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おあとが気になる?「春おぼろ」


https://youtu.be/mrXMbfgSzB8

「まりんまま」さん

「春おぼろにまつわるエピソードは特にないんです。
自分の経験に似ているってこともありません。
ただ何故かこの歌の続きはどうなったんだろう……と思いました。
親の反対を押し切り結婚したのか、 別れたのか、 そこが気になって笑
希望は時間がかかっても親を説得し、最終的には結ばれる。
このようなありふれた事でも自分に経験がない為、想像の域は出ませんが。
今でもこの歌を聴くとそう思います。サトウさんの歌を楽しみにしています。」

と、言うわけで「弾き語りリクエスト」の4曲目は
「岩崎宏美」さんの「春おぼろ」です。

歌詞の世界観がもう「THE昭和!」ですよね。
よくお笑いのネタにもされる「娘さんを下さい」って設定です。
とは言え、実際にはこの様な目にあったかたもいらっしゃるのでは。

「まだ早い、若すぎる」

相手の父親は床の間を背にして、着物なんか着てるんですよね。
腕組みなんかして。

昔の父親って威厳があったから怖かったよなあ〜

ウチにも娘がいるけどいつかこんな日が来るのかな。

「娘さんと結婚させてください」って。

オレはどうすりゃいいんだろう?

やっぱよくあるように

「な〜に〜〜〜〜〜 そ・そ・そこを動くな〜!!!」

ってんで、床の間に掛けてる日本刀かなんかを
鷲づかみにするのがあるべき姿なのか・・・


ー 閑話休題 ー


「まりんまま」さんも書いてますが
このカップルの続きが気になりますね。

このまま別れるのか?

やがて気を取り戻した彼が再挑戦に来るのか?

それともいっそ駆け落ちるのか?

春がおぼろに過ぎていくなら
やがて来る夏はあざやかに彩られるのか・・・

う〜ん・・・ワカラン

そうそう、続きが気になると言えば
オレが中学生の時、国語の授業で
「安岡章太郎」さんの「サーカスの馬」
って小説を取り上げました。

ご存じの方もいらっしゃると思いますが
自分に自信の無い少年が見かけた
サーカス小屋のみずぼらしい馬は
実は、花形だった、って話です。

先生が「感想文を書きましょう。」

そこでオレは「この少年の今後が気になる」
という趣旨の文章を書いたら
先生がずいぶん誉めてくださいました。

そこまでは鼻高々だったのですが

「じゃあサトウ君が言うようにこの続きを
みんなそれぞれ考えて提出してください」

「え〜」
「なんで〜」
「めんどくせえ〜」
「お前がいらんこと書くからこうなったじゃねえか」
「ちちくりまわさるっど」

と、大盛り上がりに盛り上がった2年2組でした(^_^)


ー さらに 閑話休題 ー


さて春おぼろですが

作詞は山上路夫さん、

大御所です。

赤い鳥 翼をください
小柳ルミ子 瀬戸の花嫁
GARO 学生街の喫茶店
野口五郎 私鉄沿線
・・・・・・

とても書き切れません。
調べて見て下さい。驚きますよ。

個人的にはベルバラの「薔薇は美しく散る」
が好きです。


作曲は筒美京平大先生!

説明不要の人間国宝!です。

蛇足ながら
いしだあゆみ ブルー・ライト・ヨコハマ
近藤真彦 スニーカーぶる〜す
尾崎紀世彦 また逢う日まで
南沙織 17才
稲垣潤一 ドラマティック・レイン
ジュディ・オング 魅せられて
郷ひろみ よろしく哀愁
麻丘めぐみ わたしの彼は左きき
太田裕美 木綿のハンカチーフ

もちろん書き切れません。
調べて見て下さい。卒倒しますよ(^_^)

ちなみに、山上路夫&筒美京平コンビでは
野口五郎の「甘い生活 」もあります。


岩崎宏美さんは声が高いので
当然Keyは下げました。

その結果、B♭mという
面倒くさいKeyになってしまいました。

いっそAmなら「♯」も「♭」も1つも無いのですが


そのわずか半音上なのにB♭mは



とフラットが5つも付いてる!
つまり「ド」と「ファ」以外はみんな黒鍵!
というオソロシイKeyです。

当然、井上さんも困ってました。
今回はたまたまですが♯、♭が多めの曲が集中しました。
いつもと変わらぬ「涼しい顔」で演奏してますが
大変だったようです。

オレはカポしてるので・・・(^_^)

ただ、Keyは下げたとは言え
最高音は「♭シ」1弦の6フレットです!
限界超えてますが1瞬だけなので。

「♫怒っているでしょ」の「しょ」は裏声なのでいいのですが
その次の「駅の灯が」の「え」の音が「♭シ」です。
やはりもう一つ下げるべきでしたね。
そうすりゃ井上さんもかなり楽になったのにね(^_^)


そして曲の途中に「スターチャイム」入ってます。
「Bell Tree」と言ったりもしますが
これは岩崎宏美さんのオリジナルに入ってるので
それを再現しました。
井上さん大忙しですね(^_^)


オレもリフが多く、井上さんとのユニゾンもあって
最後まで気が抜けない演奏でした。

そんなこんなで、今回はこの曲が最難関でした!


さて次回は、彼岸過ぎた頃を歌った(^_^)有名な歌です。
お楽しみに!


PS
天野さんの誕生日が近づいて来ました。
それに合わせた日足の制作も急がねば。
2曲、候補があるのですがまだ迷ってます。
ああ、4月が終わる・・・

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