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すばらしい人体 を読んだ

本屋で「すばらしい人体 あなたの体をめぐる知的冒険」が山積みになっていたので、きっと人気&面白いのだろうと思い、興味が湧いて読んでみた。

冒頭の「はじめに」の

「人体がいかに重いか」という事実だ。
脚は片方だけでも10キログラム以上あり、持ち上げるのは意外なほど苦労する。
だが不思議なことに、自分の体の「部品」だけは重さを感じない。日常的に「持ち運んでいる」にもかかわらず、である。
一体なぜなのだろうか?

で、確かに。と思い一気にこの本に引き付けられた。

本の内容は、
いろいろ人体の機能や、ウイルスや病気のことの記載もあり興味深かった。
中編くらいでほぼ人の紹介みたいなところは私は面白くなかったが…。

「うがいの効果は限定的」は、驚いた。

病院でもよほどの理由を除き、風邪の予防や治療を目的にうがい薬を処方することはなくなった。
また、うがいそのものの効果も限定的と考えられるようになった。新型コロナウイルス感染症の対策でも、繰り返し叫ばれるのは「手洗い・マスク・三密回避」であり、そこに「うがい」はない。
確かに、うがいをすれば、のどに付着した病原体を洗い流すことは可能かもしれない。だが、次の瞬間に目の前から飛んできた飛沫を吸い込めば、うがいの効果はなくなってしまう。感染対策としてはうがいの優先順位が高くないのはそれが理由だ。

は驚いた。
国も「手洗いうがい」って言ってなかった?と思い検索すると、確かに国からのには「うがい」はない!あると思ってた!
だって昔から「手洗いうがい」って言うし。まぁ気持ちの問題でそうは言ってもうがいするけどね。

他にも染色体の話も興味深かった。

いろんな人たちの研究のおかげで、今の高度な医療があるんだなと思えた。
本も分厚くて読み応えあって、面白い本でした。



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