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依存症は根性でどうにもならないから、対抗策を打って付き合っていこう!〜快感回路〜

依存症、種類ありすぎてホントヤバイよね

お金がない

本日はジョンズ・ポプキンズ大学で神経学教授が書いた著書『快感回路』を紹介いたします。

この現代において、依存症に悩まない人の方が珍しいくらいポピュラーなものとなっています。

それもそのはず。あらゆるビジネスが依存症を起こすような仕組みを作り、リピーターを生むようにしているのですから。

依存症ってパッとあげるだけでも

・ギャンブル依存症
・買い物依存症
・スマホ依存症
・ゲーム依存症
・摂食依存症
・アルコール依存症

などなど、生活を害してしまうような依存症があります。

これらは、快感回路(報酬回路)というものが活性化し、この回路を活性化させることはどんな刺激よりもはるかに大きな力を発揮し、抗えないんだとか。

一方で

・ランナーズ・ハイ
・マインドフルネス
・ヘルパーズ・ハイ

といった、いい影響を及ぼすのも同じ回路が働いています。

ここでは快感回路との付き合い方を知り、切り替えるための手法を追っていこうと思います。

「遠ざける」ことが基本戦術

遠ざける

先ほど書いたように

快感回路はどの刺激よりも大きい

ということは、一回回路を回してしまったら戻ってくることは難しいということです

であれば、誘惑を「遠ざけること」が第一歩になるかと。

人間は原始的な脳の方が強く、理性的な脳の方が弱くできていますから、

一度欲望に着火してしまうともう消え去るまで抗えないのです。

原始的な脳と理性的な脳については以前記事を書いたのでどうぞ!

言い換えれば、

その欲望に行き着くまでにいくつもの「障害」を用意する

ということ。

例えば、

ギャンブル依存症→親や恋人に財布を握らせる
買い物依存症→上と同じ
スマホ依存症→家にいる時はスマホを棚の奥にしまう
ゲーム依存症→テレビならコンセントを抜いておく。ゲームをしまう。
摂食依存症→家に食料を置かない。買い出さないとない状態にしておく
アルコール依存症→これも上と同じ

といった小さな工夫が結構効きます。

また、大概快感回路が暴走している時は寝不足であることが多いので

睡眠時間は意識的に伸ばした方が自分の取りたい行動が取れる可能性が高いです。

特に、協力できるのであれば人に障壁になってもらったら最強ですね。

ハメ外す時はガッツリやりましょう!

遊び心

人間はありがたいことに習慣の生き物です。

それは、裏を返せば一日のインパクトは大したことがないということ。

継続しなければ効果がないものばかりです。

でも逆に、一日暴食したってあとで全然取り返せます。

だから、全部封じるのではなくハメを外す日を1週間に1日は設けた方が経験上付き合いやすいです。

体脂肪率を極限まで絞る、ボディービルダーだって代謝機能を衰えさせないため、

2~3週間に1回「チートデイ」という思う存分食べていい日を設けています。

依存症をなくすのではなく、付き合うことが大事です。

後悔したところで、時間は戻ってきませんし

人間は欲望の生き物ですから、「あの時ああしとけば・・・」という後悔は絶対に沸きおこります

後悔はするものです。切り替えればいいだけなんです。

思う存分遊ぶ時間を、あらかじめ決めておけばいいだけです。

遊びすぎたり、食べすぎたりしたら次の日に仕事しまくったり、運動しまくったりすればいいだけです。

快感は人生で絶対必要ですから、引きずらないようにいきましょう!


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