見出し画像

ワタシが思っているアーティスト性って、農業に近いのかもしれないって思った。

先日、大好きな陶芸家さんが参加している陶芸市に行ってきました。
お父さん
お母さん
ムスコさん
の三世代で陶芸家をやっている、陶芸一家の工房なんです。

陶芸家。
ワタシからしたら、アーティストです。
日本中の陶器市に出向いていくとか聞くと、旅人なの???? って驚くけど、旅人ではなく、芸術家だと思うわけ。

その工房のお母さんと話していたとき、うわーーそっかーーって感動したことを、書こうと思います。


お母さんのお父さんの代から陶芸家だったそうなので、お母さんはもう、生粋のアーティスト。
そのお母さんは、母性溢れる作品を作られる方で、
お母さんが作ったお地蔵さんをみたら、ちょっと涙ぐんじゃう。
ワタシが更年期で不安定だからってことじゃなくてねw

そのお母さんが、一番シアワセだなぁって思う瞬間が

季節の花を庭や裏山から採ってきて、自分の花器に挿すことなんだって。
花々を眺めるのがシアワセすぎて、花器だけじゃなく、活けられそうって閃いたら、なんにでも挿してみるみるんだって。
そしたら、逆に花器のアイデアが浮かぶんだそう。

暮らしに密着して、四季折々を全身で感じて、楽しんで、味わって、
それを届けたいって思うんだって。
「小さな畑で野菜を作ってるんだけどね、同じ。美味しくなーれって言いながら育てるじゃない? 同じよ。」

植物の仕事をしている夫のおかげで、我が家も植物で季節を愉しんだり味わったりすることが日常です。
そのことを話したら、

「季節を野菜や花や葉っぱで感じるのって、最高の人生よぉ。その暮らしがアートよぉ。豊かさよぉ。あなた最高だわぁ。いい人と家族やってるわぁ」

と言われて、なんだかすごく大事なことを教わったなぁと思ったのでした。

土を育て
汗をかき
服を汚して働き
天気を気にして
晴れも雨も風も雷も大事で
暗くなることも大事で
待つ時間が大事。
野菜は足音で育つそうで、
それくらい通い詰める人がいるから育つ。
声をかけ
虫を育て、育ててもらい
鳥もトンボも味方。
最後は、人さまの暮らしの中。

誰かの暮らし。
自分の暮らし。
暮らしがあってこそ。

そんな魂を忘れずに、書き続けていきたいなって思いながら、お母さんと握手をしてきた。
お母さんの作ったユニークなマグカップで珈琲を飲みながら
自分の土を育てよう。
晴れも雨も風も雷も全てが必要。だからすべてに感謝しよう。

そして、こちらか告知。
ZOOMでオシャベリ会を開催します。

5月10日 金曜日

午前の部 10時から
午後の部 21時から

■もろほしゆみこの情報■↓↓↓↓↓


この記事が参加している募集

#創作大賞2024

書いてみる

締切:

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?