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“揺らぎ”に憩うわたしたち

たとえばバラのような花が主役の西洋風の庭よりも
万葉集に登場する草花が折々楽しめるような庭に憧れます。

杜のなかにいるような自然な風情を楽しみたくて
杜音にはフェンスも生垣も、プランターもありません。

植えたわけでもないのに
鳥の落とし物から生えてきた?と思しき草花もあれば
いなくなったと思ったら、違う場所から出てくる花も…🥷

   予測できなくて、おもしろいです😊

ちいさな黄色いウマノアシガタの花は
陽が西に傾くと花びらを閉じ、朝になるとまた開いて
開く、閉じる、というリズムを数日間刻みます。

ウマノアシガタ。開いているとき
ウマノアシガタ。閉じるとこうなります

思えば、わたしたちが最初に体験するリズム、音は
お母さんのお腹のなかで聞く、鼓動や血液が流れる音。

それは早くなったり遅くなったりと、揺らぎます。

人間は波動という“揺らぎ”のなかで生きていることを思うと
音楽にとっても大切なのも、“揺らぎ”なのかもしれません。

気分や体調が揺らぐのも、あたりまえのこと。

失敗して落ち込んだり、感情が溢れすぎたりするのが
きっと本来のわたしたちなのです。

音楽の“揺らぎ”は、わたしたちを“揺らがせて”くれるから
心地よい、と感じるのかも…。

    〜   〜   〜

オレンジ色をした新葉のシモツケゴールドフレームが
西陽にキラキラ、透明に輝いていました。

この子はお日様のひかりの加減で
オレンジやゴールド、ライムグリーンになったりと
色を揺らがせ、楽しませてくれます。

草花は、風に揺れ、お日様のひかりに揺らぎながら
人間の耳には聞こえない音楽を奏でているよう。

さて、おうちコンサート 〜ルイジの伝言〜vol.2ベートーヴェンのささやき まで、あとすこし。
20代のベートーヴェンの心の“揺らぎ”を
ご一緒に体験しませんか。

ご参加を、お待ちしております♫

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