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HADESが面白すぎた件

HADEDS is 何?

メインビジュアル
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『HADES』は、アメリカ合衆国のSupergiant Gamesが開発・販売したゲームソフト。ギリシア神話を題材にしたローグライク・アクションRPG。 英国アカデミー賞ゲーム部門ベストゲーム賞、The Game Awardsベストインディーゲーム賞、ネビュラ賞ゲームライティング部門など、多くの賞を獲得した。

Wikipediaより

どんなゲーム?

戦闘シーン

こじらせた冥王の息子「ザグレウス」を操作して、冥界からの脱出を試みるゲーム。
「トルネコの不思議なダンジョン」や「風来のシレン」のように、何度も繰り返す度にダンジョンの形状や条件が変化する中、うまいことやり繰りしてステージを進める見下ろし型のアクションゲームである。

・・・とここまで書くとよくあるローグライクなゲームやんって思うんだけど、このゲームが凄いのは

綿密に絡み合ったシナリオとゲームシステムがとてつもなくマッチしている

に尽きるとおもう。
ゲームだからそういうもんだよね、って言う要素が殆どない。
ゲームの世界観でゲームシステムがしっかり説明されてる。そしてそんなゲームがよく出来てたら面白くないわけがない。


ゲームシステムのお話

脱出の度にステータスがリセットされる非力なプレイヤーを、道中に出会うオリュンポスの神々の力を得ながら強くしてひたすら敵をなぎ倒していくゲームである。

左端の濃い5枠が基本行動のスロット

通常攻撃
特殊攻撃
魔弾(魔法みたいなの)
ダッシュ
祈り(ボム)

の5つの基本要素を柱にキャラを育てていくのだが、
ゼウス、ポセイドン、アテナ、アルテミス・・・等々、多くの神々によって与えられるステータスや効果が様々。

ランダムに出現する効果から1つの効果を選ぶ
神によって効果が様々

進めていくと扱える武器も増えるのだが、上記の神々の効果はなんと「武器ごとにも効果が違う」のだ・・!
そして、それぞれの効果に効果量の変わるレア度もある(運)
既に恐ろしい物量。運の虜。

そして道中、プレイヤーは「何を選択」するかもある程度選べる。

左の進路は最大HP増加、右の進路はアルテミスの助力を選べる

分岐路にどの効果が現れるかもランダムである。
(恐らくは極端に偏らないように調整されていると思うが・・)

武器種 x 進路 x 神々の効果 + 道中のイベント

選択肢が膨大である。

最大HPに不安があるときはHPを選べばいいし、攻撃力などを高めたい場合はアルテミスを選べばいい。
戦闘しながら変わっていく自分の状況を踏まえて「最良」を選択していき、目標となる脱出を果たすゲームなのだ。

察しのいいそこのあなた、そうです、つまりコレは・・・

ターン制じゃないだけの風来のシレンやんか・・!!

呼びましたか?

コレに気づいてしまったシレンジャーのそこのあなた、沼の始まりです。
ただ気をつけて欲しい!
コレはシレンみたいなゲームでは有るが、難易度高めのアクションゲームなのでじっくり考えて遊ぶゲームではないです。

冥王の息子ザグレウスの苛立ちを共有しながら、こなくそど根性と神々の特性を理解して突き進むゲームです。
多分難しめに調整してるのを自覚してか、はじめからオプションにGODモードがあります。
それくらいシナリオがすごく良く出来ています。


道中のその他の要素

道中、ダメージを食らってしまって死にそう・・!な時や、あまりにも運が悪くて何とかしたい・・!みたいな、調整要素みたいなのもあります。

神々の助力とは違って一時的な効果しか得られないけど、有用な泉や・・

左の紫色の泉
とっさの助けになることもしばしば

一気に2つも助力が得られる事もあるカロン先生のお店も・・

助力が2つあるのは割とレア

神々の助力ではなく、武器自体のアップグレードが有ることも・・

メイン武器を強化する貴重なアップグレード

シナリオ要素

このゲーム、とにかくシナリオが長く深い。
2万行にも及ぶテキストということだが、ただ長いだけではなくて、色々な条件が上手くかみ合わさっており、ああ、コレ以前聞いたな。みたいな話が殆どない。(本当に驚きである)

翻訳はUndertaleを手がけたハチノヨンさんらしく、海外のゲームを遊んでいる気が全く起きないくらいしっくりくる。

NPCとの会話時には冒険中に手に入る貴重なアイテム「ネクタル」を渡せる者もいる。これらを渡していくと親密度が上がったり、時には冒険を楽にさせてくれるアイテムをくれたりする。

誰に渡すか悩ましい

この「ネクタル」は道中の神々にも渡すことが可能。
そして神々との会話もストーリ進行や武器、その他の要素で変わっていく・・・。

さらにダンジョンの道中に稀に会えるNPCもいる。
このNPCもストーリーに関わっており、親密度や会話の状況でお話が進展していく。恐ろしい。

大岩の前にいる青年・・?

HADESはとにかく冥界を脱出することを目標としてゲームを進めていくのだが、この行為が一体どういう事に繋がっていくのか、はたまた脱出したらどうなってしまうのか・・。
そんな事を想像しながら遊んでみてもらえると良いと思われる。

そして脱出に成功した時に久しぶりの達成感とともに、更に深い沼への招待状が待ち受けているのです・・!



まとめ

とにかく勢いで色々と書いてしまいましたが、久しぶりに凄い達成感と感動を得られたゲームでした。

アクションゲームが苦手だなー・・・っていう人はノータイムでGODモードを選んでもらってもいいくらい辛口なんじゃなかろうかと思われる難易度かもしれないけど、出発時点からある程度強化することも可能な仕組みもあるのでめげずにチャレンジして欲しい!

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2100円は割と強い価格だけど・・


Steam( PC )
https://store.steampowered.com/app/1145360/Hades/


レッツエンジョイ!!

この画面を何回見たことか・・



おまけ

釣り要素なんかもある


稀に出会える神も存在する・・・

入室には傷を伴うが、得られる効果も高い・・?


神のシンボルが2つ・・?

どちらかの神を選択することになるのだが・・・



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