんのサポーターがいるチームなので、きっとどこかで立て直してくることだろう。選手もスゴい選手がそろっている。昨年の奈良クラブのFW浅川隼人選手も松本山雅に移籍した。
 どんなサッカーをするのかは、まだハッキリと分からないけれども、個々の選手の能力が高いので、要所要所の個人戦では松本山雅に分があるのかもいしれない。ただ、それが逆に戦術的なところで定まっていないのかもしれないが・・・。

【奈良クラブについて】

  昨年の順位は5位(15勝11敗12分)
  現在の順位は15位(1勝4敗5分)

 リードしているのに、後半追いつかれることが多い。戦術的なところでは負けていないように思う。面白いサッカーはずっとしている。圧倒的に支配されて負けているわけではなく、後半のところであと1歩が及ばない感じであと少しのところで試合を落としている。
 チーム事情的な問題だと思うので、上り調子になるまでに少し時間がかかるような気がしている。

 (フリアン監督のコメント一部抜粋)
「非常に厳しい試合となることはわかっています。守備の時間帯が多くなることもあるでしょう。ですので我々はコンパクトで団結したチームとなり戦います。」

<外野の応援🏁🔥>

⚽ロートフィールドに向かう前

 お義母さんを車で迎えに行って、今日は家族で観戦する予定。

平城京跡

 定期健診の結果はボチボチ。脂肪肝が無くなって、次の検査の結果が良ければ、1年に1回の検診になる予定。サッカー観戦も健康があってこそ。
 昨年はお義母さんが骨折、妻が足の手術があり、なかなか3人揃って観戦に行くことが出来なかったけど、今年は3人での観戦が増えそうだ。 

⚽スタジアム到着

杖をついて歩く2人
3人で並んで観戦
松本山雅サポーターと桜

 取り敢えず、いつものようにメインスタンドで3人並んで観戦。桜は少し散り始めている。私達家族はサッカー観戦歴は長いけど、毎回、相手チームのことも知らないし、選手の名前もあまり知らない。サッカーをしているのを楽しく観ているだけの家族ファンの私達。
 ただお義母さんは最近西田選手を気に入っていて、「16番の子がいない」って言うので、「今年、11番になったよ」と教えてあげる。今日はお義母さんがおしている西田選手が活躍してくれるといいなと思う。

⚽スターティングメンバー

 いつものメンバーだが、控えに都並選手や田村選手が入ってきた。前節の吉村選手もとても落ち着いた感じで充分にやれている気がしたけど、今回は入っていなかった。
 今回は、スタメンでやれるところまでやる!という意気込みを感じるメンバー編成のように思う。
    宗太朗も途中で必ず投入されるだろうから、ガンバレ~~~~~!(最近プレーに迫力と貫禄が出ててきたな。)

⚽選手入場

師匠がエスコートキッズに

 今日は師匠がエスコートキッズとして國武選手と手をつないでの入場。きっと良い思い出になることだろう。

⚽キックオフ

 試合が始まった。松本山雅は立ち上がりロングボールを多用してくる。この攻め方は、前回の金沢と同じような感じ。個人の力技で先制点を奪いに来ようとしているように見える。奈良クラブは丁寧にパスを繋ぎながら前線にボールを運ぶ。今日は比較的パスが繋がっているように見える。

⚽開始早々の得点

 なんとなくパスが繋がるなと思っていたら、右サイドから、中に出たボールを百ちゃんが良く見ていてスルーした後ろには國タケがフリーで、外からヨメ、メグが中に切り込んできたところで、ヨメ→メグ→ゴールとピンボールのようなボールの動きで山雅のネットを揺らした。
 全員サッカーで奪ったような素晴らしいゴール。今日は勝つぞ!!

⚽ディフェンス陣の奮起

 山雅はその後もディフェンスラインの裏を狙ってボールを蹴ってくる。ディフェンスラインのすぐ後ろでパスを通そうとするも、奈良クラブのディフェンス陣が追い付いてよく守っている。

⚽メグと下川選手のコンビネーション

 いつもは岡田選手と下川選手が、タテへタテへの早い動きで相手陣内に切り込んでいく形をとっていたけど、今日はメグと下川選手のコンビネーションで左サイドからタメとスペースを作ってチャンスを生み出している。特にメグがボールを貰うと、タテだけでなく、ヨコやナナメの動きが加わり、チャンスを演出している。後半30分の下川選手からのセンタリングに最後は百ちゃんのヘッドは惜しかった!
 この2人のコンビネーションもいい感じになってきた。

 このペースで、ガンバレ~~~、メグ~~~! 下川選手~~~!!

⚽一瞬の大ピンチ!

 最後尾のヴィトが、ボールを蹴ろうとしてタイミングが合わず山雅の選手にボールを奪われた! さらに切り返されてボールはゴールキーパーのいないところで山雅の選手に渡る。絶対絶命のピンチ!!
 しかしシュートはゴールのわずか右。頭を抱える山雅の選手。いや、本当に危なかった。奈良クラブは絶体絶命のピンチを救われる。
 あぶね~~~~~。

 その後も山雅はディフェンスラインの裏を狙うパスを通そうとするも、奈良クラブはしっかり守り切って、前半戦をリードで折り返す。

⚽後半いきなり岡田優希がキタ~~~!

 後半開始早々、いきなり岡田優希のゴ~~~~~ル!
 一瞬なんでそこにメグがいるのか分からなかったけど、メグが右サイドに入り、岡田選手が左サイドに入っていた。メグから生駒選手への絶妙なパスに生駒選手がグラウンダーで早いボールのセンタリングを、百ちゃんの後ろから岡田優希がズド~~~ン!!!
 奈良クラブ追加点! よし、よし、今日はイケる! 絶対イケる!!

⚽繋ぎ始めてきた山雅

 松本山雅がロングキックから前後にショートパスを繋ぎ始めてきた。中盤での激しい攻防。イコマが倒され、賢星がイエロー。いつもは笑顔を見せるメグも熱くなっているようだ。
 毎試合、このあたりから運動量が落ちてくる奈良クラブもここが勝負どころだ。 
 
 今日は成長した姿を見せてくれ! VAMOS! 奈良クラブ!!

⚽双方交代

 双方のチームが選手交代を行う。なんとなくではあるが、山雅が攻めの交代、奈良が守りの交代のように見えなくもない。ヴィトーが良い飛び出しで、相手のクロスを止める。守備範囲が広いGKだ。
 このまま最後までゲームを締めきって欲しい。

⚽ロングシュートが奈良クラブのゴールネットを揺らす

 松本山雅のロングシュートが奈良クラブのゴールネットを揺らす。ボックスに入られる前に、変なポケットが出来たように見える。やはり疲労が目立ってきたのか? 2点先制しているので、奈良クラブがまだ勝っている。

 ここで宗太朗が投入される。 
 頼むぞ! 宗太朗! そろそろ本領発揮でゴールを奪ってくれ!!

⚽コーナーキックからの失点

 この前、ツエーゲン金沢戦でアディショナルタイムに追いつかれたシーンを同じような失点だった。松本山雅のコーナーキックから、ヘディングシュートは奈良クラブの遠い側のサイドネットを揺らす。修正はされていないのか、それともいたしかたないのか・・・素人のガヤおじさんには分からないが、ここ最近の奈良クラブは同じような失点が続いている。

 ・・・同点。まだ負けたわけではないが、山雅のペースに感じる。。。
 
 ここで今まで試合の流れを変えてくれる熱い男、都並優太選手が投入される。頼むぞ~~~、お祭り男! 都並優太!!

⚽ヴィト~、絶対絶命のピンチを防ぐ

 裏に出されたボールに奈良クラブの選手達が追い付かない。。。
 そのまま持ち込まれ、1対1に。これも何度も見ているが、ヴィトーが1対1を防ぐ。負けを回避するビッグセーブだ! いいぞヴィト~~~!!!
 さぁ~、ここで、ドラマをみせてくれ、奈良クラブ!!!

⚽宗太朗奮起

 宗太朗が3人に囲まれても、踏ん張る。前線で必死にボールを追う。都並選手同様、宗太朗もチームを引っ張っていく貫禄を見せてくれるようになってきた。ここで押し返して欲しい。踏ん張りどころだ奈良クラブ!

⚽アディショナルタイムの大チャンス!

 都並が競り合いから抜け出す。逆サイドの賢星にボールが渡り、数的優位が宗太朗と岡田優希のところで数的優位が出来ている。宗太朗スルー。岡田優希が渾身のシュート~~~~~!!
 ゴールはわずがバーの上、これが決まっていれば・・・という大チャンスだった。

⚽アディショナルタイムの大ピンチ!

 嫌な予感しかしない。ラストワンプレーのコーナーキック。蹴られたボールは山雅の選手が逆サイドにヘッド・・・「いつものパターンだよ」と思いつつもゴールは外に外れる。ここで試合終了。

 アディショナルタイムの悪夢は回避した。。。

⚽試合後(奈良クラブ会議)

近所の焼き鳥屋さん

 今日は、試合の後、3人で焼き鳥屋さんに。サッカーの話で言えば、お義母さんは琉球戦よりもヨカッタとの感想(前回の観戦が琉球戦であったため、まぁ~真っ当な評価かな?)。妻は私が師匠から頂いたお弁当(後ほど記載)に興味が。ガヤおじさんは、今日は師匠にお弁当を作ってもらって一生の思い出になる試合となった。
 そんなこんなでいつもの家族団らんを楽しく過ごす「奈良クラブ会議」、今度は5月3日に3人で観戦する約束をして家路につく。 

<がやおじさんレビュー>

【追いつかれての引き分け(2-2)】(順位15位)

 今日は2点先にリードしたのに追いつかれてしまった。今までのパターンからして今日は勝てるのではないかと思っていたけど、やはりサッカーは甘くない。おそらく今は、チーム全体でなかなか勝てない時期なんだろう。

 こういった時期は数年前にもあった。林舞輝監督の時に水谷選手が負傷し、奈良クラブのアイディンティティーが崩れてしまった時だ。それでも選手達はハードワークで頑張り続けたが、やはりサッカーは甘くない。こんな時は必ずあるように思うので、くさらずに頑張って欲しい。

 なかなか奈良クラブのサッカーで勝てない時期だけど、「奈良クラブらしさ」は崩れて欲しくないと思う。前半は横と縦にボールが繋がり、流れるようなゴールが生まれた。奈良クラブのゴールのなかで一番綺麗なゴールだと思う。このゴールは奈良クラブらしく積み上げていかなければ生まれないゴールだ。

 これからも頑張って欲しい。

【フリアン監督コメント(一部抜粋)より】

 「ただ2失点目は容認できないですし、同じような形での失点を監督として責任を感じています。そこに着手し解決策を出さなくてはいけないですし、セットプレーを強化することはこのカテゴリーで戦うには不可欠です。引き続きリーグで戦っていくためには解決策を出さなくてはいけません。」
 
 いつも適切な「解」を見出し、修正をはかっているフリアン監督もなかなか「解」を見いだせない苦しい時期なのかもしれない。

<外野の感謝>

【師匠からお弁当を頂く】

師匠の作ったお弁当

 今日は師匠にお弁当を作ってもらった。いやいや本当にいいのかな?そんなの作って貰っちゃって・・・親御さんにしても、自分の娘がヨソのオッサンにお弁当を作るというのは心配でもあるのでは?と思いながらも、そこは遠慮なくお弁当を頂くガヤおじさん。
 お弁当は一つ一つ丁寧に作られており、ウチの奥さんのお弁当もまぁ~スゴいんだけど、師匠のお弁当もスゴかった。
  美味しい!。サンキュー!!

 師匠は自作のスゴい旗をゴール裏で振っている。その旗には選手のサインがいっぱいあるんだけど、今日はガヤおじさんのサインを書かせていただくことになる。ここも遠慮を知らないガヤおじさんだったりする(笑)

 師匠は今日はエスコートキッズまでやってるし、ある意味、小学生ながらにコアサポの仲間入りだ(ガヤおじさんはガチサポではないけれども)。
 そういえば、昔マルヤス岡崎に「Cocoちゃん」という、女の子のコアサポの子がいて、その子が応援するとマルヤス岡崎が1.5倍増しに強くなる感じだったけど、師匠にもその片鱗を感じる。師匠が旗を持って応援している時の奈良クラブはまぁまぁ強いと勝手に思っている。

<ガヤおじさんの独り言☕>

【サポーター論について】

たまにゴール裏でガヤってます

 ガヤおじさんはサポーターの中心にいるわけではなく、外野の方からガヤガヤ後ろでガヤってるお調子者のオッサンサポーターでしかない。

 選手が倒されると「コノヤロー!、ふざけんな~!」とか外野から平気で言ってるし、味方が不甲斐ないプレーをすると「何してんねん、怒るで、しかし~~~!」とか内輪で言ってる、ただのオッサンだ。

 なのでサポーター論で言えば、どちらかと言えば、ダメな方のサポーターに分類される気がする。。。だからそもそも論として、自分の応援の仕方を他の人に推奨は出来ない。もちろん「こうあるべき」とも言えない。

 ただ、そういうただの変なオッサンのガヤおじさんに、サポーターの中心の人が、「今日も宜しくお願いします。」とわざわざ挨拶をしてくれたり、小学生の師匠が「一緒に応援しよう」と誘ってくれたり・・・、時の経過とともに、こんなガヤおじさんでも受け入れてもらえるようになり、とてもありがたいと思っている。みなさん、いつもありがとう。

 正しいサポーター論なるものがあるのかどうかはガヤおじさんには残念ながら分からない。哲学のようなもののように思えてしまう。ただ、皆がいろんな自分と違う人を受け入れて応援出来るようなゴール裏になればいいなとガヤおじさん的には思っている。

 また、次もスタンドから家族と一緒に観戦し、ゴール裏で師匠と一緒に応援したいと思っている。

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