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重度のメンヘラ女が冷却期間なしで1ヶ月で復縁しました


Xのみおです。現在24歳の社会人です。
当時の私と同じように、復縁を目指している方への希望になって欲しいのでnoteを書きました。


当時22歳だった私は、マッチングアプリで彼と仲良くなったことがきっかけで2022年の6月に付き合いました。1年以上の付き合いでしたが、2023年の8月に彼と別れました。
このまま結婚すると思っていた彼に「もう無理」と言われ、そこから音信不通。

そんな私でも別れてからわずか1ヶ月後、彼と復縁を果たすことができました。
しかも、「冷却期間を設けずに」です。


周りからは

「冷やかしじゃないの?」
「みおが思ってるだけじゃない?」
「復縁には時間が必要だって」
「そんなに人って変わらないよ」
「付き合ってもまたどうせ別れる」

と散々言われました。


確かに、私は彼と復縁するまでは周りから見て引くほど『重度のメンヘラ』でした。
そう言われても無理はありません。


ですが私はかなり戦略を練って行動しました。
なので半年以上経ちましたが彼と別れていません。今は二人で仲良く同棲してます。

そんな私の復縁までのストーリをお話しします。


1. 突然のお別れ (23年8月)


あの日のことは、今でも覚えています。
22歳の時、当時付き合っていた彼からLINEで突然の別れを告げられました。
彼からの「もう無理」の一言で、あっさりと関係が終わってしまいました。

振られた瞬間、頭の中が真っ白になりました。
この1年間、彼のことだけを考えて生きてきた私。

理由を聞いても、「気持ちが冷めた」としか言ってくれない。メンヘラだった私は、必死に「なんで?」と聞き返しましたが、それから彼は一切、私の話を聞くことはありませんでした。

「彼は私の全てだったのに、もういない。」
そんな現実が受け入れられなくて、大泣きしながら帰りました。

家に帰っても、ひたすらベッドの上で丸くなってただ泣いていました。
「○にたい」と何度も言ってました。

こんなに好きだったのに、「どうして?私のどこが悪かったの?」と自分を責める毎日。重度のメンヘラの私は、過呼吸になるほど泣いていました。

彼がいないと生きていけない、そう本気で思っていました。
「彼との思い出が全部なくなったんだ。」
胸が張り裂けそうなくらい、苦しかったです。

これまで彼に依存していた自分を振り返ると、かなりメンヘラでした。

・SNSは全て常にチェック(サブ垢でも)
・週3回以上は電話、追いLINEは当たりまえ
・LINEを既読スルーされただけで、「嫌いになったのか」とパニック
・「私以外の女と話さないで」と彼の行動を束縛
・思い通りにならないと「もう別れよう」とヒステリックになって彼を責める
・喧嘩になった時は仲直りするまで「なら○ぬ」を連発

これ以上にもまだまだ数えきれないほど、彼に対してメンヘラになっていたと思います。当時の私は、愛されたい一心で、ただ彼にかまい続けることが愛することだと思っていました。でもそれは、勝手に自分が恋に溺れているだけで、相手を思いやる気持ちがなくなっていたんですね。

今思えば、「よく彼は私のことを受け止めてくれたな」と思います。

2. 振られてからの1ヶ月間 (23年8月~9月)


正直、振られてからの3日間は、何もする気が起きませんでした。
ただ泣いて、彼のことを考えながら、ずっと自分を責めていました。

泣きながら「復縁する方法」と何度も検索していました。
一刻も早く復縁したいのに「冷却期間は必ずとるべき」と書いてあってさらに大泣きしてしまいました。

「時間を置いているうちに新しい彼女ができたらどうしよう」
「そんなことをしているうちに縁が切れたらどうしよう」

私はまだ重度のメンヘラだったので、彼への執着はそう簡単には断ち切れませんでした。

連絡したくて仕方がないのに、それをずっと堪えながら自分を変えていくなんて、私は「無理」だと思いました。そもそも簡単に感情を抑えることができていたらメンヘラになってないです。

なので私は、冷却期間をつくって「時間が全てを解決してくれる」なんて単純な考えはやめました。

むしろ時間を置けば置くほど、「復縁したい」っていう気持ちが落ちちゃうかもしれない、自暴自棄になるだけだと思いました。

なので私は、彼と復縁したいという思いは捨てず、とりあえず前を向くために
「自分で何かできることをする」「今この瞬間から行動を起こすこと」
だけ意識するようにしました。

実際にしたことも教えます。

①気持ちを紙に書くこと
これは最初にはじめました。
とりあえず自分の感情を言葉にして吐き出しました。
側から見たらデスノートかもしれません。(笑)
ですが、自分の気持ちを書くことで、少しずつ心が軽くなっていくのを感じました。彼への不安も「全て言葉にすること」で整理していきました。

②睡眠に気を使う
寝るのが遅かったので、なるべく0時までには寝ることを心がけるようにしました。また、睡眠の質を良くするために、寝る前は10分ほどストレッチをしました。

③外見を磨く
最初の一ヶ月では正直そこまで手が回りませんでした。ですが、スキンケアは欠かさず毎日行いました。「自分の肌を大切にする」という意識が、自分を大切にする気持ちにつながったと思います。

④自分の好きなことをして機嫌をとる
余計なことを考えないよう、暇さえあれば「自分の好きなこと」をしていました。私は音楽を聞くことが好きだったので、ひたすら音楽を脳内に流し込んでました。

⑤彼への気持ちを消そうとしないこと
私は彼への想いを無理に消そうとはしませんでした。なぜなら、そうすればするほど、かえって彼のことが忘れられなくなると思ったからです。
「彼の気持ちは考えるな」「自分のことだけ集中」とよく言われますが重度のメンヘラの私は無理でした。


3. 1ヶ月後 (23年9月)


自分磨きに励んで1ヶ月が経った頃、私は彼にLINEを送りました。

「今の私なら、どうなっても怖くない」
あれだけ感じていた「不安」や「焦り」が全く感じなくなっていました。
自分の感情に正直になっていました。

「久しぶり。直接会ってもいいかな」と連絡しました。

この一ヶ月で培った自分への信頼が、勇気を与えてくれたんだと思います。
「完璧な自分じゃなくてもいい。今ならきっと大丈夫。」そう信じて、連絡しました。

そうしたら5時間後、彼から「会おう」という返事が来たんです。
その瞬間、胸がドキドキしました。

彼と会う日、私はいつも通り身だしなみに気を遣い、カフェで彼を待っていました。そして、手を握りしめながら自分にこう言い聞かせていました。

「大丈夫。今の私なら、彼と向き合える」


彼が現れた時、私は思わず息を呑みました。
なんだかすごく久しぶりに会うような感覚でした。


テーブルに座り、私は彼に正直に話しました。
「急にごめん。この1ヶ月、自分と向き合う時間をつくった。○○と別れてから、初めて自分のメンヘラと向き合ったよ。」

彼は今までとは違って、私の話に耳を傾けてくれました。

「○○を失ってから気づいた。私、依存しすぎていた。でも、本当は自分で考えないといけなかった。だから、必死に自分を変えた。」

私は涙を浮かべながら、必死に自分の言葉を紡ぎました。

「正直に言うと、今でも、自分に自信が持てない時はある。でも、前の私とは違う。自分と向き合う勇気を持てるようになった。」

そこで私は、彼の目をまっすぐ見つめました。

「もう一度、○○とやり直したい。新しい私と、新しい関係を築いてほしい。」

私の真剣な思いが彼に伝わったのか、彼は

「俺も、なんかわからないけど、みおの変化をなんとなく感じてた。正直、みおからの連絡を待ってた。」

その言葉に、私の目から再び涙があふれました。

「これからは、お互いを思いやる関係を築いていこ。俺も、みおを支えたい。一緒に再スタートしよう。」

彼のその言葉で、私たちはまた、最愛の恋人として関係を築いていくことになりました。本当に嬉しかったです。今でもその情景が脳裏に焼き付いています。


4.復縁後の変化


今の私たちは、結婚を前提に将来を語り合えるほど、良い信頼関係が築けています。
メンヘラだった過去を乗り越えて、こんな幸せな日々が訪れるなんて、正直私も信じられません。

振り返ると、別れてからの一ヶ月は、メンヘラの自分と向き合い大きく成長させてくれた時間だったと思います。

完全メンヘラ脱却とまではいかないまでも、確実に私は変わり始めていました。そしてなにより、

彼がいなくても「幸せ」を感じられるようになっていました。
「私は変われる」を実現することができたんです。

自分と向き合う勇気、相手を思いやる心。
そして、「自分を好きになることの大切さ」を教えてくれました。


メンヘラから脱却するのに、一ヶ月は短すぎるかもしれません。それでも私は、自分を見つめ直し、自分磨きをして、重度のメンヘラを卒業できました。


今でも彼氏は、私の過去のメンヘラっぷりを忘れてはいません。
でも、以前とは違います。

復縁してからは、そんな過去の私も受け止め、意見がぶつかった時も、お互いを思いやり、一緒に乗り越えていくようになりました。

彼との恋愛を通して、私は初めて、自分も相手も大切にする愛を知ったんです。


そうやって、自分と彼の気持ちに真摯に向き合った結果、私たちは復縁を果たすことができたんです。冷却期間なしで、わずか1ヶ月という短い期間で。

周りからは「早すぎない?」と心配する声もありました。でも、2人で向き合った気持ちは本物だったから、私は自信を持って復縁することができました。

もし「冷却期間が必要だ」なんて言い訳をして時間を置いていたら、あの時のチャンスを逃してしまっていたかもしれないです。


5.私が伝えたいこと


復縁したいなら、自分と向き合い、変わろうとする姿勢を意識してください。
もちろん、相手の気持ちを無視していいわけではありません。

大切なのは、

「自分の気持ちと正直に向き合うこと」

これさえできれば、冷却期間はいりません。


自分に正直になるからこそ、自分を大切にできるし、何かしてみようと勇気を持つことができます。


このnoteを読んでくれているあなたには、この大切さを感じて欲しいです。

私のように、たった1ヶ月でも、自分と向き合う時間を持つことで変われるんです。そして、その変化は目に見えなくても必ず相手に伝わります


なので「冷却期間は絶対に必要」という固定観念に縛られないで欲しいです。
「自分が今だと思うタイミングで行動すること」が一番です。

もちろん相手の気持ちを考えることも大事です。ですが、自分の気持ちに嘘をつかないで欲しいです。一ヶ月でガラっと変わることは簡単ではないです。

けれど、小さなことから積み重ねれば、必ず変化を起こせるはずです。


今はとにかく、自分の感情に素直になって寄り添ってあげてください。悲しみたいだけ悲しんで、泣きたいだけ泣いていいんです。

そうやって自分の心に正直になることで、意識しなくても少しずつ前を向けるようになっていきます。


あなたは絶対に復縁できます。あなたの復縁ストーリーはこれからです。

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